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働くママは2人目は何歳差が良いの?

働くママは何歳差で2人目を考える?

働くママにとって、2人目の子どもをどのタイミングで授かるかというのは非常に重要なことでもあります。
2人育児と仕事の両立の大変さももちろんですが、育休手当の給付金額や、1人目の保育園在籍にも関わってくるのです。
そのため、1人目がお腹にいる時から、2人目のタイミングを考えているママもいます。

 

それでは、一体2人目は何歳差のタイミングが働くママにとっては良いのでしょうか?
今回は、きょうだいの年齢差でどのようなメリット・デメリットがあるのかについて、以下で詳しくまとめました。

 

2人目は何歳差?メリット・デメリット

【1歳差】

1歳差、いわゆる年子の場合は、タイミングが合えばママが1人目の育休後復帰せずに2人目の産休・育休へ入ります。
特に、会社の規定で育休が1年以上取得できる場合は、そのようになる可能性が高いです。

 

長い期間会社を休むという点では、気まずかったり仕事を忘れてしまうかもしれないといった不安やデメリットもあります。
しかし、「復帰してまたすぐに産休へ入る方が申し訳ない」と考えるママも一定数いるため、そこは人によって感じ方は様々と言えるでしょう。

 

また、ママが1人目育休前にフルタイムで働いていた場合、1歳差であればフルタイム分の給与から育休手当の金額が計算されます。
そのため、1人目の育休後時短で働いて2人目の育休に入るよりかは、多くの金額をもらえるといったメリットもあります。

 

しかし、1歳差育児は2人ともに手がかかるため、育児と仕事の両立に苦戦するママも多くいるでしょう。
その一方で、大きな年齢差がないゆえに子どもに手がかかる時期も同じタイミングで過ぎていきます。

 

【2歳差】

2歳差の場合、1度職場復帰をしてから改めて産休・育休に入るパターンが多いようです。
職場復帰してすぐに妊娠が発覚・あっという間に産休へ突入というケースも少なくありません。

 

ママとしては、復帰してあまり期間が開いていないのにも関わらず、休みに入ることに対して後ろめたい気持ちもあるようです。
現に、「また休みに入るの?」と言われてしまうことも少なくないようです。

 

しかし、産休・育休は労働者の権利でもあり、このような発言はマタハラ(マタニティ・ハラスメント)にも当たります。
あまりにも目に余るようでしたら、上司や相談窓口など、信頼できる人に相談するようにしても良いでしょう。

 

また、自治体によっては、2人目の育休期間の間は1人目の保育園を退園しなければならないこともあります。
そのため、育休期間中は2人育児をしなければならないというデメリットも考えられます。

 

しかし、2歳差の場合、きょうだい揃って保育園に在籍している期間が長く、2人目だと保育料も減額される地域もあるため、家計の負担は少なくなるといったメリットもあります。

 

【3歳差】

3歳差の場合は、1人目の育休明けから少し時間が経っていることが多く、会社への報告もあまり気まずくないというママも多いようです。
しかし、時短勤務で働いている場合、育休手当は時短の給与から計算されるため、1人目の時よりも給付額が少なくなることがほとんどです。
育休手当の満額給付を希望しているならば、フルタイムへ復帰してからの方が良いでしょう。

 

また、3歳差の場合は、2歳差の場合と同様に、2人目の育休期間中は1人目の保育園を退園しなくてはならない自治体が多いです。
そのため、3歳児と0歳児を家庭保育しなければならないというデメリットもあります。

 

しかし、3際となるとイヤイヤ期も卒業し、ある程度聞き分けが良くなったり、赤ちゃんを可愛がってくれたりする子も増えてきます。
簡単なお世話なら協力してくれる子も多く、きょうだいの仲睦まじい姿を見ることもできますよ。

 

【4歳差以上】

子どもが4歳になると、フルタイムでの復帰をしているママもいるでしょう。
特に正社員の場合は、時短勤務が3歳までと規定で定められていることも多いようです。

 

そのため、育休手当はフルタイムの給与から計算されて、満額受け取れるケースがほとんどです。
しかし、つわりや妊娠による体調不良を抱えながらのフルタイムでの仕事、そして上の子のお世話というのは非常につらいものでもあります。

 

ただし、4歳というと、年少クラスの年です。
年少クラス以上の場合は、ママが2人目の育休中だとしても保育園は退園にならない自治体がほとんどです。
そのため、日中は赤ちゃんのお世話やママの休息のために使える時間となり、穏やかな気持ちで過ごすことができるでしょう。

 

まとめ

今回は、それぞれの年齢差での働くうえでのメリット・デメリットをご紹介しましたが、子どもを持つということはそれだけでとても幸せなことですよね。
「絶対にこうしなければならない」という気持ちは捨てて、どのようなパターンになっても柔軟に対応できるように、事前に下調べをしておくようにしましょう。

 

2人目を何歳差にするかという問題は、ママの働く会社・そして住んでいる地域によっても大きく変わってきます。
そのため事前に会社や地域のルールをしっかりと把握しておくだけでも、安心感が違いますよ。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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