子育て中のソファは汚れやすい
子育てをしていると、様々な家具が汚れたり傷ついたりしやすいものですよね。
その中でも特にソファは布製であったり、大型で洗うのが難しかったりするので、子育て中は気を遣うことが多いのではないでしょうか。
しかし、テレビを見たりくつろいだりと、家族団らんの時間はソファを使うシーンが多いもの。
どうしても汚れる可能性が高くなってしまいます。
そこで今回は、子育て中のソファの汚れ対策と、もし汚れてしまった場合のお手入れ方法などをまとめました。
子育て中のソファの汚れ防止策
新たにソファを購入する場合のソファの選び方や、既存のソファへの対策などについて以下でご紹介します。
【合皮タイプのものを選ぶ】
新しくソファを購入する場合、汚れの対策をしやすいのが合皮タイプのソファです。
合皮タイプのものは、汚れてもサッと拭けば取れやすく、短時間ならある程度の水分も染み込むことがなくおすすめです。
日頃から水拭きをすることで清潔さを保ちやすいのも合皮タイプのソファのメリットでもあります。
しかし、アイボリーなど淡い色のものは濡れたジーンズなどが色移りする可能性もあるので注意が必要です。
また、合皮は経年劣化でボロボロと割れてきてしまったり、品質や使用状況によっては寿命が短かったりするものもあります。
【カバーが洗えるソファを選ぶ】
布製のソファには、合皮タイプにはない暖かさがあります。
近年流行のナチュラルテイストのインテリアに馴染みやすいのは布製のソファです。
しかし、布製のソファは液体などをこぼすとすぐに染み込んでしまうというデメリットもあります。
合皮タイプのようにサッと拭いてもしばらくは湿った状態が続くこともあるでしょう。
そこで布製ソファを新たに購入するならば、カバーが洗えるタイプのものを選ぶのがおすすめです。
洗濯機で丸洗いできれば、いつも清潔!
洗い替えで色やデザインを変えて異なる雰囲気を楽しんでも良いでしょう。
【ソファカバーを使用する】
ソファにはソファカバーを使用することで汚れを防ぐことができます。
布製ソファだけでなく、合皮や本革ソファにも使用できるカバーもあり、赤ちゃんのよだれや食べこぼしの際も安心ですよ。
万が一ソファについた汚れが落ちなかったとしても、カバーを使用することで汚れを隠せるので便利です。
【防水カバーを使用する】
先述したソファカバーは、布製で薄手のものが多いです。
洗濯機で簡単にお手入れができるのがメリットですが、飲み物など大量の水分をこぼしてしまうとソファ本体に染み込んでしまいます。
そこでおすすめなのが、防水カバーを使用することです。
防水カバーは、ソファ全体を覆えるものと、座面のみ覆えるものがあります。
防水カバーをかけた上から、ソファカバーをかければ、部屋の雰囲気を壊すことなくソファの汚れを防げますよ。
【防水スプレーを使用する】
布製ソファには、防水スプレーをかけても良いでしょう。
多少の汚れや水分なら弾いてくれますよ。
ソファ全体にかける前に、目立たない部分に狭い範囲でかけてみて、変色などがないかを確認するのを忘れずに。
防水スプレーを使用する際は、子どもが吸い込んでしまわないよう、別室にいる時に行ってくださいね。
ソファが汚れた時のお手入れ方法
どれだけ対策をしていても、子育てをしているとソファは汚れてしまうこともありますよね。
汚れてしまった際のお手入れ方法は、ソファの材質によって異なります。
【合皮のソファのお手入れ】
合皮ソファが汚れてしまった場合は、中性の洗濯用洗剤をうすめたものを柔らかいタオルに染み込ませて軽く拭きます。
洗濯用洗剤で汚れが落ちなければ、合皮用クリーナーを使用しても良いでしょう。
合皮は強くこすると表面がポロポロとはがれてきてしまうため、力を入れずに拭くのがポイントです。
【布製ソファのお手入れ】
布製ソファの場合は、飲み物や食べ物の汚れの場合は食器用洗剤をうすめたものを柔らかいタオルに染み込ませて叩くように拭きます。
お茶などを大量にこぼしてしまった場合は、ペットシートの吸水面を汚れに当てておくとしっかりと吸ってくれます。
時間が経過してしまうとシミになるので、カバーが洗えるタイプのものは、すぐに洗うようにしましょう。
【本革ソファのお手入れ】
本革ソファの場合は、合皮と異なり水分にとても弱いです。
たとえ水だとしてもシミになりやすいので、液体をこぼしてしまった場合はすぐに柔らかい乾いたタオルで拭き取りましょう。
熱にも弱いので、ドライヤーをあてるのもNG。
汚れが気になる場合は、本革用クリーナーでお手入れをしましょう。
まとめ
インテリアの中心となるソファは、子どもがいると汚れやすいため撤去してしまうママも多いようです。
しかし、ソファがあると楽に授乳ができたり、子どもが成長してからも「テレビを見る時はソファに座ってね」などと習慣づけることができる利点もあります。
汚れの対策をしっかりとしながら、お気に入りのソファを長く使えるといいですね。