授乳クッションは他のもので代用できる
赤ちゃんの出産準備品の中の1つである「授乳クッション」。
授乳クッションとは、赤ちゃんが母乳やミルクを飲む際に使用するクッションです。
専用のものも多く販売されていますが、授乳が必要な時期にしか使用しないため購入をためらうママもいますよね。
しかし、実は授乳クッションは専用のものを買わなくても、自宅にあるもので簡単に代用することができるんです。
これならば、数多くある出産準備品を少なくし、節約することができますね。
また、実家に帰省した際など、授乳クッションがないときに代用可能なアイデアを知っておけば、とても便利です。
そこで今回は、授乳クッションの代用品として活用できるアイデアをご紹介します。
授乳クッションの代用アイデア4選
では早速、授乳クッションの代用品として使えるものをいくつかご紹介しましょう。
【授乳クッション代用アイデア①普通のクッション】
授乳クッションは、普通のクッションや座布団などでも代用可能です。
ポイントは、高さを調節すること。
特に新生児の場合、まだ体が小さいため、ママが抱きかかえた状態だけだとおっぱいまでの距離が遠くなってしまいます。
厚みのあるタイプなら、しっかりと高さが出るので、ママも授乳しやすいでしょう。
また、クッションならカバーがあるため、万が一汚れてもカバーを洗うことができるので清潔に保つことができますよね。
日中はリビングで過ごすことの多いママの場合、ソファに座って授乳することも多いですから、授乳クッションの代用品としてはピッタリです。
ただし、座布団など薄めのクッションを使用する場合は、二つに折るなどして高さを調節するようにしましょう。
【授乳クッション代用アイデア②枕】
夜間の授乳におすすめなのが、どのお家にもある「枕」です。
大人用の枕を使えば、高さも出るのでママも授乳しやすいでしょう。
特におすすめなのが、細長い形をしている「抱き枕」。
一般的な抱き枕の両端にスナップボタンを取り付けて、オリジナルの授乳クッションをつくるのもいいでしょう。
枕であれば、カバーを取り換えることができるので、汚れてしまっても安心です。
【授乳クッション代用アイデア③ブランケット】
フワフワの肌触りの良いブランケット(ひざ掛け)も授乳クッションの代用品になります。
高さを出すために、何回か折りたたんで使いましょう。
ブランケットなら、ベビーカーやチャイルドシートに掛けて防寒・日除け対策として持ち運んでいることも多いでしょうから、外出先で授乳をしたいときに授乳クッションの代用として使えばさらに便利ですね。
【授乳クッション代用アイデア④バスタオル】
赤ちゃんのお世話の際に、様々なシーンで活躍するバスタオルも、もちろん授乳クッションの代用品になります。
ブランケットと同様に、バスタオルも適度な高さになるように、クルクルと巻いて使ったり、何枚か重ねたりして使いましょう。
バスタオルなら、どのお家にも必ずあるアイテムですし、汚れても簡単に洗うことができるので便利です。
授乳クッションの代用品として、あらかじめバスタオルを何枚か重ねてクルクルと巻いておき、両端をゴムで留めてドーナツ型にして使うというのもおすすめですよ。
授乳クッションの代用品を選ぶポイント
授乳クッションは、アイデア次第で様々なものを代用品として使うことが可能です。
代用品として選ぶポイントをおさえておきましょう。
【①洗いやすいものを選ぶ】
授乳をする際は、意外と赤ちゃんのミルクの吐き戻しなどで汚れてしまうもの。
授乳クッションの代用品を探す場合は、必ず洗いやすいものを選ぶといいでしょう。
【②高さ調節が可能なものを選ぶ】
そもそも、授乳クッションは赤ちゃんが飲みやすいように高さを調節するために使用しますから、高さが適切でないと、ママの負担が大きくなってしまいます。
特に母乳を飲ませる際に、きちんと正しい姿勢で授乳できるような高さが保てるようなものを選びましょう。
【③つぶれにくいものを選ぶ】
授乳は1日に何度も行いますから、その度に授乳クッションを使っていると、だんだん赤ちゃんの体重でつぶれてしいます。
つぶれてしまうと、高さが出なくなってしまうので、授乳クッションを使用する意味がなくなってしまいます。
バスタオルやブランケットのようなものもは、つぶれてしまえば重ねたり丸めたりすることが可能ですが、枕やクッションだとそうもいきませんね。
枕やクッションを授乳クッションの代用品として使用する際は、中綿がしっかり入っているものを選ぶなど工夫するといいかもしれません。
まとめ
授乳クッションというのは、赤ちゃんが母乳やミルクを飲みやすくするためだけでなく、ママの授乳の姿勢を楽にするという役割もあり、実は育児に無くてはならないアイテムです。
しかし授乳クッションは、今回ご紹介したように、専用のものを購入しなくても自宅にあるもので代用することが可能です。
授乳場所によって使い分けるなど工夫しながら、ママのやりやすいものを選んでみてくださいね。