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母乳育児のための自律授乳とは

母乳育児のための自律授乳とは

自律授乳とはどんな授乳法?

自律授乳という言葉を聞いたことはあるでしょうか。母乳育児の方法のひとつで、母乳を赤ちゃんが欲しがる時に欲しがるだけあげるという授乳方法です。
この自律授乳と対称的に考えられているのが規則授乳法というもので、〇時間おきに1回授乳するなど、規則的に授乳をする方法もあります。

 

厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)(※1)でも、特に出産から退院までの期間、授乳リズムを確立するために「子どもが欲しがるとき、母親が飲ませたいときには、いつでも授乳できるように支援する」と書かれています。
決まった時間や量にとらわれず授乳する自律授乳。今回はそんな自律授乳のメリットや自律授乳を行うポイントについてご紹介します。

 

(※1)参考サイト:厚生労働省HP(https://www.mhlw.go.jp/index.html)「授乳・離乳の支援ガイド~2019年改定版~(https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf)」より

 

自律授乳のメリットは?

自律授乳のメリットにはどのようなものがあるでしょうか。

 

【メリット①母乳の出をよくする】
母乳は赤ちゃんがおっぱいを吸うことで乳腺を刺激し、その刺激により母乳を作るホルモンであるプロラクチンが作られ、母乳が分泌されるという仕組みです。
自律授乳の場合、初めは自然と頻回授乳になることが多いので、乳腺に多く刺激を与えることができます。その結果、母乳の分泌が促進され、分泌量も増えていき、母乳育児が軌道にのりやすいというわけです。

 

赤ちゃんは本当にお腹が空いているときに吸い付く力が強くなります。その力を利用して、たくさん刺激を与えることで母乳の分泌をスムーズに促していきましょう。産後はおっぱいが張ってつらいなどのトラブルが起こることもありますが、分泌が軌道にのれば、そのようなトラブルも減らすこともできますよ。

 

【メリット②赤ちゃんの要望にすぐに応えてあげられる】
授乳の時間はママと赤ちゃんの大切なコミュニケーションの時間です。規則授乳では、赤ちゃんの「お腹が空いた」という要望にすぐ応えられないこともありますが、自律授乳では赤ちゃんの要望にすぐに応えてあげられます。
また、徐々に赤ちゃんの空腹のサインとそのほかの要望のサインを読み取れるようになり、お世話にも慣れてくるでしょう。

 

【メリット③授乳リズムを確立させられる】
決まった時間に授乳する規則授乳では空腹時以外に授乳したり、寝ているときに起こして授乳したりすることもあるでしょう。
しかし、空腹時以外の授乳をすることは、空腹と満腹のリズムを確立しづらく、また、寝ているときに起こされるのは赤ちゃんにとってもストレスです。

 

しかし、飲みたいときに飲ませてあげる自律授乳ではストレスを感じづらく、赤ちゃんそれぞれに合った授乳のリズムを作ることができます。
初めは授乳方法に戸惑うかもしれませんが、頻回授乳を繰り返していると、ママと赤ちゃんともに授乳に慣れやすいというのもメリットのひとつでしょう。

 

自律授乳を行う時のポイント

自律授乳を行う際には次のようなポイントに気を付けてみましょう。

 

【ポイント①赤ちゃんのサインを知る】
最初は赤ちゃんのお世話に精一杯で、赤ちゃんの授乳の様子やその前後の様子を観察する余裕はないかもしれませんが、新生児の赤ちゃんでも何かしらの飲みたいサインを出しています。口を吸うように動かしたり、口周りを指でトントンとすると吸い付こうとするしぐさを見せたり。

 

気持ちに余裕が出てきたら、赤ちゃんの様子を観察してサインを読み取りましょう。

 

【ポイント②体重が増えているか確認する】
赤ちゃんにもそれぞれに個性があり、最初からよく飲む子、食が細い子、飲んでいても途中で寝ちゃう子、一度にはたくさん飲めない子などさまざまです。赤ちゃんの体重が順調に増えていれば問題はないのですが、飲む量が足りないのは心配ですよね。

 

体重の増えをこまめに確認できるといいのですが、体重計が自宅にない場合は赤ちゃんが必要なだけ飲めているか、次のようなしぐさで確認しましょう。

 

30分以上ダラダラ飲んでいる
授乳間隔が1時間程度しか開かない
おしっこの回数が減る(通常1日7回程度が目安)
便秘が続く

 

このような赤ちゃんの様子が見られたら、母乳の分泌量がまだ足りていないのかもしれません。ミルクを足して様子を見ましょう。

 

また、逆に飲みすぎている場合もあります。特に生後2ヶ月までの赤ちゃんは満腹中枢が未発達なので、必要以上に飲んでしまう子もいます。

 

授乳中にむせる
授乳後うなることが多い
お腹がパンパンに張っている
吐き戻しが多い

 

などの場合は、赤ちゃんが必要な量よりも母乳の分泌量が多いと考えられます。母乳は栄養があり、消化もいいものですが、飲ませすぎると赤ちゃんの体調不良や不機嫌につながることがあるので注意しましょう。

 

まとめ

自律授乳はママの母乳の分泌を促進し、赤ちゃんに合ったリズムを確立させられる他、赤ちゃんの要求にママが応じるという愛情を育みやすい授乳方法です。
夜間の授乳や頻回授乳はつらいと感じる時もあるかもしれませんが、母乳育児を軌道に乗せるための第一歩。
赤ちゃんの様子を観察しながら、授乳のリズムを整え、母乳育児を楽しんでくださいね。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

11歳、6歳の兄弟を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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