男女でのおむつの違いは?
赤ちゃんには必須アイテムとなる、おむつ。
大人でも、男女別で下着のデザインや構造に違いがあるように、男女別で違いがあるのか気になるママは多いと思います。
もし、男女別で違いがあるならば、出産準備の際におむつを買い過ぎては行けないかな?と心配しているママもいるのではないでしょうか。
そこで今回は、男女でのおむつとそのケア方法の違いについてご紹介します。
男女でのおむつの違い
おむつは、男女兼用のものが多いです。
しかしメーカーによっては男女で違いがあることもあります。
おむつの男女の違いは主に
・おむつのデザイン
・おむつの構造
となります。
【デザインの違い】
色や柄といったデザインのみが男女で分かれているおむつもあります。
しかし、0歳児の赤ちゃんを対象としたおむつは、男女別でデザインが分かれていることは少ないです。
赤ちゃん用のおむつは、男女どちらでも使いやすいような優しいデザインや色を用いられていることが多いですよね。
一方で、トイレトレーニングを始める2歳前後の子どもへ向けてのおむつは、メーカーによっては男女でデザインが分かれていることもあります。
2歳前後となると、自我が強くなり、子どもによっては身に着けるものにもこだわりを持ち始める時期。
一見おむつに見えないパンツのようなデザインで、子ども自身の「お兄さん・お姉さんになった」という気持ちを尊重できます。
【構造の違い】
デザインのみでなく、男女でおむつそのものの構造が異なる商品もあります。
例えば、男の子用ならばおむつの前側に、女の子ようならばおむつの中央側にポリマーが多めにあるものがあります。
これは、男の子と女の子の性器の位置に配慮した構造ですよね。
特に男の子の場合は、おむつをしていたとしてもおしっこ漏れに悩むママは多いようです。
そのうちの原因の一つとして、おしっこをおむつが吸い切れていないというものがあります。
男の子は、女の子と異なり性器が前の方についています。
赤ちゃんが成長して動きが活発になってくると、性器の位置が変わったりして、ポリマーが少ない場所におしっこがかかってしまうこともあるのです。
すると、おしっこを吸収しきれずに、漏れてしまう原因にもなります。
おしっこ漏れに悩んでいるママは、男の子用の構造のおむつを試してみても良いかもしれませんね。
男女のおむつのケア方法の違い
おむつそのもの以外にも、男の子と女の子ではおむつの取り付け方やケア方法に違いがあります。
【男の子の場合】
男の子のおむつ交換の際に多いトラブルとして、おしっこをされてしまうというもの。
もちろん女の子でも、おむつを外した際におしっこが出てしまうことはあるのですが、男の子の場合はどうしてもおしっこが飛び散りやすくなっています。
おむつ替えの際、おむつを外した瞬間におしっこが出てしまう赤ちゃんは多いようです。
そのため、おむつを外したらおむつの前側で性器を優しくおさえましょう。
そして、新しいおむつに交換します。
お尻を拭いている際にもおしっこが出てしまうことがあるので、心配ならばおしりふきなどを性器に乗せておくと、飛び散ってしまうことは避けられます。
また、おむつを交換したら、性器の向きを下向きにしましょう。
男女兼用のおむつの場合、ポリマーがおむつの下側に多くついています。
そのため、性器が上や横を向いていると、ポリマーの少ない部分におしっこがかかり、漏れの原因となってしまうのです。
この方法をとるだけで、おしっこ漏れの悩みが解決したというママは多いですよ。
【女の子の場合】
女の子の場合も、男の子と同様におむつ交換の際に出てしまうおしっこには注意が必要です。
女の子は、男の子のようにおしっこが飛び散ってしまう可能性は少ないですが、勢いが良い場合は飛び散ってしまうこともあります。
そのため、おむつを開けたら、おしりふきなどをそっと乗せておくとおしっこが飛び散ることなく安心ですよ。
また、女の子は性器の構造上、しわなどに汚れがたまりやすいです。
割れ目についた汚れなど、しっかりとふき取って上げることが大切です。
しかし、デリケートな部分なため、優しい力でゆっくりとケアしてあげましょう。
また、うんちをした際は、大腸菌などの雑菌が性器についてしまう可能性もあるため、前から後ろに向けて汚れをふき取るようにしましょう。
まとめ
普段何気なく行っているおむつ交換。
しかし、なかなかうまくいかなかったり、おむつ漏れなどのトラブルが多かったりする場合は、赤ちゃんの性別に合わせたおむつを検討しても良いかもしれませんね。
おむつそのもの以外にも、装着やケアの仕方にも男女別でポイントがあります。
初めのうちは慣れずに時間がかかってしまうと思いますが、数をこなすうちに慣れてきますよ。
1日に何回もおむつを交換するのは大変と感じるかもしれません。
しかし、長い子育て期間の間、赤ちゃんがおむつをしているのはほんの数年間。
おむつ交換の際に声をかけたり、スキンシップをしたりして、今ある時間を楽しめると良いですね。