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子育て中の自宅開業のメリットデメリット 

子育てママには自宅開業もおすすめ!

今は働いていないけれど赤ちゃんが少し大きくなったら、仕事を始めたい。そう考えているママにとって、子育てと仕事の両立というのは大きな問題です。

 

仕事の採用面接を受けるためには、子どもの預け先を確保しないといけないけれど、仕事が決まっていない状態では保育園入園は難しい、なんて矛盾を感じることもあると思います。

 

そんなママの選択肢として、自宅開業という方法はどうでしょうか。自宅で開業といっても、美容院など大がかりな工事が必要なものばかりではありません。

 

ハンドメイド作家として自宅をアトリエとして商品を製作したり、自宅に生徒さんを招いてアロマキャンドル作りのワークショップやベビーマッサージの教室を開いたり。

自宅を本格的にリフォームしなくてもできる開業の方法はたくさんあります。

 

自宅で開業なら、赤ちゃんを育てながらも柔軟な働き方ができて魅力的ですね。

ただし、一方で大変な点もあります。今回は、子育て中のママが自宅で開業する際のメリットやデメリットについてご紹介していきます。

 

 

子育て中の自宅開業のメリット

では早速、子育て中の自宅開業のメリットについて見ていきましょう。

 

【メリット①時間の融通が利く】

何と言っても最大のメリットは、時間の融通が利くこと。

自宅で教室やサロンを開く場合でも、開業時間は自分で決められるため、自分や子育ての都合に合わせて設定することが可能です。

 

【メリット②子育てと両立しやすい】

仕事の内容によって差はありますが、自宅で開業する場合、仕事場=子育ての場。

ですから、赤ちゃんが熱を出している日も寝ている時間で仕事ができたり、子どもが大きくなって留守番させるのが心配、ということもありません。家族が急に入院、ということになっても対応しやすいでしょう。

ママが働く姿を子どもに見せられるというのもメリットかもしれませんね。

 

【メリット③通勤時間や家賃のロスがない】

子育て中のママが働く時に、時間はいくらあっても足りないもの。自宅開業なら、通勤時間がないというのは大きなメリットです。

また、自分でオフィスや教室の場所を借りるのに比べて、家賃が必要ないのもメリットですね。

 

【メリット④好きなことを仕事にできる】

自宅で開業する場合、ママ自身が仕事の内容を決められるのもうれしいポイントです。

自分自身の「好きなこと」を仕事にできるというのはやりがいに直結しますね。

 

【メリット⑤自分らしく働ける】

上にご紹介した内容ともかぶってきますが、自宅で開業する場合、自分の意見で仕事を進めることができ、職場の人間関係や上司の理不尽な指示などのストレスを抱えづらいのもメリットです。

 

子育て中の自宅開業のデメリットと対策

次に自宅開業におけるデメリットとその対策についてご紹介します。

 

【デメリット①収入が安定しない】

自宅で開業する場合の最大のデメリットは収入が安定しづらいことと言えるかもしれません。

特に開業して最初の内は、継続的に収入を得ること自体が難しい場合もあるでしょう。

 

《対策》

ママが自宅で開業する場合、家庭の収入をそれですべて賄おうとすると難しいかもしれません。

特に赤ちゃんが小さい間は、パパの収入と併せて家計を賄う気持ちで、土台を固める時期と割り切ることも大切です。

 

【デメリット②公私の区別が難しい】

会社勤めなら、オンオフが切り替えやすいですが、自宅で開業する場合はその境目があいまいになることがあります。また、自宅にお客様を招く仕事の場合、家の中を常に整えておかなければならないという負担も生じます。

 

《対策》

自宅にサロンや教室のスペースを構える場合は、動線やリフォームの工夫で、お客様を招くスペースと舞台裏である自宅を上手に区切りましょう。

在宅ワークなどの場合は、土日は仕事の連絡はしない、など自分なりのルールを決めるのも1つの手です。

 

【デメリット③職種によっては休みづらい】

ネイルサロンなどお客様を招く職種の場合は、こちら都合で急にキャンセルができないこともあります。

シフト制で交代してもらえる職場に比べ、自分ひとりなのでかえって休みづらいことがあるかもしれません。

 

《対策》

特に赤ちゃんが小さい間は、予約や仕事の量は無理にたくさん受けないのがいいでしょう。また、急な都合でキャンセルになる場合も前後のフォローをするなど、お客様との信頼関係を築いておきましょう。

 

【デメリット④職種によっては辞めにくい】

自宅をリフォームして教室にしたり、フランチャイズで自宅で代理店を始める場合は、簡単には辞められないことがあります。

 

《対策》

始めてしまったら後戻りはしづらいので、事前によく考える事が大切です。どこかで経験を積んだり、経験者の話を聞いたりしましょう。

 

【デメリット⑤すべてが自分の責任になる】

自宅で開業する場合、フリーランスであり事業主となります。自由がある反面、すべての責任や判断が自分にかかってくるという部分もあります。

 

《対策》

フリーランスのための労働組合や、各種の保険などのセーフティーネットを積極的に使いましょう。また、パパをはじめとした家族の協力も得るようにしたいですね。

 

まとめ

メリットばかりではありませんが、自分らしく好きなことを仕事にできるのは自宅開業の大きな魅力です。ぜひ、前向きに選択肢に入れてみてくださいね。

この記事を書いたライター

野田 乃梨子
野田 乃梨子

子どもの頃から転勤族で、今は人生13回目の引越しを終えたところ。 12歳、10歳、3歳、3児の母です。結婚前に編集者をしていた経験から、今は在宅でライターをしています。 年の差兄妹の子育てにてんてこまい!の毎日ですが、赤ちゃんと一緒に育児に奮闘中のママの参考になる情報をお届けできたら嬉しいです。 趣味はフェルトでおままごとを作ること。絵本や舞台も大好きです。

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