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母乳パッドの種類と選び方

母乳パッドとは?

ドラッグストアや赤ちゃん用品店などで見かける「母乳パッド」

母乳パッドは、その名の通り、授乳タイム以外に母乳が溢れ出てしまった時に母乳を吸収してくれるアイテムです。ブラジャーの内側に装着しておけば、下着や衣服を汚さずにすみます。

 

母乳パッドには

 

・布製タイプ

・使い捨てタイプ

 

の2種類がありますが、どちらを選べば良いのか悩んでしまいますよね。

今回は、それぞれの特徴と選び方のポイントをご紹介します。

 

母乳パッドの種類とその特徴

赤ちゃんの布おむつと紙おむつのように、母乳パッドにも布製と使い捨ての2種類があります。

まずはそれぞれの母乳パッドの特徴をみてみましょう。

 

【布製母乳パッドの特徴】

布製母乳パッドは下記のような特徴があります。

 

・洗って繰り返し使えるので経済的

・オーガニックコットンなど肌に優しい素材が多く、かぶれや摩擦の心配が少ない

・通気性に優れ蒸れにくい

・洗ったり干すのが面倒で、ニオイやカビの発生も心配

・使用前、後ともに衛生的に持ち歩くのが難しい

・ずれやすく、固定するため授乳用ブラジャーと併用する必要がある

・長期間使っていると型崩れなどの心配も

 

【使い捨て母乳パッドの特徴】

次に使い捨てタイプの母乳パッドの特徴を見ていきましょう。

 

・使用後捨てるだけなので手軽

・開封後の新しいものを使うので衛生的

・個包装で携帯に便利

・ドラッグストアや赤ちゃん用品店などで入手しやすい

・スリムで目立ちにくい

・テープで貼り付けるのでずれにくく、どんな下着にも使える

・紙おむつや生理用品のノウハウが生かされている商品が多い

・取替え頻度が多いとコストが心配

・化学繊維製なので肌に合わない場合がある

 

など。

布製・使い捨て…どちらを選べばよいかは、ライフスタイルや考え方によって様々です。

次項にてより詳しく選び方のポイントをご紹介します。

 

母乳パッドを素材で選ぶ

直接敏感な肌に触れる母乳パッドは、素材にこだわって選びたいもの。また、毎日のケアが楽な素材が嬉しいですよね。

 

【肌に優しい素材】

布製なら、オーガニックコットン製がおすすめです。使うたび、洗うたびに柔らかくなじんで肌触りが良くなってきます。

 

使い捨ての場合は、肌に触れる面に不織布が使われていることが多いようです。

かぶれなどが気になるママは「シルキータッチ」などの肌触りの良い商品を試してみましょう。

 

【乾きが早い素材】

布製は、洗った後の乾く時間も気になりますよね。

天然素材よりやや肌触りは劣りますが、ポリエステルなど乾きが早い素材のものは洗い替えに便利で、蒸れにくいという点でもおすすめです。

 

【防水性に優れた素材】

使い捨てのものはほぼすべてに吸水ポリマーが入っており、吸収力に優れています。

 

一方、布製の場合は防水布が入っているかどうかがチェックポイント。

防水布の代わりに何層にも布地を重ねて母乳の漏れを防ぐ仕様の場合、パッド自体が分厚いため蒸れやすかったり洗濯後の乾きが遅くなる場合があります。

 

 

母乳パッドを吸収力で選ぶ

母乳の量には個人差があり、また、赤ちゃんの月齢や離乳食の進み具合などでも母乳量は変わっていきます。

いわゆる差し乳状態になると母乳の量が安定してくるため、漏れも少なくなります。この時に使い捨てタイプから布製タイプに切り替えるママもいるようです。

 

 

母乳パッドを通気性で選ぶ

にじみ出る母乳や汗によって、下着の中は蒸れやすいもの。

通気性の悪い母乳パッドを使用していると、乳房や乳首の周囲がかゆくなったりあせもができたりすることがあります。

また、授乳の際にできた乳首の傷なども治りにくく化膿してしまう恐れもあります。

 

布製の場合も使い捨ての場合も、通気性の良いものを選ぶようにしましょう。

 

母乳パッドをコスパで選ぶ

場合によっては、出産前から使い始める母乳パッド。卒乳までの期間使うとすると、長い人で3年間くらい使うことになります。

消耗品ですから、やはりコスパも気になりますよね。

 

コスパで選ぶ場合は、布製がおすすめです。

長期間使用による消耗はありますが、やさしく手洗いなどのケアをすれば、買い替えの必要がない場合もあります。

お手入れの手間を省きたいというママなら、大容量でお買い得になっている使い捨てタイプを選ぶというのも1つです。

 

 

母乳パッドをフィット感で選ぶ

布製は形がしっかり形成されているものが多いようです。

平らなタイプ、円錐型タイプなど自分の胸にフィットするものを選べば心地よく過ごせそうですね。

 

また、乳首周辺のかぶれや傷などが気になる場合は、中央にくぼみのあるタイプを選ぶのも良いでしょう。

 

使い捨ての場合は、薄くフィット感に優れたものが多いようです。プリーツ状に伸ばしてフィットさせるものもあります。

腋にテープがあたると痛いので、試供品などで試してみると良いですね。

 

まとめ

その他に、

 

・左右の母乳の量が異なるため、1枚ずつ個包装

・外出先のトイレで気にならないように、テープをはがす音が小さい

 

などを重視するママもいるようです。

 

母乳パッドにも相性があり、かぶれや通気性など使い心地は人によって違います。

また、使っているうちに合わなくなることもあります。最初はまとめ買いは避けて、状況に応じて買い足していくと失敗が少なくてすみますよ。

 

 

この記事を書いたライター

北村 美涼
北村 美涼

関西在住、1男1女を持つワーキングママです。 産休、育休、フレックス、時短、在宅、テレワーク、といろいろな勤務体系経験済み! ハワイとたこ焼きと太陽の塔が大好き!どれも私のパワーのみなもとです。

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