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母乳の免疫効果はいつまで?

ママが気になる母乳の免疫

母乳は、赤ちゃんにとって大切な食事になるのはもちろんのこと、赤ちゃんの体を守る免疫も豊富に含まれています。
そのため、母乳育児は赤ちゃんにとってメリットがたくさんあるのです。

 

そんな母乳の免疫も、時間が経つとどんどんと低下していくというのは、母乳育児をしているママならば一度は耳にしたこともあるのではないでしょうか。

そこで今回は、そんな母乳の免疫について、詳しくご紹介します。

 

母乳の免疫ってどんな仕組み?

まずは母乳に含まれる免疫力について見ていきましょう。

 

【生まれてすぐの赤ちゃんは免疫が少ない】

生まれてすぐの赤ちゃんは、非常に抵抗力が弱く、細菌などからの免疫も非常に少ない状態で生まれてきます。
そして成長するにしたがって、様々な細菌などに触れて、どんどんと自身の免疫をつけていきます。

 

そんな赤ちゃんを守るために、ママの母乳には多くの免疫が含まれています。
「母乳を飲んでいる赤ちゃんは風邪を引きにくい」とよく言われるのは、そのためなのです。

 

【母乳の種類】
「母乳」とひとことで言っても、時間が経過するにしたがってその成分や役割が変化していくのはご存じでしょうか。

母乳には、

・初乳
・移行乳
・成乳

の3種類があります。

 

<初乳>
初乳は、産後~生後3日くらいまでに出る母乳のことです。
黄みがかってドロっとしているのが特徴で、量は少ないものの免疫成分は最も豊富に含まれています。

初乳には、たんぱく質やビタミンも豊富に含まれていて、栄養満点です。
また、初乳には赤ちゃんの胎便の排出を促す役割もあります。

 

<移行乳>
移行乳は、生後4日~14日くらいまでに出る母乳です。
初乳に比べてサラサラ感が増してきて、白くなってくるのが特徴です。

移行乳になると、免疫成分とたんぱく質が減ってきます。
その代わりに脂質や糖質が増えて、赤ちゃんの成長を促します。

 

<成乳>
生後15日移行の母乳は、成乳と呼ばれます。
移行乳よりもさらにサラサラとなり、量も増えてきます。

成乳は、糖質が増えて甘みが増してくるのも特徴です。

 

母乳の免疫はいつまで?

先述したように、母乳は、初乳→移行乳→成乳と変化していきます。
そして変化をしていくにつれて、母乳の免疫はだんだんと少なくなっていきます。

それでは、母乳の免疫はいつまで続くのでしょうか?
「生後半年を過ぎると母乳に免疫はなくなる」と耳にするママもいるかもしれませんね。

 

しかし、母乳には赤ちゃんが1歳を過ぎても免疫成分は含まれています。
確かに、初乳に比べると免疫成分は劣りますが、ゼロになるというわけではありませんよ。

 

免疫が落ちてきた母乳は意味がない?

先述したように、母乳は時が経つにつれて、だんだんと免疫成分が減っていきます。
ママの中には、「意味がないのでは?」と思う人もいるかもしれませんね。
しかし、母乳には免疫成分以外にもメリットはたくさんあります。

 

実際に、世界保健機関(WHO)は2年以上の母乳育児を推奨しています。
そのため、免疫成分が低下してきた母乳だとしても、意味がないということは決してありません。

母乳には、免疫や栄養などが含まれるのはもちろん、そのほかのメリットもありますよ。
以下で、母乳のメリットをご紹介します。

 

【親子のスキンシップ】
授乳には、親子のスキンシップ効果もあります。
もちろん、ミルクを与えたとしてもスキンシップは行えますが、ママのおっぱいと赤ちゃんの顔が直接触れ合うことにより、赤ちゃんは非常に大きな安心感を感じているのです。

授乳によるスキンシップをとることは、赤ちゃんの心の安定にも繋がります。

 

たとえば、ママが仕事を始めた場合など、日中は保育園で頑張っている赤ちゃんもいることでしょう。
家へ帰ってきた時に、ママのおっぱいを飲むことで、寂しさを埋めることもできるかもしれませんね。

 

【ママのダイエットにも】
妊娠出産を経て、大きく変化するママの体。
産後もなかなか体重が減らずに、悩んでいるママは多いのではないでしょうか。

母乳をあげるだけで、ママは多くのカロリーを消費します。
そのため、母乳育児はママの産後ダイエットの手助けにもなるのです。

 

特に授乳回数が減ってくる生後6ヶ月以降は、ママの体調も産後に比べると回復している時期ですよね。
その頃から、適度な運動などと合わせて母乳による授乳を続けると、体重が減りやすいかもしれません。

 

まとめ

赤ちゃんにとっても、ママにとってもメリットが大きい母乳。
時間の経過とともに免疫成分は劣ってきてしまうものの、決して無理してやめる必要はありません。

とはいえ、仕事や服薬など、さまざまな事情があって母乳を辞めざるを得ないママもいるでしょう。
「母乳を飲まなくなったら赤ちゃんが病気がちになるのではないか」と心配になるかもしれませんね。

 

しかし、赤ちゃんは成長するとともに自身の免疫力も向上していきます。
また、ミルクには母乳に含まれていない栄養素もバランスよく含まれています。
現に、完全ミルク育児でも丈夫に育っている赤ちゃんは数えきれないほどいますよね。

そのため、「絶対に母乳でなければ」という強すぎるこだわりは持たなくても大丈夫。
ママと赤ちゃんの生活スタイルに合った授乳方法を行っていってくださいね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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