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赤ちゃんにスキンケアは必要?方法は?

赤ちゃんにスキンケアは必要?

赤ちゃんの肌にスキンケアが必要な理由

赤ちゃんの肌はすべすべで、頬はふっくらみずみずしい弾力があって、とてもきれいなイメージがあると思います。
赤ちゃんはそのままでも理想的な肌だから、スキンケアは不要なのでは?と思ってしまいそうになりますが、そうではありません。

 

赤ちゃんの肌は大人よりも繊細でダメージを受けやすく、トラブルも付きものです。実は、赤ちゃんの肌にこそ正しいスキンケアが欠かせないのです。
赤ちゃんの肌がトラブルを受けやすい理由には、例えば以下のようなものがあります。

 

【よだれや汗の分泌量が多い】
赤ちゃんはよだれを出している事が多く、自らのよだれでかぶれてしまうことも多いものです。
また、体温が高いので汗も大人よりたくさんかきます。そのままにしておくと、あせもになってかゆみを生じ、かきむしってしまうこともあります

 

【外部からの刺激が多い】
よだれや汗を拭き取るためにタオルやウェットティッシュを使う機会も多く、そのたびに肌に摩擦が起こり、その積み重ねでダメージを受けてしまいます。
1日に何度も拭き取るので、外部からの刺激は不可避なのです。

 

【肌を守る機能がまだ完全ではない】
赤ちゃんの肌は大人の約半分の薄さとも言われます。
そのため、肌を守るバリア機能が未熟だったり、皮脂分泌や水分量も大人に比べて少ない傾向があります

 

またほかにも、ホルモンの分泌量が変化したり、湿疹が出たり、とさまざまな原因で赤ちゃんの肌にトラブルが起こることがあります。しっかりスキンケアをすることで、トラブルを少しでも減らせるようにしましょう。

 

赤ちゃんにおすすめのスキンケア方法

【ステップ①体を洗う時は優しく】 
赤ちゃんの肌は繊細なので、タオルなどでゴシゴシこするのではなく、たっぷりの泡で包み込むように優しく洗うことを心がけましょう。石鹸やボディーソープは刺激の少ないものを選んでくださいね。

 

くびれや耳の後ろなど、汗や汚れが溜まりそうなところを丁寧に洗って、すすぐ時は泡残りがない様にしっかりと行って下さい。
赤ちゃんの首、腕や足、お股のくびれのしわにボディーソープが残っている事もあります。しっかりとしわになっている部分を伸ばして、洗い残りのない様にしましょう。

 

【ステップ②肌に合わせて保湿する】
赤ちゃん専用であっても、ボディーソープには少なからず界面活性剤が入っているものが多い為、洗い流されてしまった肌の表面バリアを保湿剤で補ってあげる必要があります。

 

・ワセリン
・クリーム
・乳液
・化粧水

 

できるだけ刺激が少なく、赤ちゃんの肌に合ったものを選びましょう。夏には軽めのテクスチャのものを使うなど、季節によって使い分けるとその時期特有の肌トラブル対策にも繋がります。
乾燥が気になる時にはこまめに、お風呂上りや着替える時に1日2~3回を目安に行いましょう。保湿ケア後に肌がしっとりしたら、しっかり保湿できているサインです。

 

【ステップ③外部の刺激から守る】
よだれやミルクや食べ物の汚れを拭き取るために何度も顔まわりをこすらず。できたら洗い流し、その後ワセリンでこまめに保護してあげましょう。
赤ちゃんの肌は大人に比べてとっても繊細です。ゴシゴシ拭き取ったり、繰り返すことで摩擦が肌にダメージを与えてしまいます。
外部の刺激から守るためにも、赤ちゃんの肌には優しく触れるように意識して下さい。

 

赤ちゃんのスキンケアで注意する点は?

【注意点①清潔に保つ】
赤ちゃんのスキンケアでは、まずは、肌を清潔に保つことが大切です。よだれや汗を拭き取るタオルや衣服など、赤ちゃんに触れるものも清潔なものを使って下さい。

 

素材は刺激の少ない素材の綿を使ったものを選んだり、縫い目やタグにかゆみを感じないものだとなお良いですね。かゆみが出て掻いてしまうと傷からバイ菌が入ったり、掻いた傷から膿んでしまう事もあります。

 

また、赤ちゃんやママの爪を清潔にしておく事も大切です。爪の中に汚れが溜まっていると、肌を触る際に刺激を与えてしまいかねません。赤ちゃんに触れる大人の指先や衣類なども清潔に保ってください。

 

【注意点②衣服による刺激から保護する】

肌に直接触れる衣服や肌着の素材についても意識してみましょう。
特に冬場は温かさを重視して衣服を選んでも、含まれているアクリル素材のチクチクが赤ちゃんの肌に刺激になる事もあります。

 

まとめ

赤ちゃんの肌にもスキンケア必要です。ただ、赤ちゃんは大人と違って肌への気遣いを自ら行うことはできません。
汚れた手で平気で掻きむしったり、乾燥してカサカサしている部分があっても自分ではどうしようもできないのです。

 

普段からママやパパがスキンシップをとる中で、赤ちゃんの肌トラブルや、トラブルになる前の不調に気づけると早めの対策につながります
そして、気を付けてスキンケアをしていても何か気になる点が出てくれば、自己判断で済まさず、早めに病院を受診しましょう。

 

正しいスキンケアで赤ちゃんの肌を守り、健やかな状態に保ってあげてくださいね。

この記事を書いたライター

みはる
みはる

料理が好きでブログも運営しているマルチライター。プレママやこれから妊娠を予定している方に役立つ知識を、分かりやすくお届けします!

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