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授乳とアルコールの深い関係

授乳とアルコールの深い関係

授乳中の赤ちゃんへのアルコールの影響

授乳中、頑張ってアルコールを我慢しているママは多いでしょう。普段からお酒が好きで飲んでいたママは、妊娠中からずっとアルコールを我慢しているのは大変です。
育児のストレスも飲んで発散できないのは辛いと感じているかもしれません。

 

少しだけなら、と口にした後で授乳中の赤ちゃんへの影響が心配になる・・・そんなこともあるのではないでしょうか。
「授乳中はアルコールを避けるべき」「これくらいの量までなら飲んでも大丈夫」など、耳にする情報は様々ですね。
授乳中のママの飲酒は問題ないのか、駄目なのか、その理由や授乳する赤ちゃんへのアルコールの影響などをご紹介していきます。

授乳期のアルコールの母乳への影響は?

少し怖い話に聞こえるかもしれませんが、たくさんアルコールを飲んだママの母乳を授乳すると、赤ちゃんは軽い意識障害を起こしたり、ホルモンバランスを崩したりすることがあるとも言われます
「軽い意識障害」とは、声掛けや軽く体をポンと叩いたりといった弱い刺激を与えることで意識を取り戻す程度の、軽度の意識障害です。
さらに、長期間にわたりたくさんの量のお酒を飲んでいたママは、母乳の出が悪くなる傾向があるとも言われます

 

また、近年発表されたオーストラリアの研究によると、ママのアルコール摂取量が増えるほど、6〜7歳になった時に特定のテストの点数が悪くなることが判明しました
この特定のテストとは、複数の図形の中から法則性を探る穴埋め問題のテストです。
この研究では、まったく飲んでいないというママ以外は、赤ちゃんへの影響があったという結果になっています。
つまり、少しの飲酒でも赤ちゃんに影響があったということです
しかし、6〜7歳までアルコールの影響があった場合でも10〜11歳になるとなくなることが報告されています。

 

授乳中のアルコールは、確かに少量でも赤ちゃんに影響があります。
けれども、ママが少しでもアルコールを摂取したら大変なことになる!取り返しのつかないことになる!とまではいかないようです

 

では、授乳中のママが飲酒を控えるように言われるのはなぜでしょうか。
その理由は、ママの血中アルコール濃度と母乳中のアルコール濃度とがほぼ同じと考えられるからです。
アルコールを含んだ母乳を赤ちゃんが飲むと、体重1kg当たりにして、ママが摂取したアルコールの5〜6%分摂取することになります。

 

ママ1人1人ののアルコール代謝能力には個人差があるため、単にアルコールの摂取量だけで母乳中のアルコール濃度を判断することは難しいものです。
ですが一般に、お酒が残りやすいママは、アルコールの代謝能力が弱いので、アルコールの摂取には特に注意が必要です。

 

「このくらいのアルコール量なら大丈夫」ということは一概には言えません。最新の見解ではアルコール摂取量は少なければ少ないほど良いと考えられています

飲酒できずストレスがたまる場合

飲酒するのは良くないとはいえ、アルコールを我慢することで育児やその他のストレス発散ができずにストレスが溜まるような場合は、どうしても飲みたいと思うこともありますよね。

 

【授乳中のアルコールの飲み方】
授乳中のママがどうしてもお酒を飲みたい時は、赤ちゃんへの影響をできるだけ少なくする飲み方を工夫しましょう。

 

飲酒後30〜60分に、血中アルコール濃度と一緒に母乳中のアルコール濃度も高まり、その後時間とともに減少していきます。
このため、授乳中はアルコール度数の低いものを少量飲み、飲酒後赤ちゃんに母乳を与えるまで時間の間隔を十分空けるのがおすすめです。

 

・ビール缶1本(350ml)の飲酒後、血中アルコール濃度がほぼ0%になるのは2.5〜3時間後です。
・ビール缶2本(700ml)の飲酒後、血中アルコール濃度がほぼ0%になるには4.5時間ほどかかります。

 

ただし、アルコールの代謝には個人差が大きいので、これはあくまで目安です。

 

万全を期して、アルコールをほぼゼロの状態にしてから授乳したいママは、呼気中アルコールを測定する方法があります。

 

飲酒運転防止に使われる「アルコールチェッカー」という呼気中のアルコール濃度を測定する器具があり、ネット通販などでも購入できます。
授乳前にママの呼気中アルコール濃度を測定し、少しでもアルコールが検出されれば、母乳にまだアルコールが残っていることになりますので、赤ちゃんに授乳しない方が良いということです。

授乳中ママとアルコールの深い関係

ママが飲酒すると、授乳中の赤ちゃんへのアルコールの影響がまったくないとは言い切れないようです。
リスクはゼロではありませんが、ママが時々少量のお酒を飲むことでストレスを解消し、日々の育児を笑ってこなせるなら、授乳期のママがアルコールを飲むことにはプラスの面もありますね。

 

アルコールを飲む場合は、飲酒量や授乳までの間隔に気をつけてください。新生児期は2〜3時間おきと授乳間隔が短いため、一層の注意が必要です。
ママが飲酒したときは、母乳からアルコールが抜けるまで時間を空け、呼気中アルコール濃度を測ってから、慎重に授乳することをおすすめします。

この記事を書いたライター

月子
月子

親の病を機に九州へ舞い戻る一児のママライター。 おかしな方言の使い方をする子どもに笑い、癒されながら、バタバタ過ごす毎日です。 趣味は料理とベランダ菜園。育てたものはおいしく食べています! 心がほっとするような、楽しく役立つ情報をたくさんお届けしていきたいです。

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