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【夏編】寝相が悪い赤ちゃんの対策

寝相が悪い赤ちゃんは多い

寝相が悪い赤ちゃんはとても多いです。
少し目を離すと、驚くような場所まで移動してしまっていたという経験があるママもいるのではないでしょうか。

 

赤ちゃんの寝相が悪いと、転倒などのケガや、寝冷えなどの心配もありますよね。
そこで今回は、夏場に寝相が悪い赤ちゃんの対処法・そして事故対策についてご紹介します。

 

夏に寝相が悪い赤ちゃんの対処法

赤ちゃんは、体温が高く大人以上に暑がりです。
そもそも赤ちゃんには寝相が悪い子が多いのですが、特に夏場に寝相が悪い場合は「暑さ」から来る寝苦しさが原因であることがほとんどです。

 

以下の方法で、赤ちゃんの夏場の寝相の悪さが少しは軽減されるかもしれません。

 

【空調での室温調整】
夏場はエアコンなどの空調で室温と湿度を調節をしてあげましょう。

 

赤ちゃんにとって快適な室温は25~28度と言われていますが、それ以上に赤ちゃんの様子をしっかりと見ながら室温を調節してください。
赤ちゃんが汗をかいているようならば、その気温は赤ちゃんにとって少し暑すぎるかもしれません。
ただし、一度に設定温度を下げるのではなく、少しずつ下げていくようにしてくださいね。

湿度が高いため不快感を感じていることもあるので、湿度も45-60%になるようにしましょう。

ママはエアコンをつけたまま寝ると、朝起きた時に体がだるく感じてしまうこともありますよね。
ママは掛け物や羽織もので調節しながら、なるべく赤ちゃんに合わせてあげるようにしましょう。

 

【ひんやりグッズを活用】

エアコン以外にも、敷き布団やタオルケットなどで涼しく感じる「ひんやりグッズ」を活用してもよいでしょう。
特に敷布団は、接触冷感のものを使用するだけで体感温度がかなり変わってくるのでおすすめです。

 

【寝冷えが心配な場合】

エアコンなど空調をつけていると、赤ちゃんの寝冷えが心配…というママもいますよね。

 

まず、夏場は寝相の悪い赤ちゃんの場合、掛け布団を蹴ってしまう子がほとんどです。
そのため、布団ではなくパジャマで工夫をしてみましょう。
既にセパレートタイプのパジャマを着ている子は、ズボンと上着がくっついているタイプのものを選ぶと、お腹が冷えなくて安心です。

 

また、エアコンの風向きを赤ちゃんがいない方にしたり、扇風機やサーキュレーターを併用して同じところに冷気がとどまり続けないようにするのも、寝冷えを防ぐのに効果的ですよ。
扇風機やサーキュレーターで空気を循環させることで、エアコンの設定温度を高くしても涼しい状態が保たれるので、エコにもつながります。

 

寝相が悪い赤ちゃんの事故対策

色々と工夫をしても、赤ちゃんの寝相の悪さは改善しないことも。
赤ちゃんの寝相が悪い場合は、転落や窒息などの事故に注意しなければいけません。
以下で、寝相が悪い赤ちゃんの事故対策をご紹介します。

 

【ベビーベッドの柵は必ず上げる】
ベビーベッドで赤ちゃんを寝かせている場合は、どんな短時間でも目を離す際には柵を必ず上げるようにしましょう。
赤ちゃんが寝返りができるようになると、ほんの一瞬でコロコロと転がってしまうことがあります。

 

赤ちゃんの転落事故で多いのが、ベビーベッドからの転落です。
「ついうっかり」がなくなるように、赤ちゃんが寝ていなくとも、ベビーベッドの柵は上げておくように習慣づけても良いかもしれませんね。

 

【クッションや枕・ぬいぐるみに注意】
クッションや枕・ぬいぐるみには赤ちゃんの窒息の危険があるので十分に注意しましょう。

赤ちゃんの寝ているスペースには置かないようにするのが基本です。

「自分で寝返りができるからもう大丈夫でしょう」という過信は禁物です。
赤ちゃんが動けない場所に移動した際にこれらのものがあれば、いくら寝返りが上手な子でも窒息してしまう可能性があります。

 

【ベッドガードは対象年齢を守ろう】
大人用ベッドに取り付けるベッドガードは、0歳児の赤ちゃんには対応していないものが多いです。

ベッドガードは安全そうに感じるかもしれませんが、ベッドガードがずれてしまい、ベッドとの間に赤ちゃんが挟まり窒息する事故が多発しています。
必ず対象年齢を確認し、守るようにしてくださいね。

 

まとめ

赤ちゃんの寝相が悪いと、ママも安心して熟睡できないかもしれませんね。

柵がない大人用ベッドは、転落の心配もありますよね。
赤ちゃんがある程度成長するまで、床に布団を敷いて寝るのもおすすめです。
生活スタイルに合わせて、安全な睡眠環境を整えていきましょう。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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