赤ちゃんのプールを用意しよう
暑い夏は、大人でもうんざり。
汗をよくかく赤ちゃんは、もっとつらい思いをしているかもしれませんね。
そんな時は自宅でプールを出して遊べたら気持ちがいいと思いませんか? 生後数ヶ月の赤ちゃんが家庭でプール遊びをするとなると、どんな準備が必要なのでしょうか。
赤ちゃんのプールデビューに関して気になることをまとめて確認し、今年の夏はプール遊びをして健康的に過ごしてみましょう。
赤ちゃんがプールに入れるのはいつから?
まず気になるのが、赤ちゃんは生後何ヶ月くらいからプールに入れるのかということ。
家庭用のプールでしたら、お座りが安定する生後6ヶ月~7ヶ月くらいから可能です。
赤ちゃんも自分の意志で興味を示し、水をパシャパシャとかけてみたりと、水遊びを楽しめます。
それ以前の月齢でも水遊びを楽しみたいのでしたら、ママが抱っこをした状態でプールのお水を触ってみたり、足を少し入れてみたりするのが良いでしょう。
赤ちゃんのプールは何がおすすめ?
家庭用プールと言っても、様々な種類がありますよね。
初めての赤ちゃんのプール遊びには、以下のようなタイプを選んだ方が安全に遊べると思います。
【①自立するプールを選ぶ】
ビニールプールには空気を入れてプールを自立させるタイプと、折りたたんで収納できるタイプがありますが、赤ちゃんが使うなら必ず空気を入れるタイプを選びましょう。
赤ちゃんがプールにつかまったり寄りかかったりしたときに、空気でできたプールの壁がしっかりと支えてくれるからです。
【②小さめのプールを選ぶ】
プールの大きさも様々ですが、赤ちゃんの体に見合った大きさのプールを選び、落ち着いて遊べるようにしてあげましょう。
はいはいやヨチヨチ歩きの時期に大きいプールに入ると、活発に動きたくなり、滑って転倒する危険があるためです。
【③屋根があるプールを選ぶ】
プール遊びを予定している場所が日陰ならいいのですが、炎天下だと赤ちゃんが暑くなってしまうことも。
屋根付きのプールがおすすめです。
プール以外に用意するもの
家庭用プール以外に用意するものをまとめました。
準備の際の参考にしてみてください。
【水着】
水着は濡れると体にぴったりくっつきます。脱がせやすいよう少し余裕のあるサイズを用意してもいいでしょう。 ラッシュガードタイプの水着は日焼けから肌を守ってくれるので、肌が弱い赤ちゃんのうちは活用したいですね。
【プールマット】
プールの下に敷くことで、地面の砂利や草から赤ちゃんへの衝撃を和らげてくれます。
【水遊び用おむつ】
一般的な紙おむつとは違い、水を吸わない水遊び用おむつ。 プール内にうんちが漏れ出すのを防いでくれたり、お尻を保護する役割があります。
水着の代わりに履いてもいいでしょう。 おむつは使い捨てですが、繰り返し使える布製のプール用パンツもありますよ。
【水遊び用おもちゃ】
赤ちゃんが遊べるような、水に浮くおもちゃやじょうろなどがおすすめです。
家庭用プールでは水を少しだけ張るため、赤ちゃんのうちは浮き輪はかえって危険になることも。成長に合わせて、取り入れていきましょう。
赤ちゃんのプール遊びで気を付けること
家庭でプール遊びをさせる際、気を付けたい点をまとめました。安全に遊ぶために覚えておきましょう。
【赤ちゃんから目を離さない!】
当たり前ですが、プール遊び中は赤ちゃんから絶対に目を離さないこと。
できれば常に赤ちゃんに手を触れた状態で入れるようにしましょう。
小さなプールでも水が入っていますから、危険は潜んでいることを忘れないでください。
赤ちゃんはプールの水を飲んでしまったり、プールの外から砂を持ってきて入れるのも大好き。 衛生面でも、気を付けてあげたいですね。
【水の量】
お座りやはいはい、ヨチヨチ歩きの赤ちゃんですから、プールに水をたくさん張ることで、足を取られて転倒したり溺れてしまう危険性があります。
水の量は少量で、多くとも10cmまでにして楽しみましょう。
【日焼け対策】
先ほども紹介した、屋根付きのプールやラッシュガードを使うのはもちろん、日焼け止めも取り入れられるとよりベストです。
水に浸かることのない顔だけでも塗るようにしたり、体は赤ちゃんでも使えるウォータープルーフタイプの日焼け止めもあるので検討してみましょう。
【体の冷え対策】
真夏とはいえ、長時間水に浸かっていると温度調節がうまくできない赤ちゃんの体は、冷えてしまいます。 プール遊びは長くても20分ほどで切り上げるようにしてください。
上がった後は素早く水分をふき取り、早めに服を着て保温対策を。
【水分補給】
水の中で遊んでいるとつい忘れがちになりますが、お外で遊んだ赤ちゃんの体は、結構体力が奪われています。 水分補給はしっかり行い、体を休めてゆったり過ごすようにしましょう。
まとめ
お外でするプール遊びは、赤ちゃんにとっては非日常で、良い刺激となります。
プールの中で涼しく過ごせるのももちろんですが、形をとどめない水で遊ぶことは、赤ちゃんの興味を引き出し大いに楽しませてくれることでしょう。
暑い日は積極的に家庭でのプール遊びを楽しませてあげてくださいね。