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赤ちゃんが泣きやむ音楽選びのポイント

赤ちゃんが泣きやむ音楽選びのポイント

赤ちゃんが泣きやむ音楽を選ぶポイント

「赤ちゃんがなかなか泣きやまない!」

 

特に赤ちゃんは小さな月齢の時期は泣くことが多く、「おむつでもミルクでもないのにどうして?」と頭を悩ませる日々が続くこともありますよね。
赤ちゃんはしゃべれない分「泣く」という行動で意思表示をしているのです。

 

ママも頭ではは分かっていても、毎日毎日泣かれてしまっては「もうお手上げ…」と意気消沈することもあるでしょう。
体いっぱいで泣くので赤ちゃん自身も体力を消耗しますし、それを毎日聞いているママやパパもくたびれてしまうこともありますね。
できれば泣いている時間を減らして、ニコニコしている時間を増やしたいですよね。

 

そんな時に音楽が強い味方になってくれるかもしれません。

 

ただし、音楽ならば何でも良いというわけではありません。赤ちゃんはある特定の音に反応を示すといわれています。
そのポイントを知っておくと、泣きやませるための音楽選びにも役立ちますよ。
今回は、赤ちゃんが泣きやまない時の音楽について、選び方のポイントや効果的な使い方をご紹介します。

 

ポイント①赤ちゃんが好む高音の音楽

赤ちゃんはまだ言葉を理解できないため、音楽を周波数でとらえています。
その中でも、赤ちゃんが好むものを選ぶなら高音の音楽がおすすめです。

 

個人差はあるので赤ちゃん全員が高音を好むわけではありませんが、人間の本能として低音よりも高音の方が注意をひきつけやすいといわれています。
救急車やパトカーなど、緊急車両のサイレンも高音ですよね。
このように、高音は命を守る上でも私達が無意識に反応する音なのです。

 

この本能的な特性を上手に活用して、高温が入っている音楽を選んでみましょう。

 

【高音が入っている音楽の例】
・オルゴール調の童謡
・駅のホームで流れる音楽
・ハープで演奏されている音楽
・電子音の入ったテクノポップ
・女性ボーカルの歌

 

その他にも、パ行やバ行、破裂音が入っていたり、転調のある音楽も赤ちゃんの興味を惹いてくれます。高音とは言っても、キンキンと耳障りなものやうるさい音楽は避けましょう。

 

ポイント②生活音や効果音が入った音楽

赤ちゃんは音楽の中に高音や電子音が入っていると反応しやすいとお話ししましたが、それ以外にも以下のような生活音や効果音に反応することもあります。

 

レジ袋や紙袋をガサガサする音
車のエンジン音
川のせせらぎなどの自然音
テレビの砂嵐
紙をビリビリ破る音
着信音
ドライヤーの音

 

楽器だけではなく、こういった音が入っている音楽は比較的赤ちゃんが反応しやすいです。
音のみを聞かせるよりも、こういった音が音楽に取り込まれているとより赤ちゃんの興味を惹けるのです。

 

【生活音や効果音が入った音楽の例】
「しろめちゃんのうた」
「ふかふかかふかのうた」

 

中でもこの2曲は、効果音なども入っており、動画としても楽しめます。

 

ポイント③ゆったりのテンポの音楽

赤ちゃんは、ゆったりとしたテンポの音楽にも反応を示すことが多いです。
1分間に60〜80くらいの、まさにママのお腹にいた時に聞いていた心臓の音と同じくらいのテンポがおすすめです。
お腹にいた頃を思い出して、赤ちゃんが自然とリラックスできるのです。

 

【ゆったりテンポの音楽の例】
・カノン
・メヌエット
・きらきら星
・アヴェマリア

 

こういったテンポの音楽は、泣きやむだけでなく赤ちゃんが眠る時にも効果的とされているので、眠る前にぐずってしまった場合にも頼りになりますよ。
カノンのようにα波の周波数を持っている音楽に着目してみるのも良いですね。

 

赤ちゃんが泣きやむ音楽の使い方のコツ

赤ちゃんが泣きやむ音楽選びのポイントが分かったところで、上手に音楽を使うコツも覚えておきましょう。

 

【会話と同じボリュームで】
赤ちゃんを泣きやませようとしている時には、特に泣き声にかき消されないように音量を大きくしてしまいがちです。
しかし、音楽をかける時にはママやパパが赤ちゃんに話しかける時と同じくらいのボリュームに設定しておきましょう。

 

あまり大きな音で音楽を流していると、赤ちゃんの耳や脳に悪い影響を与えてしまいかねません。
大きな音は赤ちゃんを刺激してしまうことも考えられるので注意です。

 

【赤ちゃんの好みを見つける】
高音の音楽や、「これなら泣きやむ!」といわれている音楽を流すのも良いのですが、赤ちゃんによって好みが微妙に違います。
いくら多くのママやパパから「これが良かった!」という音楽でも、我が子にとっては不快を感じたり、反応を示さなかったりすることもあります。
高音の音楽でも、楽器の音が目立っているのか、人の声がよく聞こえるのか、色々と違いがあるので、最初は1曲に絞らずに何曲か流してみましょう。

 

まとめ

赤ちゃんが泣きやまない時には、必殺技で音楽の力に頼ってみて下さいね。
ママやパパのあやしではお手上げな日があっても良いのです。
音楽という頼もしい助っ人の肩を借りながら、楽しく子育てをしていきましょう。

 

今回のポイントを生かしながら、どんな音が好みなのか色々と試して、赤ちゃんが楽しくリラックスできる音楽を見つけて下さいね。
音楽を聴くことで、赤ちゃんだけでなくパパやママも癒される効果があるかもしれませんね。

この記事を書いたライター

みはる
みはる

料理が好きでブログも運営しているマルチライター。プレママやこれから妊娠を予定している方に役立つ知識を、分かりやすくお届けします!

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