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ワーママを悩ます育児ハラスメント



育児ハラスメントとは?

育児ハラスメントとは、育児をしながら働く者に対して、職場の上司や同僚から陰口や嫌がらせを受けたり、受けられる権利などを不当にはく奪されたりすることを言います。
近年では、小さな子どもを育てながらも働いている女性が多く、それと同時に育児ハラスメントで悩む女性も増えてきています。
育児ハラスメントによって退職を余儀なくされるママも少なくはありません。

 

そんな育児ハラスメント、実際はどのような実例があるのでしょうか?
もし自身が育児ハラスメントに遭ったしまった場合の対処法などと併せてご紹介します。

 

育児ハラスメントとして認められる事例

実際に、どのようなケースが育児ハラスメントとして認められているのか、事例をご紹介します。

 

【育休を取らせてもらえない】
「前例がないから」「長い間休まれると困る」といった理由で、育児休暇を取らせてもらえないという声をよく聞きます。
しかし、前例の有無にかかわらず、子どもが1歳になるまでの育休取得は労働者が受けられる権利であります。
育休取得を理由に、退職を迫られたり、不当な異動をさせられるのは、立派な育児ハラスメントになります。

 

また「会社の規模が小さいから」と育児休暇の取得を認めらえれないというケースも多いですが、育児休暇の取得は法律で定められている労働者の権利であり、会社の規模には関係ありません。
条件に当てはまれば、派遣社員やパートだとしても受けることができる制度なのです。

 

 

【有休や時短勤務の度に嫌味を言われる】
小さな子どもを抱えていると、どうしても体調を崩すことが多く、会社を休んだり早退や遅刻の回数が増えてしまいますよね。
その度に、周りから嫌味を言われたり嫌がらせなどを受けるのも育児ハラスメントとして認められる事例の1つです。

ママが仕事に穴をあければ周りに迷惑をかけていることにはなるので、その負い目から嫌がらせを受けても周りに相談できないママも多いそうです。

しかし、「子どもを理由に休まれると周りが迷惑する」「休んでばかりなら退職したら?」などと言った言葉も、育児ハラスメントの事例として認められます。
ママが苦痛を感じたら、限界になる前に周りに相談することが大切です。

 

 

【パパが受ける育児ハラスメント】
ママ以外にも、パパが育児ハラスメントを受けるケースも増えてきています。
共働き世帯が増えてきたことにより、育児を夫婦で分担する家庭が増えるため、おのずとパパが仕事をセーブする機会も出てきます。
子どもの体調不良や行事など、ママの仕事の都合がつかない時はパパが休みを取ることもあるでしょう。
そのような時に、上述したような育児ハラスメントを受けることも珍しくはありません。

 

また、近年は育児休暇の取得を希望するパパも多くいますが、まだまだパパの育休は一般的ではないため、認めてもらえないケースが多いようです。
しかしながら、パパの育休取得も受けることのできる権利であります。

 

育児ハラスメントに悩んだ時の相談先

それでは、育児ハラスメントを受けたら、どこに相談すればよいのでしょうか。
以下で、順を追って説明します。

 

【①信頼できる仲間や上司】
一部の同僚や上司から育児ハラスメントを受けている場合は、自分の味方になってくれそうな仲間や上司にまずは相談してみましょう。
育児ハラスメントをしている当事者へ注意をしてくれたり、社内の相談窓口などを案内してくれるかもしれません。

育児ハラスメントは、している側はハラスメントの自覚がないこともあります。
周りから「それって育児ハラスメントに当たるよ」と言われることで、自分の言動がハラスメントと初めて気づき、反省をしてくれるかもしれません。

 

【②会社の相談窓口】
信頼できる仲間が見つけられない場合は、会社の苦情相談などの相談窓口へ相談しましょう。
今育児ハラスメントを受けていなくても、働いているうえで様々な相談をしたいことが出てくるかもしれません。
日頃から、会社の相談窓口があるかを調べておくと安心ですよ。

 

【➂労働局】
会社の相談窓口がなかったり、あったとしても育児ハラスメントを許容するような社風である場合は、社内で解決することは難しいかもしれません。

そのような場合は、労働局へ相談することもできます。
労働局雇用環境・均等部へ相談すると、労働局長が行政指導をしてくれます。

しかし、労働局へは「名前を伏せて欲しい」と依頼することもできますが、育児をしながら働いている社員がママ自身だけだった場合は、相談した個人が特定されてしまう可能性もあるので注意が必要です。

 

まとめ

働くママは子どもがいない社員に比べて、子どもの体調不良や行事などで仕事に穴をあけてしまう場面が多いと思います。
小さな子どもがいる以上それは仕方のないことですが、「子どもがいるから仕方ないでしょ」という態度でいるのは好ましくはありません。

育児休暇や時短勤務、そして有給休暇は与えられた権利ではありますが、周りで働くメンバーだって人間です。
理解・そして協力してもらうことに対して感謝の気持ちを忘れずに、態度や言葉でしっかりと伝えていくようにしましょう。

そして、子どもが大きくなったら今度は自分自身が周りをサポートしてあげる。そんな素敵な「持ちつ持たれつ」の職場環境を作っていけるといいですね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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