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冬の赤ちゃん部屋は暖房つけっぱなし?

赤ちゃんの部屋の暖房はつけっぱなし?

赤ちゃんと初めて迎える冬。
赤ちゃんに風邪を引かせないようにと、なるべく暖かい部屋で過ごさせたいと考えるママは多いのではないでしょうか。

 

しかし、私たち大人は、基本的に眠る時には暖房を消しますよね。
それでは赤ちゃんが過ごす部屋の暖房はつけっぱなしにするべきなのか、悩んでしまうママもいるかもしれません。

そこで今回は、赤ちゃんの部屋の冬場の暖房について、以下で詳しくご紹介します。

 

【生後0ヶ月~2ヶ月】赤ちゃん部屋の暖房

【生後0ヶ月~2ヶ月の赤ちゃん】
生後0ヶ月~2ヶ月の赤ちゃんは、体温調節機能がまだまだ乏しいです。
特に生後0ヶ月の赤ちゃんは、寒さに弱く、長時間寒い部屋にいると体がすぐに冷えてしまいます。

 

赤ちゃんが快適に過ごせる冬の室温の目安は、20~23度です。
これらに合わせて暖房機器などで室温を調節してあげましょう。

 

夜間は冷え込むため、ママは赤ちゃんが冷えてしまわないか心配になりますよね。
夜中も暖房をつけっぱなしにするべきか、という点においては地域や家の断熱性などにより大きく異なります。

 

そのため、赤ちゃんの部屋には室温計を置き、室温が20度を下回るようならば暖房をつけてあげましょう。

夜間に暖房をつけると、空気が乾燥してしまってママがつらいという場合は、就寝前に部屋を暖めておいてその後は電源を切ったり、加湿器を活用したりすると良いでしょう。

 

【夜間授乳に対応した暖房機器を取り入れても】
生後0ヶ月~2ヶ月という低月齢の時期は、頻回な夜間授乳も珍しくありません。
冬の夜間授乳は非常に寒く、ママもつらいですよね。

そんな時は、夜間授乳に対応した暖房機器を取り入れても良いでしょう。

 

・電気毛布を肩から羽織る
・ハロゲンヒーター、ファンヒーターなどを活用する

など、比較的すぐに暖かさを感じられる機器を選ぶと良いですね。

 

【生後3ヶ月~】赤ちゃん部屋の暖房

【生後3ヶ月以降の赤ちゃん】
赤ちゃんが生後3ヶ月頃になると、活動量が増えてくるため、今までとは打って変わって暑がりになります。
そのため、今までのような感覚で服を着せたり、部屋を暖めておくと、気づいたら汗をかいてしまっていることも。

 

生後3ヶ月以降の赤ちゃんは、地域にもよりますが基本的には冬は暖房をつけっぱなしにする必要はありません。
特に夜は、寝具をかけていれば冷える心配もないため電源を切ってしまっても問題ありませんよ。

タイマー機能を活用し、ぐっと冷え込む明け方にスイッチが入るようにしておくと快適に過ごせるのでおすすめです。

 

【寒い?暑い?確認方法】
赤ちゃんは暑がりとはいえ、やはりママ自身が「寒いな」と感じていると、赤ちゃんも同じように感じていないか不安になりますよね。
そんな時は、赤ちゃんのお腹や背中を触って確認してみましょう。

 

赤ちゃんのお腹や背中がひんやりとしていれば、赤ちゃんが寒い証拠。
暖房で室温を調整したり、服や掛け物を1枚増やしてあげましょう。
一方で、お腹や背中に汗をかいていたら赤ちゃんは暑がっています。

 

また、赤ちゃんの手足を触ると冷たくて「寒がっているのでは」と感じるママもいることでしょう。
しかし、赤ちゃんの手足が冷えていたとしても、お腹や背中が温かければ心配する必要はありませんよ。

 

【寝相が気になる場合はスリーパーがおすすめ】
赤ちゃんが寝ていると気になるのが、寝相ですよね。
特に寝返りをしだすようになると、しっかりと布団をかけていたとしても蹴とばしてしまうこともあります。

 

夜間の暖房は必要ないこともあるとはいえ、赤ちゃんが布団をかぶっていないのは風邪を引いてしまう可能性もあります。
そこでおすすめなのがスリーパーです。
着る毛布のようになっているスリーパーは、赤ちゃんが蹴とばすこともないので安心ですよ。

 

暖房を使用する際の注意点

【乾燥に注意】
暖房をつける際に注意したいのが、部屋の乾燥です。
特にエアコンの場合は、空気が乾燥しやすくなっています。

 

赤ちゃんが快適に過ごせる湿度は45~60%。
しかし、暖房をつけっぱなしで何も対策しない場合、20%ほどになってしまうこともあります。

 

部屋が乾燥すると、喉や目などが乾く他に、インフルエンザなどのウイルスの活動も活発になってしまいます。
そのため、加湿器などを活用して、湿度が下がりすぎないように調節する必要があります。

 

【火災に注意】
夜間も暖房をつけっぱなしにする場合、最も注意したいのは火災です。
就寝時や、ママが部屋から出る等、目を離す可能性のある場合は火事の危険性のある暖房機器の使用は避けましょう。

 

最も安全なのはエアコンでしょう。
日中はストーブなどを使用して、夜間はエアコンにするなどして、上手に使い分けると良いですね。

 

まとめ

赤ちゃんがある程度成長してきたら、1日中暖房をつける必要はありません。
しかし、室温の状態は住んでいるいる地域や家の構造によって大きく変わってくるので、様子を見ながら判断してくださいね。

 

暖房を使用する際は、部屋の乾燥や火災に気を付けながら、こまめな換気を行うようにしてください。
赤ちゃんはもちろん、ママも快適に過ごせると良いですね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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