授乳ケープは代用可能
外出先にて赤ちゃんに授乳をする際に必要となる授乳ケープ。
1ヶ月検診が終わり、赤ちゃんとのお出かけをする機会が増えてくると、購入を検討するママも多いのではないでしょうか。
しかし、授乳ケープは、わざわざ購入しなくても他のもので代用可能なこともあります。
今回は、授乳ケープに代用できるアイテムについて、詳しくご紹介します。
そもそも授乳ケープって必要なの?
そもそも授乳をする際に、授乳ケープは必要なのでしょうか。
大型の商業施設や公共施設、病院などに関しては、授乳室が設置されていることが多く、授乳ケープが必要でないことが多いのです。
そのため、実際に赤ちゃんと出かけてみると、意外と授乳ケープは必要なく、拍子抜けしてしまったママもいるようです。
しかし、授乳ケープが全く必要でないかというと、そういうわけではありません。
例えば、友人宅や実家に帰省した際など、長時間滞在して授乳をせざるを得ないことは、少なからずあります。
そのため、少しでも不安がある外出の場合は、授乳ケープやその代わりになるものを持参していくのが無難でしょう。
授乳ケープ代用アイテム4選
【①ブランケット】
赤ちゃんのお出かけに必要なブランケットは、授乳ケープの代用としてピッタリです。
ブランケットというと、冬場に使うようなフリース素材のものをイメージするママが多いと思います。
しかし、授乳ケープの代用品としておすすめなのはガーゼ素材のブランケット。
ガーゼ素材のブランケットは薄手なため、真夏でもエアコン冷え防止として活躍します。
そして、授乳ケープとしても活躍するのです。
ガーゼ素材で薄手のため、ママの首の後ろできゅっと結びやすく、扱いやすいです。
また、赤ちゃんは授乳中ママとくっついているため、ケープを使わなくとも汗ばんでしまうこともしばしば。
しかし、ガーゼ素材のブランケットならば通気性もよく、赤ちゃんが暑い思いをすることとも少ないでしょう。
軽くてかさばらないうえに、大判のものを選べばおくるみにもなります。
そして、洗濯をしてもすぐに乾くというのもメリットでもあります。
【②バスタオル】
外食の際、そのまま床や座布団に直接寝かせるのではなく、バスタオルを敷いたり、おむつを交換する際に赤ちゃんの下に敷いたりと、育児には必須アイテムなバスタオル。
赤ちゃんとのお出かけの際、必ずバスタオルを持ち歩くというママも少なくありません。
そんなバスタオルも、授乳ケープの代用品としておすすめのアイテムです。
しかし、厚手のものを選んでしまうと首の後ろで結びにくいです。
また結べたとしても、授乳中に赤ちゃんが動くと結び目がほどけてしまうこともあります。
そのため、バスタオルを授乳ケープとして代用する場合は、クリップやヘアゴムで留めておくことをおすすめします。
クリップは、マルチクリップという、紐の両側にクリップがついているものを使用すると、しっかりと留まってくれますよ。
【③ストール】
ママのファッションの一部としてのストールでも、授乳ケープの代用が可能です。
しかし、ウールや毛糸など、温かい素材のストールの場合は、熱がこもり赤ちゃんがストールの中で暑い思いをしてしまうので避けましょう。
透けない程度の薄手のストールが、授乳ケープとしては使い勝手が良いでしょう。
バスタオルなどに比べておしゃれで、一見授乳中と分からないのがストールのメリットです。
しかし、ママのお気に入りのストールを授乳ケープの代用品として使う場合は、母乳やよだれ、吐き戻しなどで汚れてしまう可能性があるので注意が必要です。
家庭で気軽に洗濯ができるものなら良いのですが、洗濯が難しそうなものは使用を避けた方が良いかもしれませんね。
【④前開きの服】
1番手軽な方法が、家庭にあるパーカーやカーディガンといった前開きの服で代用するという方法です。
服の背中側を前にして、袖同士を首の後ろで結んだり、ゴムで留めたりすると良いでしょう。
しかし注意したいのは、ジャストサイズすぎるものを選ばないということです。
赤ちゃんが小さいうちは良いのですが、成長してくるとだんだんと窮屈になってきてしまいます。
それだけでなく、服がはだけたりよれたりして、授乳ケープとしての役割を果たさなくなってしまうことも。
家庭の服を授乳ケープとして代用したい場合は、少し大きめのサイズの服や、パパの服を借りてもよいかもしれませんね。
まとめ
授乳ケープは、ママの生活スタイルなどによって使う・使わないが大きく分かれるアイテムでもあります。
しかし、せっかく購入したとしても、使わなかったらとてももったいないですよね。
今回ご紹介した方法をまず試してみて、使い勝手が悪かったり、高頻度で授乳ケープを必要だと感じたりする場合は、しっかりとした物を購入しても遅くはありませんよ。
また、災害時や緊急時など、授乳ケープが手元にない場合でも、今回ご紹介したアイテムであれば手に入ることもあります。
万が一の時に慌てないためにも、ぜひ一度、家庭で試してみてくださいね。