https://www.babys-care.net/life/

ベビーローションで赤ちゃんの肌を守ろう

ベビーローションで赤ちゃんの肌を守ろう

赤ちゃん用のベビーローションとは?

ベビーローションとは、赤ちゃんのための保湿剤のこと。
乳液のような使い心地で、伸びが良く、肌への浸透率が良いのが特徴です。
商品によってさらっとしていたり、しっとりとした付け心地のものもがあります。

赤ちゃんの肌に浸透させ、乾燥しがちな水分を補う目的で使います。
赤ちゃんの肌に直接つけるものですから、保湿剤とはいえ低刺激の肌に優しいものを選んであげたいですね。
そのため、必ず「赤ちゃん用のローション」を選んであげましょう

 

【ベビーオイルやクリームとの違い】
赤ちゃんの保湿剤には、ベビーオイルやベビークリームといった商品もあります。
使用する目的や成分が異なりますので、覚えておきましょう

 

《ベビーオイル》
石油を高純度に精製した無色透明の鉱物油(ミネラルオイル)が主成分となっていて、医療目的でも使われている白ワセリンと同じ製法です。
赤ちゃんの肌から水分が乾いてしまうのを予防する目的で使われます。

 

ベビーローションでしっかり水分を補い、ベビーオイルで蓋をすることで、より効果的に保湿ができます

 

《ベビークリーム》
ベビーローションよりも保湿力が高く、水分の保持力が高いのが特徴。
こってりとした使用感で、ベビーローションほどの伸び力はないため、全身に使うには多少不向き。
もちろん、全身にも使えますが、口元など乾燥しがちなところに部分的に使うのに向いています

赤ちゃんにベビーローションは必要?

新生児期の赤ちゃんは、ホルモンの影響で皮脂の分泌が盛んです。
この時に保湿をすると、さらにベトつくのでは…と考えがちですが、沐浴で皮脂をきれいにし、肌を清潔に保つためにはベビーローションでの保湿が効果的です。

 

皮脂分泌が落ち着いてきた頃でも、皮膚の厚さが大人より薄い赤ちゃんですから、乾燥しがちな肌になります。
水分をしっかり補給し健やかな肌を保つことで、肌トラブルを未然に防ぐためにも、ベビーローションを使った肌の保湿は続けてあげたいですね。

 

【アトピー性皮膚炎の予防にも?】
赤ちゃんの肌を保湿してあげることで、アトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低くなることが、2014年の国立成育医療研究センターによる研究報告(※1)にて分かっています。

 

※1 サイト参照:独立行政法人国立成育医療研究センター 世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見(https://www.ncchd.go.jp/press/2014/topic141001-1.pdf)より

ベビーローションの使い方

ベビーローションの使い方を確認しておきましょう。

 

【使用時期は1年中】
乾燥する季節と言えば冬ですが、肌が敏感な赤ちゃんには一年を通してしっかり保湿してあげましょう。
夏はエアコンなどで空気が乾燥しがちだし、肌を健やかに保つためにも保湿が重要となります。

 

【毎日使う時間を決めよう】
毎日ベビーローションを使用する時間を決めておくことで、塗り忘れを防ぐことができます。
おすすめなのは沐浴の後
お湯から上がった後は肌が乾燥しやすいので、念入りに保湿してあげましょう。

 

【ベビーローションの塗り方】
ベビーローションを塗る前は手をしっかり洗い、清潔な状態にします。
手に雑菌が残っていると、赤ちゃんの肌に塗ってしまうことになるためです。

 

水分もしっかり拭き取ったらベビーローションを適量手に取り、人肌くらいに温めます。
顔、お腹、腕、足、背中やお尻も忘れずに、手のひらを使ってマッサージするように塗ってあげましょう。
特に乾燥しがちな目元や口元は念入りに塗ってあげましょう。

ベビーローションを選ぶポイント

種類がたくさんあるベビーローション。
商品を選ぶ時には、以下のことにポイントを置いて購入してみてください。

 

【肌に合っているもの】
「ベビーローション」と商品名がなっているものの多くは低刺激ですが、着色料と香料が含まれていないものを選ぶようにしましょう
赤ちゃんの肌に合っているかどうか、まずはパッチテストを行います
二の腕か太ももの内側に用意したベビーローションを薄く延ばし、1日たってもかぶれや肌荒れ、湿疹などの肌トラブルがないかを確認して、問題ないようなら全身に使っていきます。
メーカーによっては店頭にテスターがありますし、サンプルが貰えるものがあるため、使ってみるといいですね。
テスターやサンプルがなかった場合、最初は大容量ではなくミニサイズから試してみるのがいいでしょう。

 

【続けやすさ】
赤ちゃんの肌に合っているベビーローションを見つけても、継続できないと意味がありません。
続けやすい値段や、購入しやすさも視野に入れて選びましょう。
通販サイト限定商品を購入するにしても、気軽に買いやすいかも選ぶ基準に入れた方がいいでしょう。

 

【薬用タイプ】
あせもがひどい赤ちゃんは、部分的に薬用タイプを使ってみるのもおすすめ。
ただし、効果が表れなかった時は早めに受診してください

ベビーローションで赤ちゃんの肌ケアを

赤ちゃんの肌を保湿してくれるベビーローション。

 

塗ったり塗らなかったりだと、あまり意味がありません。
赤ちゃんのお世話のルーティーンにしっかり組み込んで、塗り忘れがないように続けてあげたいですね。
そのためにも、赤ちゃんの肌に合っている商品を見つけ、継続して使ってあげることが大切。

 

新生児のころからしっかり塗ってあげて、肌トラブルを未然に防いであげましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php