赤ちゃん用ヘアピンとは?
赤ちゃんの髪の毛は個人差があり、生まれつきフサフサの子もいれば、徐々に生えそろってくる子もいます。
赤ちゃんによっては、早い子で生後4~5ヶ月くらいで、前髪が伸びてきて、目にかかるようになる子も。
そんな時に活躍してくれるのが赤ちゃん用のヘアピンです。
赤ちゃん用のヘアピンは、大人が着けるヘアピンとは異なり、素材が柔らかく、デリケートな赤ちゃんの頭に着けても痛くないものでできています。
まだ髪の毛が少なく短い赤ちゃんは、結ってあげるのが難しいこともあるので、前髪が伸びて邪魔になっているときなど、ヘアピンを使って髪の毛を留めてあげましょう。
そこで今回は、赤ちゃんに使うヘアピンの選び方と注意点についてご紹介します。
赤ちゃんにヘアピンはいつからOK?
赤ちゃん用のヘアピンを使ってい良い時期というのは、明確に決められているわけではありません。
赤ちゃんによって髪の量も長さも異なります。
・前髪が伸びて目にかかる
・横髪が伸びて顔にかかる
など、赤ちゃんの様子によって使い始めるようにしましょう。
髪の毛の量が少ない・短い赤ちゃんの場合、ヘアピンを着けることができませんが、そんなときは帽子やヘアバンドで赤ちゃんのオシャレを楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
赤ちゃんが使えるヘアピンの選び方
赤ちゃんの髪の毛は大人と違って、とても細くサラサラしています。
そのため、上手にヘアピンを使うには以下のポイントを参考に選ぶようにしましょう。
【髪の毛をしっかり挟めるものを選ぶ】
髪が少なく細い赤ちゃんでも着けられるヘアピンを選びましょう。
クリップタイプであれば、赤ちゃんの髪の毛をしっかり挟んでくれるので使いやすいですよ。
クリップ部分には滑り止めや布製のクッションが付いており、金具が赤ちゃんの髪の毛を直接挟まないようになっています。
これなら赤ちゃんの薄くて細い髪の毛を傷つけることなく固定できるため、安心して小さな赤ちゃんでも着けることができます。
【誤飲しないサイズのものを選ぶ】
赤ちゃんの場合、ヘアピンで留めていたとしても、何かの拍子にヘアピンがスルッと外れてしまうことも。
その際に、赤ちゃんがヘアピンを口に入れてしまわないよう、誤飲しにくいサイズのものを選ぶことも重要です。
基本的には、赤ちゃんがヘアピンを着けている間はうっかり誤飲しないよう、ママやパパがしっかり見ているか、外れそうになっていたら予め取り外したり着け直したりするようにしましょう。
【柔らかい素材のものを選ぶ】
赤ちゃんの頭皮はとてもデリケートです。
金属タイプのもだと、赤ちゃんの髪の毛を挟む際に、頭皮を傷つけてしまう恐れもあるので、なるべく柔らかい素材でできたヘアピンを選ぶようにしましょう。
布やフェルトなどでピンの部分を覆っているものであれば、安心して着けることができますよ。
赤ちゃんのヘアピンを使う際の注意
赤ちゃんにヘアピンを使う時にはいくつか気を付けたいことがありますで、覚えておきましょう。
【大泉門は避けて着ける】
赤ちゃんの頭の上の方には、ペコペコと柔らかい大泉門と呼ばれる部分があります。
これは、赤ちゃんの頭蓋骨がまだ閉じ切っていない部分で、刺激してはいけないところです。
ヘアピンで髪の毛が引っ張られたり、ヘアピン自体が刺さったりしては大変です。
大泉門の周辺部分にヘアピンを着けないように気を付けましょう。
【誤飲に注意】
赤ちゃんは、トイレットペーパーの芯を通ってしまう大きさのものは、なんでも誤飲してしまう可能性があります。
赤ちゃん用のヘアピンは、小さい作りとなっている商品が多く、トイレットペーパーの芯は簡単に通ってしまいます。
手にしたものを何でも舐めてしまう赤ちゃんですから、ヘアピンを自分で外して誤飲してしまうという可能性も大いにあるのです。
前述したように、ヘアピンを赤ちゃんに着けている時は、赤ちゃんから常に目を離さないようにしましょう。
特にベビーカーや抱っこ紐を使用していて赤ちゃんの顔が確認できない場合は要注意。
あらかじめきちんと外しておくようにしてください。
ヘアピンはデザインもかわいらしいので、赤ちゃんの興味を引きます。
外した際の保管場所は、赤ちゃんの手が届かないところにするなど、工夫をするようにしてくださいね。
【嫌がったら使わない】
赤ちゃんは体に違和感を覚えるようなものは、付けるのを嫌がることがあります。
特に頭は、ヘアピンに限らず帽子やヘアバンドなども嫌がるほどです。
赤ちゃんが嫌がっている時は無理に着けないようにしてください。
ヘアピンを自分で引っ張って髪の毛が抜けてしまうこともありますし、ヘアピンを取ってしまうと口に入れる可能性もあるためです。
まとめ
赤ちゃんの髪の毛が伸びてきたら取り入れたいヘアピン。
女の子の赤ちゃんをよりかわいい姿に変えてくれるアイテムですね。
今回ご紹介したような、赤ちゃん用のヘアピンの選び方や注意点を参考に、ママと赤ちゃんが安心して使えるヘアピンを探してみてください。