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完全ミルク育児のメリットとは?

完全ミルク育児のメリットとは

完全ミルク育児ってどんなもの?

生まれたばかりの赤ちゃんはまだ離乳食や固形食を食べられないので、母乳や赤ちゃん用のミルクを栄養として育ちますが、粉ミルクだけで育てる育児のことを完全ミルク育児と言います。完ミなどと略されることもあるでしょう。
完全ミルク育児の他には、母乳のみで育てる母乳育児と、母乳とミルク両方で育てる混合育児があります。

 

厚生労働省の平成27年度乳幼児栄養調査によると、授乳スタイルが確立してくる生後1ヶ月の赤ちゃんの栄養として母乳のみで育てている割合は51.3%、混合育児の割合は45.2%、完全ミルクの割合は3.6%です。(※)

 

その後、2ヶ月、3ヶ月と成長するごとに完全ミルク育児の割合は少しずつ増えていきますが、それでも母乳育児や混合育児と比べると少ないのが現状です。なぜ、このように完全ミルク育児の割合は少ないのでしょうか。

 

今回は完全ミルク育児をされている方の割合が少ない理由を考えながら、完全ミルク育児ならではのメリットも併せてご紹介していきます。

 

※参考サイト:厚生労働省HP(https://www.mhlw.go.jp/)「授乳・離乳の支援ガイド」(https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf)より「平成27年度乳幼児栄養調査」グラフ

完全ミルク育児の割合が少ない理由とは

なぜ、完全ミルク育児の割合は少ないのでしょうか。考えられる理由をまとめました。

 

【経済的な理由】
母乳はママのおっぱいから分泌されますが、ミルクは費用がかかりますよね。ミルクは毎日欠かせないですし、おむつなどの衛生用品にお金がかかる乳児期なので、経済的な負担も完全ミルク育児の割合が少ない理由として考えられるでしょう。また、外出時にはどうしても荷物が多くなってしまいがちで、そのグッズを揃えるのにも経済的負担はあります。

 

【母乳神話というものが広がっているから】
厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドによると、妊娠中から母乳で育てたいと考えている方の割合は9割を超えているほど、現在では母乳育児を希望する人が増えているようです。この背景には母乳で育てると子どもが健康に育つ、ミルク育児では子どもに悪影響があるとまで言われるような”母乳神話”が広まっていることが考えられます

 

この母乳神話のためか、近年ではインターネット上で母乳が販売されるなど、注意すべき事態も起きているほどです。(※)
もちろん、母乳を飲まなかったからと言って子どもに悪影響があるのかどうかは、科学的には証明されていません
しかし母乳で育てるべきとされている傾向が目立つことから、厚生労働省も母乳だけにこだわらず、必要に応じてミルクを使ことも必要だと、授乳・離乳の支援ガイドで強調しています。

 

【世界保健機関(WHO)やユニセフが母乳育児を推奨している】
世界保健機関(WHO)やユニセフでは母乳育児を推奨していていることも、理由の一つと考えられます。しかし、母乳の分泌量には個人差がありますし、さまざまな事情から母乳育児が難しい方もいるでしょう。
授乳・離乳の支援ガイドではミルクでの育児を決定した場合、その決定を尊重するようにと書かれていますし、完全ミルク育児にもメリットはあります

 

※参考サイト:厚生労働省HP(https://www.mhlw.go.jp/)「授乳・離乳の支援ガイド」(https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf)より「授乳の支援に関する基本的考え方」

完全ミルク育児のメリット

完全ミルク育児のメリットにはどのようなものがあるでしょうか。

 

【メリット①授乳量が分かりやすい】
母乳の場合、赤ちゃんがどのくらい飲んでいるかは分かりにくいですよね。それがミルクの場合、飲んでいる量がはっきりと分かるのはメリットです。赤ちゃんに合わせて量を調整することもできます

 

【メリット②他の人に代わってもらえる】
ミルクの場合は他の人に授乳を代わってもらうことができます。産後のママは体も回復途中ですし、ママだけに育児の負担が偏りがちになるのを避けられるでしょう。授乳タイムで赤ちゃんとの時間をパパに楽しんでもらうこともできますね。

 

母乳の場合、授乳はママにしかできないので常に授乳時間を気にする必要があります。ママだけがリフレッシュのために長時間外出しようとしても難しいでしょう。その点、授乳時間を気にせずに外出もしやすいのは完全ミルク育児。このような点もメリットと言えますね。

 

【メリット③服薬などの制限がない】
母乳の場合は服薬にも慎重にならなければいけません。しかし、ミルクの場合はその必要がありません。風邪なども長引くと育児に影響が出ますから、そんな時に薬を飲めるのは完全ミルク育児のメリットのひとつでしょう。

 

【メリット④授乳リズムが作りやすい】
ミルクは母乳に比べて腹持ちもよく、授乳間隔が安定しやすいのが特徴です。授乳のリズムが作りやすく、頻繁に授乳する必要がないので、ママ自身の体を休めることができます。

 

【メリット⑤母乳からはとりにくい鉄やビタミンDがとりやすい】
栄養たっぷりの母乳ですが、近年問題視されているのが鉄やビタミンDの不足です。ビタミンDが不足すると、「くる病」といって骨の変形や成長障害を起こす病気を引き起超す可能性があります。赤ちゃん用のミルクにはビタミンDはしっかり配合されているため、くる病の心配がないこともメリットの1つです。栄養バランスも、味も母乳に比べると安定しています

まとめ

完全ミルク育児を決めた方の中には、少し後ろめたさを感じる方もいるようですが、そんなことはありません。ミルクにもたくさんの栄養成分が含まれ、赤ちゃんの成長にたくさんのメリットがあるので、自信を持って授乳をしましょう。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

11歳、6歳の兄弟を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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