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母乳育児がストレスに感じるとき

母乳育児がストレスに感じるとき

赤ちゃんとの母乳の時間は幸せなはずなのに、なぜかストレスを感じてしまう。そんな方はいませんか?

母乳は赤ちゃんの大事な栄養源なので、母乳育児をすぐにやめるのは難しいですよね。

それでは、母乳育児に対してストレスを感じたらどうすれば良いのでしょうか。

今回は、母乳育児がストレスに感じる原因や影響、対処法について解説していきます。

 

母乳育児がストレスに感じる原因

なぜ、母乳育児に対してストレスを感じてしまうのでしょうか。

 

【頻回授乳】

月齢が小さい頃は特に2〜3時間に1回や3〜4時間に1回など、数時間おきに授乳する必要があります。

また、最初の頃は母乳がしっかり出ていない場合もあり、授乳時間の間隔があまりあかないことが多いでしょう。

朝と夜の区別があまりついていないので、夜中でも同じ感覚で授乳する必要があります。

そのため、ママの睡眠時間が少なくなりストレスになっているのかもしれません。

 

 

【母乳が出ない】

母乳育児をしようと試みたけど、思ったよりも母乳が出ないというケースもよくあります。

母乳が出ないことで「なんで出ないんだろう」「いっぱい飲ませてあげたいのに」と感じてしまい、自己嫌悪に陥るママも。

 

 

【自分の時間が少ない】

赤ちゃんのお世話は母乳以外にも、一緒に遊んだり寝かしつけたりおむつ替えなどがあります。

それだけではなく、家事や自分の支度の時間などもあるでしょう。

母乳による授乳時間以外にもやることがたくさんありすぎて、自分の時間が削られていることもストレスになっているのかもしれません。

 

 

【身体的な痛みや不快感】

母乳によるおっぱいトラブルに悩まされる方も多いかもしれません。

母乳が詰まると激しく痛み、熱を持つこともあります。

そのような痛みを感じると毎回の授乳がどうしても苦痛になってしまいます。

他にも、暑い夏の時期は授乳時に肌を密着させるので汗をかき、肌がベタつくことも。

このような身体的な不快感も、1回ではなく何度も繰り返されることでストレスにつながる場合も考えられるでしょう。

 

母乳育児のストレスによる影響

母乳育児にストレスを感じると、どのような影響があるのでしょうか。

 

【母乳を作るホルモンが減少】

母乳育児によるストレスが、今度は母乳を作るホルモンに影響することも考えられます。

ママがストレスを感じることで、母乳を作るのに必要なオキシトシンの分泌が減少してしまい、母乳の出が悪くなることも。

 

 

【産後うつになる可能性も】

慢性的にストレスを感じていると、産後うつになる可能性もあります。

産後うつは気分の変動や悲しみを強く感じる、頭痛や無力感などの症状があります。

産後うつ病と診断された場合は専門的な治療が必要になることも。

 

母乳育児のストレス対処法

母乳育児にストレスを感じている場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。

 

【しっかり休息をとる】

赤ちゃんを育てているママにとって、休息はとても大事ですよね。

お世話しているとなかなか難しいかもしれませんが、できるだけ積極的に体を休めるようにしましょう。

赤ちゃんが寝たら一緒に昼寝をする、パパに任せて一人の時間を作るなど、まずはしっかり休息を取るようにしましょう。

 

 

【混合ミルクに切り替える】

どうしても授乳の時間が辛いなら、思い切って母乳育児を辞めてみるのも一つの方法です。

いきなり完全ミルクに切り替えるのは難しい場合もありますので、まずは混合ミルクにしてみるのはいかがでしょうか。

「できる限り母乳で」と頑張るママも多いようですが、それがストレスになっているのでは赤ちゃんにとってもあまり良い影響ではないかもしれません。

母乳ではなくても赤ちゃんはすくすく育つので、混合ミルクだと不安という方もぜひ試してみてはいかがでしょう。

 

 

【気持ちを吐き出してみる】

赤ちゃんとずっと一緒にいると、自分の気持ちを吐き出すことは難しいですよね。

気持ちを溜め込むこともストレスにつながっている可能性もあるので、子育て経験のある友人などに気持ちを聞いてもらうのも良いでしょう。

身近な方に話しづらい場合は、産院や母乳相談室など専門家に相談してみましょう。

 

 

【マッサージをする】

母乳の出が悪くてストレスを感じている場合は、おっぱいマッサージを試してみるのも良いでしょう。

特に母乳育児に慣れる生後2ヶ月くらいまでマッサージを続けていると、おっぱいトラブルになりにくいと言われています。

ただし、マッサージをしていてもそれ自体がつらかったり、方法によってはさらに痛みを感じたりする場合もあるかもしれません。

そのように自分で対処しても改善されない場合は、助産師や母乳育児の専門家に相談するようにしましょう。

 

まとめ

母乳の時間は赤ちゃんの栄養補給のためだけの時間ではなく、赤ちゃんとママの大切なコミュニケーションの時間です。

ただし、授乳回数が頻繁だったりおっぱいトラブルが続いたりすると、苦痛になってしまうかもしれません。

それがストレスとして感じると、今度はストレスによる様々な影響が出てしまう恐れもあります。

少しでも母乳育児でストレスを感じたら休息を取り、他の授乳方法も試してみるようにしましょう。

この記事を書いたライター

おがわ みなみ
おがわ みなみ

関西在住で一児の母です。 子育てをしながら仕事も両立したいと思い、在宅ライターを始めました。 日々、子供と楽しく暮らせるよう工夫することが大好きです。 新米ママやプレママさんのお役に立てるような記事をお届けします。よろしくお願いします。

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