保育園で離乳食を食べてくれない!
保育園に通い始め、徐々に慣れてくると、保育時間も長くなるので離乳食を食べる子もいますよね。
しかし、なかには食べてくれない子もいて、栄養摂取や体調面で不安になってしまうママもいるでしょう。
そこで今回は、保育園で離乳食を食べてくれない子を持つママへ、考えられる理由と解決策をご紹介します。
保育園と連携を取りながら赤ちゃんの様子を観察し、保育園でも安心して離乳食を食べられるようにサポートしていきましょう。
保育園で離乳食を食べない原因は?
ではまず、なぜ保育園で離乳食を食べてくれないのか、その原因から見ていきましょう。
おうちでは食べるけれど保育園に行くと食べなくなるのは、赤ちゃんなりの理由があるかもしれませんよ。
【原因①環境が変わって不安だから】
赤ちゃんが保育園だと離乳食を食べてくれないのは、おうちとの環境が異なることが原因かもしれません。
たとえば、
・離乳食の椅子が違う
・離乳食のスプーンが違う
・周りの雰囲気が違う
などに戸惑いを感じていることも。
この頃の赤ちゃんは、周囲の環境の変化に敏感です。
人見知りや場所見知りが始まっている赤ちゃんだと、特に警戒して食べてくれないかもしれませんね。
【原因②食べ慣れていない離乳食だから】
保育園で出される離乳食の味つけや食材に慣れておらず、食べるのを嫌がる子もいます。
いつもと違う固さや見た目、味付け、食べ慣れない食材があるなどを敏感に感じてしまっているのかもしれませんね。
離乳食の段階がステップアップしたばかりの赤ちゃんも、このような理由から急に食べてくれなくなることがあります。
【原因③ほかのことに気を取られてしまうから】
保育園だとおうちで離乳食を食べる環境とは違い、周りにお友達がいたり、おもちゃや絵本が溢れていたりすることがありますから、ほかのことに気を取られ、集中できないことで離乳食を食べてくれないケースもあります。
遊びに夢中で、離乳食を食べる気持ちになっていないこともあるでしょう。
【原因④離乳食の時間がいつもと違うから】
保育園で過ごすときとおうちで過ごすときのスケジュールが違うと、まだお腹が空いていないなどの理由から離乳食を食べてくれないこともあります。
保育園で離乳食を食べないときの解決策
保育園で離乳食を食べてくれないのは、赤ちゃんによって様々な理由がありそうですね。
無理に食べさせることは避けたいですが、そうは言っても小さな赤ちゃんにとって離乳食で摂る栄養は大切なもの。
なるべく食べてもらえるようにするにはどうしたらいいでしょうか。
ここでは保育園で離乳食を食べないときの解決策についてご紹介します。
【解決策①おうちでも色々な食材を試してみる】
食べ慣れない食材が気になってしまう赤ちゃんには、おうちの離乳食でも食材のバリエーションを増やしてみましょう。
保育園から出される献立表などを参考に、どんな食材が使われているか参考にしながら試してみるといいかもしれませんね。
併せて調理方法や盛り付け方法などについても保育園の先生に確認しながら、なるべく保育園の離乳食に近しいものを作ってみるといいでしょう。
【解決策②離乳食食器を持参してみる】
保育園によって可能かどうか確認が必要ですが、離乳食のスプーンの素材が嫌で食べてくれない場合は、使い慣れているものを持参しても良いか聞いて見るのも1つです。
赤ちゃんによっては、スプーンの形状や素材の違いを嫌がり、食べてくれないことがあります。
普段よく使っているものならば食べてくれるかもしれないので、可能であれば試してみるといいでしょう。
【解決策③保育園の時間に慣れさせる】
保育園の1日のスケジュールを確認したら、おうちでも同じようなスケジュールで行動するように心がけましょう。
そうすれば自然とその生活リズムに慣れ、時間になったら空腹を感じてくれるかもしれません。
特に保育園に入園したばかりの赤ちゃんの場合、環境だけでなく生活リズムに慣れていないこともあるので、早く保育園の生活に慣れるためにはおうちでの過ごし方にも気を付けるようにしましょう。
【解決策④無理はしない!食べられたら褒める!】
保育園で離乳食を食べてくれない日が続くと、園側から半日保育にさせられてしまうこともあるようです。
そうなると、ママも仕事に行けないため、焦ってしまうこともありますよね。
しかし、無理は禁物です。
赤ちゃんには赤ちゃんのペースがあります。無理強いすると余計に嫌がってしまうこともあるので、少し様子を見るといいでしょう。
もし少しでも食べられた日があれば、ママもいっぱい褒めてあげてくださいね。
まとめ
保育園での生活は、慣れるまで時間がかかる子もいますから、離乳食やお昼寝を満足にとれない子もいるでしょう。
そんなときは、なぜ赤ちゃんが嫌がってしまうのか?その理由を探り、保育園と一緒に解決策を見出していけるといいですね。
まずは1歩ずつ、昨日より今日、今日より明日…と進歩していけるように、ママも保育園に任せきりにせず、しっかり連携して赤ちゃんが安心して離乳食が食べられるようサポートしていきましょう。