ベビーベッドでも添い寝ができる?
赤ちゃんをどうやって寝かしつけたらいいのか悩む方は少なくありません。
特に新生児から生後2〜3ヶ月の間はほとんどの時間を寝て過ごしますし、夜間の1時間おきに授乳する場合もあるかもしれません。
そんな時に、できるだけ楽に寝かしつけできたら負担も軽くなって助かりますよね。
寝かしつけの方法で、ベビーベッドを使うか布団で添い寝するか検討する方は多いかもしれません。
また、いずれのメリットも兼ね揃えた、ベビーベッドで添い寝する方法もあります。
今回はベビーベッドで添い寝する方法や注意点について解説いたします。
添い寝するメリットデメリット
まず、ベビーベッドで添い寝するメリットとデメリットについてみてきましょう。
【ベビーベッドで添い寝するメリット】
・添い寝ができるので寝かしつけが楽
頻繁に寝起きしたり授乳するため、その度に寝かしつけをするのは大変ですよね。
添い寝だと大人もそのまま寝られるため、寝かしつけも楽になります。
・スキンシップが取れる
赤ちゃんはスキンシップをとることで安心します。
ママも赤ちゃんに触れていると、愛らしい気分になりますよね。
他にも、赤ちゃんの異変などをすぐに横で察知できるのもメリットと言えるでしょう。
【ベビーベッドで添い寝するデメリット】
・使い方を間違えると赤ちゃんの転落などの危険性も
添い寝用のベビーベッドなどを選べば大丈夫ですが、間違った使い方をすると赤ちゃんを危険に及ぼす可能性もあります。
取扱説明書通りに正しく使うようにしましょう。
ベビーベッドで添い寝する方法
ベビーベッドで添い寝をする場合、大人用のベッドに並べておくか、布団の上にベッドインベッドをおく方法があります。
それぞれの特徴と選ぶポイントについてみていきましょう。
【大人用のベッドに並べて使う】
ベビーベッドには様々な種類がありますが、どれでも添い寝ができるわけではないので注意しましょう。
添い寝ができるベビーベッドは、このようなポイントで選ぶようにしましょう。
・固定用の安全ベルト付き
添い寝をする際にベビーベッドで注意したいのが、赤ちゃんの転落です。
大人側の柵を下げて添い寝をすることはできますが、大人用のベッドとの間に隙間があると大変危険です。
添い寝用のベビーベッドの場合は固定ベルトが付属されているため(別売りの場合も)、必ず取り付けてベッドの隙間から赤ちゃんが落下しないようにしましょう。
・柵の開閉機能
ベビーベッドの柵を開け大人用のベッドにくっつけることで、添い寝をすることができます。
ただ、大人用のベッドの側面だけしか開閉ができない種類もあります。
そうなるとベビーベッドの1面だけで赤ちゃんのお世話をすることになり、オムツ替えなどが少し大変かもしれません。
ベッドの側面だけではなく2〜3面開閉できるタイプだと、他の面から赤ちゃんのお世話ができるので便利です。
・キャスターのストッパー
ほとんどのベビーベッドにはキャスターが付いていますが、添い寝用として使う場合に、すべてのキャスターにストッパーが付いているか注意しましょう。
添い寝用ではない場合、ベビーベッドが少し動いても柵を閉めていれば寝ている赤ちゃんが転落することは考えにくいでしょう。
ただ、添い寝用の場合は少し動くだけで、大人用のベッドとの間に隙間ができることも。
すべてのキャスターにストッパーが付いているか、必ず確認しましょう。
・床板の高さを変更できる
大人用のベッドの高さとベビーベッドの高さが合わない場合、添い寝をするのが難しくなります。
大人用のベッドをわざわざ買い換えるのは大変なので、床板の高さを調べて、それに合わせてベビーベッドを選ぶという方法あります。
また、ベビーベッドの床板の高さを何段階も調節できる種類だと、大人用と合わせやすいので便利でしょう。
【布団にベッドインベッドをおく】
布団で添い寝をする場合、大人が赤ちゃんに覆いかぶさって窒息させてしまう危険性があります。
それを防ぐために、ベッドインベッドを選ぶという方法も。
周りにフレームが付いているため、大人用の布団や大人が覆いかぶさってしまうなどを防いでくれます。
また、フレームの高さは高すぎないので、添い寝やお世話も楽にできます。
ベッドインベッドには持ち手が付いているものもあり、いろいろな場所に持ち運びする可能性がある場合は、持ち手付きを選ぶと便利です。
ベビーベッドで添い寝する際の注意点
ベビーベッドで添い寝をしたい場合、添い寝用のベビーベッドやベッドインベッドを選ぶようにしましょう。
ただし、添い寝の時以外にベビーベッドの大人側の側面の柵が開けっ放しになっていると、大人用のベッドまで赤ちゃんが転がってしまい、転落してしまう可能性もあります。
成長によっては寝返りで思いの外、赤ちゃんが動き回っている場合も。
添い寝ではなく、赤ちゃんだけを寝かしつける場合は柵を閉じ、転落させないようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんの寝かしつけは頻度も多いので、できるだけ楽にして負担を減らしたいですよね。
ベビーベッドでも添い寝をできるタイプもありますし、布団において使えるベッドインベッドというタイプもあります。
赤ちゃんを安全に、そしてお世話が楽になるものを選んで、快適な睡眠時間を確保しましょう。