保育園でのお昼寝時間を知りたい
月齢によって睡眠や過ごし方も大きく異なってくる赤ちゃん。
赤ちゃんのペースに合わせ、眠ったり起きて遊んだりしながら過ごしていることかと思います。
しかし、集団生活を送る保育園では、他のお友達もいるため、個々に合わせた生活を送れているのか、赤ちゃんがどのように睡眠を取っているのかなど疑問に思うこともありますよね。
0歳児の赤ちゃんのうちは、保育園でも赤ちゃんの成長に合わせた午前寝や昼寝を取るようにしてくれますが、ある程度は集団生活に合わせた保育園の生活リズムに整えていくことになるかと思います。
睡眠の取り方は園によって異なりますが、どのようにお昼寝時間を調節しているのか、一緒に見ていきましょう。
【生後2ヶ月~】保育園のお昼寝時間
この時期はまだ赤ちゃんは、頻繁に少し起きては眠っての繰り返しの時期です。
従って、赤ちゃんのペースに合わせて、しっかり睡眠を取りながら過ごしていきます。
生後3ヶ月以降になると、少しずつ長く眠れるようになってきます。
午前寝を1回、昼寝を1回と、調節しながらお昼寝をする時期です。
と言っても個人差も大きくありますので、赤ちゃんの様子を見ながらゆっくりと、保育園の生活様式に合わせて睡眠を取るようにしていきます。
お迎えが遅い場合、夕方に眠くなってぐずったり、お家に帰ってからもぐずって大変になってしまうこともあるかと思います。
その場合は、夕方にも1回睡眠を取ることもあります。
夕方に長く眠ってくれた方が助かる、もしくはあまり眠らせると夜に響くので、短めにしてほしいなど、ママの都合もあるかもしれませんね。
もし要望があれば、相談してみましょう。
【生後5~8ヶ月】保育園のお昼寝時間
これまで赤ちゃんのペースに合わせて眠りたい分だけお昼寝をしてきましたが、このくらいの月齢から保育園の生活形態に合わせて睡眠を整えていくようになります。
午前寝は短く調節し、30分~1時間ほど眠ります。
もちろん、赤ちゃんのペースで無理なく整えていくので、睡眠が短くお昼寝までに眠くなってしまって泣くようであれば、午前寝も長めに眠らせてくれます。
逆に、午前寝が長くなってしまうと昼寝が長く眠れなくなり、夕方に早く眠くなるようなら、午前寝を早く切り上げて昼寝をたっぷり取るなど、調節します。
赤ちゃんの睡眠時間はお帳面を通して細かく記載してくれているかと思いますので、ママも把握しておけるといいですね。
【生後9~12ヶ月】保育園のお昼寝時間
一般的に保育園での昼寝の時間は、大体13時~15時まで眠るように設定されています。
(時間帯は園によって異なるため、多少前後することもあります。)
昼寝の時間は、体を休めるためにも、みんなで一斉に静かに眠るようにできるのが理想です。
この時期の赤ちゃんも、集団生活を送る園の生活リズムに合わせて昼寝を取るように調節していきます。
もし眠くなってお昼ご飯の時間などにぐずってしまうようなら、午前は10分~30分ほど仮眠を取るようにするなど、補助的に眠るように対応してくれる場合もあります。
逆に、午前に眠らなくても昼寝の時間まで起きていられる子もいますので、無理に午前寝を取らないということもありますよ。
また、昼寝は少し早めに取り、夕方に眠くならないように長めに寝かせてくれるなど、赤ちゃんに合わせた配慮もされることも。
最終的には、1歳を目途に全員が午前寝をなくし、お昼寝を一斉に取れるようにしていくことを目指していく園も多いです。
園での生活リズムに合わせつつも、赤ちゃんの成長に合った方法を取れるよう、お帳面などを通して担任の先生と相談していけるといいですね。
【1歳以降】保育園のお昼寝時間
この頃になると、保育園に合わせたお昼寝の時間に眠るように整えていきます。
はいはい、あんよが始まっていて、園でも活発に遊んでいることでしょう。
午前は活発に活動をし、お昼寝以降はお迎えを待ちながらゆったり過ごします。
健康的に過ごせるよう、お昼寝で体をしっかり休めます。
保育園でのお昼寝事情
保育園は集団生活。
様々な赤ちゃんがいる中、どのように赤ちゃんに合わせた昼寝をするのでしょうか。
【睡眠中はスペースを分ける】
保育室の中でも、午前寝を取る子と取らない子のスペースをある程度分けて過ごしています。
月齢の小さい子が眠っている間は、月齢の大きい子は午前のおやつを食べて落ち着いてゆったり過ごしたり、ホールに出かけて朝の集会に参加するなどといった方法を取ることもあります。
昼寝は一斉に取るので、みんなで同じ部屋で眠ります。
【赤ちゃんが泣いたら?】
赤ちゃんは基本みんな同じ部屋で過ごします。
眠っていると泣いてしまう子ももちろんおり、泣き声で他の子も起きてしまったり…ということも、よくあることなので大丈夫。
その場合、保育士が起きてしまった子の生活に支障がないよう、もう一度寝かしてくれたり、泣いている子はあやしてあげたりなどの対応をしてくれます。
まとめ
0歳児のうちは集団生活を送りつつも、なるべく赤ちゃんに合った生活リズムで過ごせるよう、午前寝やお昼寝も保育士が上手に調整してくれます。
ママもお帳面で赤ちゃんの生活の様子を把握しながら、担任としっかり連絡を取り合うようにし、赤ちゃんが健やかに成長できるように見守っていきたいですね。