赤ちゃんの髪の毛を結ぶにはコツがいる
前髪が伸びてきたり、サイドの髪の毛が伸びてきた赤ちゃん。
女の子であれば、かわいく髪の毛を結んであげたいですよね。
しかし、赤ちゃんの髪の毛は、大人と比べて1本1本が細いので、意外と上手く結べないもの。
しっかり結んであげないとヘアゴムが外れて、うっかり口に入れてしまう…なんてこともあるため、注意が必要です。
そこで今回は、赤ちゃんの髪の毛を結ぶ際のコツについてご紹介します。
髪の毛を結ぶコツ①ヘアゴム選びが重要
赤ちゃんの髪の毛を結ぶ際には、ヘアゴム選びが重要です。
赤ちゃんの髪質・髪の量に合わせて適切なものを選びましょう。
基本は、
◎外れにくいもの
◎誤飲しにくい大きさのもの
を選ぶようにしてください。
【シリコンタイプのヘアゴム】
髪の毛の量が少なく、サラサラとした髪質の赤ちゃんにおすすめなのが「シリコンタイプ」のヘアゴムです。
伸縮性の高いシリコン素材でできていて、飾りが付いていないシンプルなデザインが多いです。
しっかりと髪の毛をホールドしてくれるので、一般的なヘアゴムに比べると取れにくく、絡みにくいのが特徴。
ただし、繰り返し使っているうちに、ゴム自体が劣化して結ぶ際に切れやすくなるのがデメリットです。
【パイル素材のヘアゴム】
髪の毛の量が多く、しっかりとした毛質の赤ちゃんでも使用可能なのが「パイル素材」のヘアゴムです。
フワフワとしたやわらかい質感が特徴で、赤ちゃんの髪の毛でも絡みにくく結んでいても痛くないというメリットがあります。
また、シリコンタイプに比べてかわいい飾りが付いているものが多く、デザイン性が高いので、おしゃれをしたい時にぴったり。
ただし、しっかりと髪の毛を固定できるものではないので、サラサラした毛質の赤ちゃんだと、動いているうちにすぐにヘアゴムが取れてしまうことも。
何でも口に入れてしまう赤ちゃんの場合、特に注意が必要です。
髪の毛を結ぶコツ②集中している時間に
赤ちゃんの髪の毛を結ぶ際は、赤ちゃんがおもちゃやお気に入りのテレビ番組に集中している時にサッと結ぶようにしましょう。
動き回っていたり、ぐずって泣いているときに行うと、上手く結ぶことができず手間取ってしまいます。
時間がかかればかかるほど、赤ちゃんは不機嫌になってしまうので、赤ちゃんが何かに夢中になっている隙を狙って素早く結んであげてください。
髪の毛を結ぶコツ③濡らしてから結ぶ
赤ちゃんによっては、サラサラで静電気が起きやすい子や、くせ毛がひどく、まとまりにくい毛質の子もいますよね。
時間をかけずにサッと結びたいのに、なかなか髪の毛がまとまらず結べない…という場合は、少量の水で濡らしてあげると良いでしょう。
直接水をかけると、赤ちゃんが冷たくビックリしてしまうので、くしを水で濡らしてから髪の毛をとかしてみるといいかもしれません。
赤ちゃんの髪の毛を結ぶ際の注意点
赤ちゃんの髪の毛を結ぶ際は、下記の点に注意しましょう。
【注意点①嫌がるなら無理をして結ばない】
赤ちゃんの中には、髪の毛を結ぶのを嫌がる子がいます。
髪の毛が引っ張られる感覚が気になったり、頭に付いているヘアゴムが気になったりして、無理に外そうとしてしまう子も。
どうしても赤ちゃんが嫌がるようであれば、無理をして髪の毛を結ばないようにしましょう。
髪の毛が伸びてきて、暑そうにしていたり、邪魔になったりしているようであれば、髪の毛をカットしてあげることも検討してみてください。
【注意点②結ぶ際に強く引っ張らない】
赤ちゃんは、まだ頭のてっぺん近くにある「大泉門(だいせんもん)」と言われる結合部分が完全に閉じていないため、触るとやわらかくペコペコしています。
多くの場合、1歳~1歳半くらいで閉じてきますので、それまでは赤ちゃんの髪の毛を結ぶ際は強く頭皮を押したり、髪の毛を引っ張り過ぎないように気をつけましょう。
また、くしやブラシで髪の毛をとかす際も、やさしく行うようにしてください。
【注意点③外れやすいゴムは使わない】
先述したとおり、まだ何でも口に入れてしまう赤ちゃんに使うヘアゴムは、外れにくいものを選んでください。
赤ちゃんが気になってヘアゴムを引っ張って外したり、自然に外れたりしたときに誤って口に入れてしまう可能性もあります。
特にお花やハートなどモチーフが付いているものは要注意です。
飾りのパーツ部分が取れてしまい、誤飲してしまうことがあります。
もし飾りのあるヘアゴムを使用する場合は、パーツの大きさに注意しましょう。
直径が39mm以下のもの(トイレットペーパーの芯を通るもの)は、誤飲の危険がありますので気をつけてください。
まとめ
赤ちゃんの髪の毛を結ぶには、大人と違って様々なことに注意しなければいけません。
しかし、赤ちゃんの髪の毛が結べるようになった…というのは1つの成長の証でもあるかもしれませんね。
ただし、赤ちゃんの髪の毛の量や伸びる速度にはそれぞれ個人差がありますので、「女の子なのにまだ髪の毛が生えない…」など悩み過ぎないようにしましょう。
赤ちゃんの髪の毛が結べるようになったら、今回ご紹介した結び方のコツを参考に、かわいくアレンジしてあげてくださいね。