赤ちゃんの寝かしつけ
赤ちゃんの寝かしつけは、育児の中でも苦労するママが多いですよね。
特に低月齢の赤ちゃんは、寝たと思って布団に置くと泣いてしまう「背中スイッチ」が発動することも多く、夜間授乳などで寝不足のママには心身ともにつらい時期ですよね。
そこで今回は、赤ちゃんの寝かしつけが少しでもスムーズに行える寝かしつけグッズを紹介します。
赤ちゃんの寝かしつけに悩むママは、何かグッズに頼ってみるのも一つの方法ですよ。
おすすめ寝かしつけグッズ
【おすすめ寝かしつけグッズ①おくるみ】
赤ちゃんはおくるみに包まれることで、子宮内にいたときのことを思い出して安心して眠ることができると言われています。
また、おくるみは赤ちゃんをしっかりと包むため、モロー反射により赤ちゃんが起きてしまうことも防ぐことができますよ。
おくるみには様々な素材のものがありますが、おすすめなのがガーゼ素材の薄手のものです。
ガーゼ素材なら洗っても乾きやすいのと、おくるみを卒業したら通年のブランケットとして使用できるという利点があります。
【おすすめ寝かしつけグッズ②トッポンチーノ】
トッポンチーノとは、イタリアのモンテッソーリ教育の発案者が考案した、小さな楕円形の布団のこと。
赤ちゃんを抱っこで寝かしつけた後、布団に置いたとたんに泣いてしまう「背中スイッチ」は、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
トッポンチーノは、背中スイッチの発動を防いでくれるアイテムです。
トッポンチーノを赤ちゃんの下に敷き、トッポンチーノごと赤ちゃんを抱いて寝かしつけ、赤ちゃんが眠ったらトッポンチーノごと布団に赤ちゃんを置いてあげます。
すると赤ちゃんはママのぬくもりがなくなってしまった不安や、布団の冷たさにびっくりすることがなくそのまま眠り続けてくれますよ。
市販のものはもちろん、簡単に手作りすることもできるので赤ちゃんのために何か手作りしたいというママにもおすすめです。
【おすすめ寝かしつけグッズ③スリング】
スリングとは、布を肩からかけて吊し、その布で赤ちゃんを包む抱っこひものことです。
スリングは袋のような形状になっていて、ママとの密着度が高く、ママのお腹の中にいたときと同じ姿勢になるので赤ちゃんが安心しやすい作りとなっています。
スリングは、首すわり前の新生児から使用することができて、畳むととてもコンパクトになるので外出の際にも重宝しますよ。
たくさんの種類のデザインがあるので、ファッションを楽しむ感覚でママの好みのものを選ぶことができるのも人気のポイントです。
ただし正しい使い方をしないと窒息をすることがあるので、必ず使い方はチェックし正しく使用し、こまめに赤ちゃんの顔色を確認しましょう。
【おすすめ寝かしつけグッズ④音楽が流れるおもちゃ】
胎内音やオルゴール、波の音など赤ちゃんの落ち着く音楽が流れるおもちゃを導入するのもおすすめです。
特に胎内音は、赤ちゃんがお腹の中にいたときに聞いていた音なので安心して眠ってくれますよ。
スマートフォンアプリや動画サイトにも胎内音が掲載されているので、まずはお試しで聞かせてみることをおすすめします。
【おすすめ寝かしつけグッズ⑤ハイローチェア】
ハイローチェアは、スイング機能がついていて赤ちゃんの眠りを優しくさそってくれるアイテム。
手動タイプと電動タイプがありますが、余裕があるなら電動タイプの方が断然おすすめです。
手動タイプだとママがずっと隣にいてハイローチェアを動かす必要がありますが、電動タイプならその必要がなく、隣で少しお茶を飲んだりとちょっと一息つくことができますよ。
スイング機能だけでなく、幌がついているものやオルゴール音が流れるものもあります。
【おすすめ寝かしつけグッズ⑥バランスボール】
赤ちゃんを抱きながらバランスボールに座り、優しく揺れてあげると、バランスボールの揺れに安心して眠ってくれます。
ママが立ったまま抱かないと眠ってくれないという赤ちゃんでも、バランスボールなら座ったままでも眠ってくれることもありますよ。
バランスボールは体幹を鍛える効果もあるエクササイズグッズなので、赤ちゃんが眠った後は産後のダイエットグッズとしても使用できます。
バランスボールを選ぶ際は、万が一の転倒に備えて椅子のようになっていて転がらないタイプをおすすめします。
【おすすめ寝かしつけグッズ⑦絵本】
赤ちゃんを寝かしつける際、入眠儀式を習慣づけるとすんなりと眠ってくれることがあります。
特に絵本は、ママとのコミュニケーションもとれるのでおすすめです。
赤ちゃんのうちから絵本を読み聞かせてあげることで、言葉や思考力の発達の手助けにもなりますよ。
まとめ
赤ちゃんがなかなか寝てくれないと、自分のやりたいことも進まずに思わずイライラしてしまうこともありますよね。
また責任感の強いママは、「私が上手に寝かしつけができないせいだ」と自分を責めてしまうこともありますが、決してそんなことはありません。
全て自分で解決しようとせず、寝かしつけグッズなどを活用してなるべくストレスをためずに楽しく育児ができるといいですね。