ベビーサンダルは何に注目して選ぶ?
暑い季節に手軽に履けるサンダル。まだ、ねんね期の赤ちゃんには不要ですが、つたい歩きができるようになったり、少しずつひとり歩きをしはじめたりする赤ちゃんにはサンダルを選んであげたいなと思うママもいるでしょう。
しかし、ベビーサンダルとひとことでいっても、さまざまなタイプがあり、種類も豊富なので、何に注目して選べばいいのか迷うこともありますよね。
今回はそんなベビーサンダルの選び方のポイントをご紹介します。夏のお出かけや外遊びを安心して楽しむためのポイントでもあります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ベビーサンダルの選び方①機能性
ベビーサンダルを選ぶときには、まず次のような機能面に注目してみましょう。
【かかとや甲が固定できるもの】
つっかけや一般的なビーチサンダルのように、かかとや甲がパカパカ浮いてしまうタイプのサンダルよりも、かかとがきちんとついているもの、甲はマジックテープなどできっちり固定できるものがおすすめです。固定できるものでないと、歩きづらく、躓きやすくなってしまいます。特に転びやすい赤ちゃんにとっては危険です。
歩行が安定するのは一般的に4歳ごろだと言われています。それまではパカパカと浮かずに足にしっかりホールドできるタイプのサンダルを選びましょう。
【つま先の出ないもの】
つま先が出ているタイプだと、転んだり躓いたりしたときにケガをしやすいというだけでなく、赤ちゃんの小さい足が前へずれて歩きづらくなってしまうというデメリットがあります。なるべくつま先まですっぽり覆われているタイプのベビーサンダルがおすすめです。
【ママが履かせやすいもの】
赤ちゃんはまだ自分でサンダルを履けないので、ママやパパが履かせたり、脱がせたりすることになるでしょう。脱ぎ履きに時間がかかってしまっては、お出かけも大変です。できるだけ大きく開き、マジックテープで止めるだけなど、さっと脱ぎ履きさせやすいものがおすすめです。
【滑りにくいもの】
赤ちゃんの靴は底面が柔らかく、歩きやすさを考えてつるつるしたものもありますが、ベビーサンダルを履く場所はプールや海など濡れている地面である場合も多いです。底面にも注目して、滑りにくくないかもチェックしてみましょう。
ベビーサンダルの選び方②素材
次にベビーサンダルの素材についてもチェックしておきましょう。
【柔らかい素材のもの】
赤ちゃんの足はまだ発達途中なので、その成長を妨げないよう、柔らかい素材のものを選びましょう。ソールも足の動きを邪魔せずに曲がりやすいものがおすすめです。また、履いていて痛がるようなものだと、次からは履いてくれなくなる可能性もあります。ママが触って、柔らかさを確かめてあげましょう。
【通気性があるもの】
赤ちゃんは汗っかきなので、足の裏も汗をかくことがあります。びっしょり足の裏に汗をかいてしまうと、靴の中が蒸れて気持ち悪くなってしまいます。足の甲の部分などがメッシュタイプのものや天然素材が使われているものだと、通気性もよく、蒸れにくいのでおすすめです。
【耐水・速乾性のあるもの】
ベビーサンダルは水に濡れる場所で履くことも多いですし、汗をかいたり汚れたりすることも多いので、洗う回数も多くなりますよね。そのため耐水性のあるものや速乾性のあるものがおすすめです。赤ちゃんが衛生的に履けるように選んであげましょう。
ベビーサンダルの選び方③サイズ
機能面、素材面を重視しながら気に入ったものが見つかったら、次はベビーサンダルのサイズをチェックしましょう。
【サイズはしっかり足に合ったもの】
ベビーサンダルを買うのであれば、できるだけ長く履けるもの…と考えてしまいがちですが、大きすぎるものはどれだけ足が固定できるタイプのものでも脱げやすくなってしまいます。赤ちゃんの足のサイズはすぐに大きくなってしまいますが、サイズは必ず赤ちゃんの足のサイズに合ったものを選んであげましょう。
一般的なサイズの目安は6ヶ月〜12ヶ月で10〜12cm、1歳0ヶ月〜1歳半で11〜13cmくらいです。
しかし、これらはあくまで目安し、甲の高さや足幅によってもサイズは変わってきます。できるかぎり実際に赤ちゃんにベビーサンダルを履かせてみてから購入するのがおすすめです。
マジックテープでサイズがある程度調整可能なものもありますが、それでも子どもが小さいうちはひと夏しか履けないことが多いです。1年後はまた新たに、赤ちゃんの足のサイズに合ったサンダルを選んであげましょう。
最近ではネット通販などで、安価に購入できるものも増えていますが、実際に素材の柔らかさや耐久性、足のサイズなどを確認するため、店頭で見て試し履きをさせてから購入する方が安心です。
まとめ
最近はさまざまなかわいらしいデザインのベビーサンダルが販売されています。デザインももちろん大切ですが、まずはまだ未熟な赤ちゃんの足の安全を守るものを選び、かつママが履かせやすいものを選びましょう。成長期である赤ちゃんの場合、履ける期間は短いですが、本人も気に入って履いてくれるようなベビーサンダルを見つけられるといいですね。