子育て中の1日はあっという間
子育てをしていると、1日があっという間に過ぎていくように感じるママは多いのではないでしょうか。
あっという間に1日が過ぎていくのは決して悪いことではないのですが、中には「1日1日をもっと濃いものにしたいのに」と感じているママもいると思います。
そこで今回は、1日があっという間に過ぎてしまうママへ向けて、毎日を楽しめる過ごし方などについてまとめました。
子育て中の1日があっという間の理由
【やることがたくさんある】
子育てをしていると、本当にやることがたくさんあります。
子育てだけでなく、ママは家事もこなさなければならないので大忙し。
特に子どもが赤ちゃん~2歳前くらいまでは、食事も大人用と子ども用を分けたりと、非常に手間も時間もかかりますよね。
また、「かまって」と寄ってくる子どもの相手をしながらの家事は、通常の何倍もの時間がかかることもあります。
そんな風に、バタバタと1日が過ぎていき、あっという間に夜になってしまっていたというケースは多いようです。
【毎日同じことを繰り返している】
子どもが赤ちゃんのうちは、1日の行動がパターン化してしまっていて、1日があっという間に感じることもあります。
起床→朝食→朝寝→散歩→昼食→昼寝→遊び→入浴→夕食→夕寝
これは、赤ちゃんがいるママの1日のスケジュールの一例です。
基本的に赤ちゃんの食事や授乳、睡眠に合わせて行動することが多いので、どうしても1日の流れは固定され、マンネリ化してしまうこともあるようです。
ここに、洗濯や掃除といった家事が加わると、あっという間に1日が過ぎていきますよね。
あっという間に1日が終わるデメリット
【日々にメリハリを感じられない】
子どもが生まれる前までは、休日には友達と遠出をしたり、仕事が終わった後に飲みに行ったりと、日々に「楽しみ」を作ってそれを目標に頑張っていたというママも多いと思います。
しかし、子どもがいるとそんな自由な生活とはしばらく離れなければいけません。
そして、同じことの繰り返しの1日があっという間に過ぎると、日々にメリハリを感じられずに毎日が退屈に感じてしまうママもいるようです。
【自分の時間が取れない】
バタバタと1日があっという間に過ぎると、ママは自分の時間がなかなか取れませんよね。
子どもが寝た後に小説をゆっくりと読んだり、録画していたドラマを見ようと思っても、子どもを寝かしつけながら自分も一緒になって眠ってしまうママも多いと思います。
また、赤ちゃんの時期はトイレや食事、化粧などといった身だしなみを整えることすら十分にできないママもいますよね。
しかし、ママも母親である前に一人の女性であり、人間です。
自分の時間がなかなかとれないと、その日々の小さなストレスがだんだんと大きなものになってしまうこともあります。
【家から出ることができない】
1日があっという間に過ぎていくと、家から出ることが難しいという声も聞きます。
特に春や秋など、気候の良い時期は積極的に子どもに外の空気を吸わせたいと思っているママは多いと思います。
しかし、実際には家事などで午前中が過ぎ、気づくとお昼寝の時間になり、起きたら夕食の支度…といったように、なかなか家から出られずに1日が終わってしまうということも多くあります。
「あっという間」の1日の楽しみ方
【積極的に予定を作る】
積極的に予定を作るのは、1日を楽しく過ごすコツでもあります。
・支援センターのイベントに参加する
・子育てサークルに加入する
・習い事を始める
などのように、家から出る予定を作ると日々のメリハリを感じやすいですよ。
しかし、毎日予定を詰め込みすぎると、ママや子どもも疲れてしまいます。
はじめは2週間に1度、そして週に1度などと少しずつ頻度を上げて予定を立てられると良いですね。
【家の中でできる趣味や息抜きを見つける】
家の中でできる趣味や息抜きを見つけると、毎日が少し充実したものになるかもしれません。
例えば、ハンドメイドやDIYなどは、作品によっては場所も取らず低コストで始められるので、子育て中のママにはおすすめの趣味です。
また、子どもが赤ちゃんのうちならば、お昼寝アートや記念日フォトなど、赤ちゃんの成長を記録する写真撮影やアルバム作成もおすすめ。
家の中で完結できる趣味ならば、子どもが寝ている間などに取り組むことができますよね。
形として残るものを趣味とすると、完成した際に達成感を得ることもできるため、毎日のマンネリ化防止にもなります。
また、子どものお昼寝中には家事の手を止めて、ゆっくりとおやつタイムを過ごしても。
自分のご褒美として、たまにはちょっとだけ高価なスイーツを買ってみても良いでしょう。
まとめ
子育てをしていると、あっという間に過ぎていく1日。
そんな毎日に少し物足りなさや罪悪感を持つママもいるかもしれません。
しかし、1日があっという間ということは、それだけ充実しているということでもあります。
「毎日同じことの繰り返し」と感じていても、まったく同じ日はありません。
ぜひ日々の中で、小さな変化や楽しみを見つけてみましょう。