1歳までのベビーグッズの総額って?
赤ちゃんが生まれたら、今まで子どもがいなかった頃の自分とは縁がなかったベビーグッズをたくさん購入しなければなりませんよね。
今まで購入したことがないからこそ、一体総額でどれくらいかかるのか、なかなか想像がつかないママも多いのではないでしょうか。
ベビーグッズの費用は、家庭によって差が大きいので一概に「〇〇円以内におさまる」とは言い切れません。
しかし、平均としては1歳までのベビーグッズは約35万円前後かかることが多いようです。
35万円というと、驚くほどの金額ですよね。
今回は、その約35万円の内訳について詳しく説明します。
①おむつ関係でのお金
おむつ代は、1袋ずつの金額は大したもののように思えないかもしれませんが、毎日のこととなると高額になってしまいます。
おむつ関係で必要なものとしては
・おむつ
・おしりふき
・おむつ用ゴミ袋、ゴミ箱
などがあげられます。
これらを合計すると、おおよそ1歳までの間に約8万円~9万円ほどかかる家庭が多いようです。
【おむつ関係でかかるお金】
おむつ関係でかかるお金は、主に以下の通りです。
・おむつ・・・・約43,200円
・おしりふき・・・約3,600円
・おむつ用ゴミ箱・・・約2,000円
おむつは、1袋1200円、年間36袋として計算しています。
新生児のうちは3時間ごとにおむつを交換し、赤ちゃんが成長するにしたがっておむつ交換の頻度は減ってきます。
しかし、赤ちゃんが成長しておむつのサイズが上がると、1袋に入っているおむつの枚数は減ってくるので、1ヶ月あたりに消費するおむつの袋としてはそこまで変わりないかもしれません。
また、おしりふきは1パック100円、年間36パックとして計算しています。
おむつ用ゴミ箱は、新しく準備するなら2,000円前後が一般的。
その他に、おむつがにおわない袋や、外出時用のおむつ替えシート、おむつポーチなどの雑費もかかってくるでしょう。
②ミルク関係でかかるお金
ミルクは、ママの母乳の出によって必要な量が大きく左右されます。
完全母乳育児の場合は、もちろんミルク代はかかりません。
その一方でミルクよりの混合育児や、完全ミルク育児の場合は、その分ミルク代がかかります。
ミルク関係では、
・ミルク
・哺乳瓶関係
・消毒セット
などが必要となります。
これらの合計は、完全ミルク育児の場合はおよそ10~11万円ほどかかるのが一般的です。
【ミルク関係でかかるお金】
ミルク関係で1歳までにかかるお金の内訳は、以下の通りです。
・ミルク・・・約92,000円
・哺乳瓶、消毒関係・・・10,000円
ミルクは、ミルク缶1本2,000円と想定して、年間およそ92,000円ほどかかります。
新生児のうちは少量しか飲まない赤ちゃんも、成長に伴って飲むミルクの量はぐんぐんと増えていきます。
また、哺乳瓶や消毒関係のもので、10,000円前後の予算が必要となります。
③大型ベビー用品でかかるお金
大型ベビー用品は、家庭によって使う・使わないが大きく分かれるアイテムもあります。
一般的には、
・ベビーベッド、布団
・チャイルドシート
・ベビーカー
・抱っこ紐
・ベビーバス(お風呂セット含む)
などは多くの家庭が使用するベビーグッズですよね。
大型ベビー用品は、ブランドやスペックによって価格の幅が大きいですが、10万~11万円ほどはかかると思っていても良いかもしれません。
【大型ベビー用品でかかるお金】
・ベビーベッドやベビー布団など・・・約20,000円
・チャイルドシート・・・約30,000円
・ベビーカー・・・約30,000円
・抱っこ紐・・・約15,000円
・ベビーバスなど入浴関係・・・約10,000円
以上が、大型ベビー用品で1年間にかかるお金の内訳です。
しかし、チャイルドシートやベビーカー、抱っこ紐などは、商品によって価格差が大きく、こだわりのものがあればその分価格が上がることも。
一方で、自家用車を所有していない家庭の場合はチャイルドシートが不要となるのでその分節約できますよね。
ベビーベッドやベビーバスも、家庭によっては使わなかったり、他のもので代用したりして購入しないケースもあります。
④衣服・雑貨関係でかかるお金
衣服や雑貨関係でも、お金はかかってきます。
・肌着
・ベビー服
・靴下
・帽子
・スタイ
などの衣類のほかに、
・おくるみ
・ガーゼ
・衛生用品
などといった雑貨も必要となります。
それ以外に、赤ちゃんが喜ぶおもちゃや絵本なども購入する必要があり、これらの総額は1年間でおよそ3~5万円ほどかかります。
【衣服・雑貨関係でかかるお金】
衣服や雑貨関係で1年間にかかるお金は、
・衣服関係・・・約30,000円
・その他雑貨・・・約50,000円
・おもちゃや絵本・・・約10,000円
となります。
赤ちゃんが可愛いと、つい服やおもちゃを買い過ぎてしまい、お金を使い過ぎてしまうという家庭も多いようです。
まとめ
赤ちゃんが1歳までにかかるベビーグッズの総額は想像以上で、驚いたママもいるかもしれません。
しかし、子育てというのはとてもお金がかかること。
赤ちゃんが1歳を過ぎてからも、育児用品以外にも教育費や交際費などで必要なお金は増えていきます。
すべてにお金をかけすぎず、本当にこだわりたいものなどを明確にして、ベビーグッズを工夫して選べると良いですね。