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赤ちゃんの家庭用プール選びのポイント

赤ちゃんの家庭用プール選びのポイント

赤ちゃんと自宅でプール遊びをしよう

夏になると赤ちゃんと一緒にプールや水遊びを楽しみたいと思っているママも多いのではないでしょうか。
しかし、おむつのはずれていない赤ちゃんの場合、公共のプールを使用できないこともあるため、水遊びの仕方に悩んでしまうこともありますよね。

 

そんな時に便利なのが、家庭用のビニールプール。自宅なら、混雑することもなく、おむつの心配もせずに済みます

 

家庭用プールと言っても、シンプルなものから、すべり台や屋根付き、シャワー付きなど様々な種類のものがあります。どれを選べばよいかわからない…というママもいるでしょう。
そこで今回は、家庭用ビニールプールの選び方とポイントをご紹介します。

①設置場所で選ぶ

まず考えてほしいのが設置場所です。どこに置くのか、スペースはどれくらいあるのかで選ぶプールが絞られてきます。

 

【庭に置く】
庭のサイズに合わせたプールを選べますが、傾斜のないところやコンクリートなど硬い地面を除けたスペースに置けるサイズを探しましょう

 

【ベランダに置く】
マンションなどの共同住宅の場合、ベランダでのプール使用は禁止されている場合もありますので、購入前に必ず規約も確認しておきましょう

 

もし購入する際は、ベランダの柵と壁との隙間ギリギリになるようなサイズはおすすめできません。使っているうちにビニールプールが壁に擦れて破れる場合があるからです。
また、赤ちゃんがプールのフチを足場にして柵に上ってしまう危険もあります。
すべり台など勢いの付きやすいものも、ベランダでは使わないようにしましょう。

 

さらに、共同住宅の場合は、排水時、階下のお宅に水が掛からないようにするためにも、排水栓付きのプールがおすすめです。

②サイズで選ぶ

設置場所に加えて、誰が使うのかによって必要なサイズが変わってきます。

 

【赤ちゃんひとりで遊ぶ】
赤ちゃんをひとりで水遊びさせるなら、幅1m以下、深さも30㎝くらいのシンプルなもので十分です。ベビーバスで代用することもできますよ。
ただし、お友だちや下のきょうだいができた時に一緒に遊ぶことはできません。

 

【友だちやきょうだいと遊ぶ】
子ども3人くらいで遊ぶ可能性があるなら、幅2m以下のものが良いでしょう。サイズが小さすぎると子ども同士が勢いづいてぶつかる危険があります。

 

家族で水遊びを楽しむ、子どもがある程度大きくなるまで使う予定ならば、幅2m以上の大きいサイズが楽しいですね。
ただし、大きいサイズのプールは設置や後片付けに手間がかかります。水量が増えると水道代などの維持費もかかりますので注意しましょう。
また、大きめのプールを選ぶ際は、電動空気入れも忘れないように用意しましょう

③安全面で選ぶ

事故を防ぐためにも、安全性は重視したいところです。

 

【対象年齢をチェック】
家庭用プールには「0~2歳」「3歳以上」のように、安全面から対象年齢が設定されているのをご存知ですか?

 

赤ちゃんの水遊びの場合は、広すぎないプールに浅めに水を入れておくのがおすすめです。
いわゆる子ども用のプールは水深が深い場合があり、赤ちゃんには危険を伴う場合があります。
もちろん、保護者も常に目を離さないことが大切です。

 

【底面をチェック】
安価なプールは床面が薄くペラペラの場合があります。座った時に痛いだけでなく、つまずいたり転んだ時にケガをすることもあります。
特に、滑り台などが付いているタイプのプールでは、勢い余ってしりもちをつくことも多いもの。
ケガを防止するためにも必ず底面にクッション素材が使われているものを選びましょう

 

また、足を滑らせないように底面に滑り止めが付いたものもおすすめです。

 

【紫外線をチェック】
水遊び中の日射病や熱中症も心配ですよね。そんなときは屋根の付いたプールがおすすめです。
屋根の下にいれば直射日光も和らぎますし、屋根に大きめのタオルなどを掛ければサンシェードのように日除けにしたり目隠しにすることもできます

④設置や後片付けの手間で選ぶ

衛生的に保つためにも、ひと夏プールを出しっぱなし、水を入れっぱなしというわけにはいかないですよね。
設置や後片付けの手間も選ぶポイントのひとつです。

 

【パーツの多いものには要注意】
すべり台や噴水などのパーツ付きプールは人気がありますが、設置や後片付けには手間がかかります
プール本体だけでなく、パーツごとに空気を入れたり抜いたりしなければなりませんから、その点もよく考えたうえで選ぶようにしましょう。

 

【排水栓の付いているもの】
意外と大変なのが、プールの水抜き作業だそうです。
赤ちゃん用の小さなプールと違い、大型のプールや水深の深いタイプのプールの場合は、ひっくり返して水を捨てることができません。
特にベランダなどでは、水浸しにしてしまわないためにも排水栓の付いているものを選びましょう

まとめ

夏の暑い日は、少しでも赤ちゃんに涼しく過ごして欲しいものですね。
家庭用プールを設置することが可能な場合は、今回ご紹介した家庭用プールの選び方を参考に、準備~片付け・収納場所まで考えたうえで購入してみてください。

 

また、赤ちゃんを遊ばせる時は、万が一の事故も考え、ママやパパが目を離さないようにし、安全に楽しく過ごせるよう注意することも忘れないでくださいね。

この記事を書いたライター

北村 美涼
北村 美涼

関西在住、1男1女を持つワーキングママです。 産休、育休、フレックス、時短、在宅、テレワーク、といろいろな勤務体系経験済み! ハワイとたこ焼きと太陽の塔が大好き!どれも私のパワーのみなもとです。

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