保活を成功させるために
保育園に入園するための保活。
育休明けからスムーズに復職できるように、保活を成功させたいですよね。
でも、保育園はいつから探したらいいの?と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は保育園をいつから探したらいいのか、保活の年間スケジュールについて解説いたします。
保育園はいつから探すの?
保育園はできるだけ早くから探しておくと、これからの保活が楽になります。
認可保育園やほとんどの保育園は4月始まりで、保育園に入りたい前年の10〜11月に入園申し込みが始まります。
つまり、入園申し込みの前までに入りたい保育園に目星をつけておく必要があります。
そのため遅くても10月には保育園探しを終わらせておくと安心でしょう。
また待機児童が多い地域では、認可保育園に入園できない可能性もあるため、同時に認可外保育園などもリサーチしておくと良いかもしれません。
保活の年間スケジュール
保育園探しは遅くても10月までにしておくと安心ですが、全体的な保活のスケジュールを把握し、妊娠中から無理のない計画を立てておくと良いでしょう。
【保活スケジュール】
例えば、6月生まれの場合の保活スケジュールはこの通りです。
4月〜5月…情報収集スタート(役所で相談、保育園に関する方法収集など)
6月…出産
7月〜9月…保育園の見学、保育園の入園希望順位を決める、書類の準備
10月〜12月…入園申し込み、保育の必要性の認定申し込み
1月〜2月…認定保育園の1次発表、入園内定、入園説明会、面接など
3月…認定保育園の2次募集、発表
4月…0歳児クラス入園
【安定期〜産前まで】
妊娠中には無理のない保活スケジュールで動きましょう。
0歳児クラスに入園させる場合には、妊娠中の安定期に入った後から保活を始めた方が良いです。
まずは自治体のホームページから入園申し込みの時期を確認し、地域の保育園に関する情報収集から始めていきます。
気になる保育園をいくつかピックアップし、見学の予約をしましょう。
【産後〜9月まで】
産後に体調が落ち着いたら保活を再開しましょう。
保育園を実際に見学し、いくつかの候補の中から入園希望順位を決めていきましょう。
10月から本格的に申し込みが始まるので、就労証明書など必要な書類をこの時期から準備し始めるとスムーズでしょう。
【10〜12月】
ほとんどの自治体では翌年度の4月入園の場合、申し込みが10〜11月に本格的に始まります。
申し込みの開始時期になったら、入園希望の保育園を順に申込書に記入し、申し込みを済ませます。
申込書以外にも、保育の必要性の認定申し込みや就労証明書などの書類も忘れずに準備しておきましょう。
【1月以降】
ほとんどの自治体で、1〜2月になると選考結果の通知が送られてきます。
選考に落ちた場合は2次募集に再挑戦することが必要です。
無事に入園が決まったら、保育園との面談や持ち物の準備などを進めていきましょう。
残りの期間、入園までのお子さんとの時間をゆっくり過ごすのも良いですね。
もし2次の発表でも選考から漏れてしまったら、認可外保育園を検討するか、育休延長の手続きなども視野に入れておきましょう。
早生まれの保活はどうする?
注意したいのが、今回ご紹介した保活スケジュールは、4〜6月生まれの赤ちゃんの場合に当てはまります。
前述のスケジュールでいくと、10月より後に生まれる赤ちゃんは、生まれる前から入園申し込みが必要ということになります。
また、7月〜9月に生まれた場合でも、産後すぐは動けないことを見越して、出産前に情報収集と保育園の見学を済ませる必要があるでしょう。
早生まれで4月入園をしたい場合、出産前に入園申し込みをすることは可能ですが、自治体によっては産後からしか申し込みを受け付けていない場合もあるので注意が必要です。
また原則、認可保育園の場合は生後57日以降から預かりができるとしていますが、月齢を制限している場合もあります。
自治体によっては1〜3月生まれ用に別途申し込み枠を設けている場合もあるので、しっかり情報収集しておきましょう。
このように早生まれの場合は、0歳児で4月入園させたくても、スケジュール的にどうしても難しい場合の方が多いかもしれません。
早生まれで0歳児で預けたい場合は、最初は認可外保育園などに入園して、次年度に1歳児クラスから認可保育園の申し込みを検討する方も多いようです。
ただし、待機児童の多い地域だと、1歳児クラスの方が入園が厳しくさらに激戦です。
年度の途中で空きが出たらいつでも入園できるように、年度途中の申し込みもしておくと、希望の認可保育園に入園できる可能性が高くなります。
まとめ
育休明けの復職、そして保活。
どれもスムーズに進められるかドキドキしますよね。
早めに保活のスケジュールを確認しておくことで、何を始めたら良いのか、段取りや準備の目処が経つでしょう。
ほとんどの自治体が10月から申し込みが始まりますが、正確な日程は各自治体のホームページから確認しておくと安心です。
今回は4月入園を目指したスケジュールを紹介しましたが、生まれる月によって進め方が多少異なります。
保活のスタートダッシュが遅れてもどうか焦らず、状況を確認しながら進めていきましょう。