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ワークライフバランスとは
「ワークライフバランス」という言葉は、働くママであれば1度は耳にしたことがあると思います。
ワークライフバランスとは、仕事とその他の生活を両立させることを言います。
働き方改革が叫ばれている昨今ですが、それでもやはりワークライフバランスを保てている人は多くはありません。
そしてその中でも、働くママがワークライフバランスを保つのはなかなか難しいのではないでしょうか。
仕事と家事、育児、そして自分の時間。
また、これに加えて、近い将来親の介護なども必要となってくるかもしれません。
それぞれを充実させれば、ママの生活も生き生きとしたものになりますよね。
そこで今回は、働くママがワークライフバランスを保つためにの工夫にはどのようなものがあるかをご紹介します。
ワークライフバランスを保つ工夫①生活の軸を決める
働くママの生活には、様々なやるべきこと・やりたいことがありますよね。
仕事はもちろん、家事や育児、そして自分の趣味の時間。
もちろん、すべてのことを完璧にこなせれば良いかもしれませんが、なかなかそうはいかないものですね。
まず、自分の生活で何を優先させたいかを考えましょう。
優先といっても、他のことをおざなりにするわけではありません。
あくまでも、自分の生活の「軸」となるものを決めるのです。
例えば、育児に専念したいママは、正社員からパートなどといった雇用形態を変えたり、時短勤務などの制度を積極的に活用して子どもや家族との時間を多めにとっても良いでしょう。
一方でキャリアを大切にしたかったり、経済面においてもしっかりと働けるだけ働きたいと思うママもいると思います。
その場合は、預かり時間が長い保育園を探したり、家事代行やおじいちゃんおばあちゃんの力を借りても良いですね。
「どちらが良い」という正解はありませんが、何かを軸としてものごとを考えると、「あれも、これも」と焦ることが少なくなるかもしれません。
ワークライフバランスを保つ工夫②スケジュールを組む
働くママがワークライフバランスを保つためには、上手に1日のスケジュールを組んで生活することもポイントの1つ。
仕事上のタイムスケジュールは組むことはあるかもしれませんが、朝起きてから夜寝るまでのスケジュールもざっくりでいいので立ててみましょう。
ある程度の時間が決まっていれば、その時間内で動こうとするのが人間です。
それが無理ならその内容や時間配分を変更して、自分の動きやすいスケジュールを作っていきましょう。
例えば、夕食の支度に20分間の時間配分だと、ママによっては厳しいこともあると思います。
それならば、平日の夕食のメインはお惣菜にして、小鉢や汁物、サラダだけを作り、休日に作り置きをしておけば20分で支度ができるかもしれませんね。
一方、夕食は手作りにこだわりたいならば、お掃除ロボットなどの導入をして平日の掃除の時間を削っても良いでしょう。
そしてできれば、そのタイムスケジュールを冷蔵庫など家族全員が見られる場所に貼っておけば、家族も意識して行動してくれるといったメリットもあります。
パパの協力がなかなか得られない悩みがある場合も、このように見える化することで、「こんなにやることがあるんだ!」と意識を変えてくれるきっかけとなるかもしれません。
ワークライフバランスを保つ工夫③分担する
育児や家事、それはママ一人がやるべきことではありません。
パパをはじめとした家族で協力し合い、限られた時間でこなせるようにしましょう。
なかなかパパが動いてくれない…という場合は、育児や家事の分担をしっかりと決めるというのも手ですね。
ただし、働いている者同士、残業があったり、仕事で疲れている日があるのはお互い様。
「あなたの担当なんだから」と、事情を無視して役割を押し付けるのは良くありません。
ママのワークライフバランスはもちろん、パパのワークライフバランスも大切だということを忘れずに、お互いを思いやりながら夫婦で育児や家事を分担しましょうね。
ワークライフバランスを保つ工夫④時には手を抜く
ワークライフバランスを保つためには、すべてのことにおいて上手に手を抜くことも大切です。
仕事や家事育児、すべてに全力投球なのは素敵なこと。
しかし、それを続けていてはママも疲れてしまいます。
「手抜き」と言うと少しずるい言葉のように思えてしまうかもしれませんが、手を抜くことは決して悪いことではありません。
仕事では無駄をなくし、業務の効率化をはかること。
そして、家事や育児では便利グッズなどを導入することも「上手な手抜き」の一種ですよ。
まとめ
働くママのワークライフバランスを保つのは、思った以上に大変かもしれません。
しかし、最も大切なのはママのストレスをためすぎないこと。
冒頭でも述べたように、家事・育児・仕事だけが働くママの生活のすべてではありません。
趣味や息抜きといったママの時間を確保することも、ワークライフバランス保つ上では重要ですよ。
自分のストレス解消法を探しながら、無理をしすぎずに日々の生活を送ってくださいね。