赤ちゃんとの外出に車デビュー!
赤ちゃんとの生活に慣れてくると、少しずつ外出の機会も増え、外出する時間も増えていきますよね。
低月齢のうちは近所の公園やスーパー、支援センターなどに行くのが主流だったママも、少しずつ足を延ばして車を使った外出をしたくなるママもいるかもしれません。
車を使った外出は、帰省や買い物などの際に便利ですよね。
重たい荷物も乗せられるので、ママの負担が軽くなります。
このように、赤ちゃんを乗せて車で外出するのはメリットもありますが、一方で大人とは違った注意点も潜んでいるもの。
そこで今回は、赤ちゃんと車で外出するメリットと注意点についてご紹介します。
赤ちゃんと車で外出するメリット
まずは赤ちゃんと車で外出するメリットから見ていきましょう。
【メリット①荷物の負担が軽くなる】
赤ちゃんとの外出は荷物がいっぱい!
ママ1人では持ち切れないこともありますよね。
そんなときも車での外出なら問題ありません。
ベビーカーや抱っこ紐も載せられるので、外出先で使用することもできます。
荷物が多く、その上赤ちゃんも抱っこするとなると、ママの腰や肩への負担が大きくなるので、車での外出の方が楽だと感じることでしょう。
【メリット②グズっても周りを気にしなくていい】
車の中は、いわば個室のようなもの。
たとえ赤ちゃんがグズってしまっても、周りを気にせず落ち着いて対処することができます。
公共の交通機関だと、赤ちゃんが泣いてしまって周りに迷惑をかけないかヒヤヒヤしながら利用するママもいるでしょうから、そういった意味でも車での外出は気楽かもしれません。
【メリット③赤ちゃんのペースで外出できる】
赤ちゃんとの外出は、予定外のことが生じるもの。
突然グズってしまい、やむを得ず電車やバスを降りてひと休みしなければならなかったり、おむつやミルクのタイミングを気にしなければならなかったりすることもあるでしょう。
車での外出なら、電車やバスのように時刻表があるわけではありませんし、乗り継ぎが必要なわけではありませんから、赤ちゃんのペースでゆっくり外出することができます。
グズってしまったら一時停車して休んだり、おむつを交換したりすることもできますよね。
赤ちゃんに負担のない環境で外出できるのもメリットでしょう。
赤ちゃんと車で外出できるのはいつ?
赤ちゃんとの外出で車を使うのは、きちんと対象月齢用のチャイルドシートを利用することを前提とするのなら、新生児から可能です。
ただし、低月齢のうちは赤ちゃんの体に負担がかかりますから長時間は控えましょう。
旅行や帰省など、車で長時間の外出をする場合は、生後6ヶ月を目安にして赤ちゃんの様子を見ながら無理のない範囲から検討してください。
赤ちゃんと車で外出する際の注意点
一見、とてもメリットの多い車での外出。
しかし、いくつか知っておきたい注意点があります。
【注意点①チャイルドシートを嫌がる場合がある】
赤ちゃんによっては、チャイルドシートを嫌がる子がいるため、激しく泣いたり暴れたりすることもあります。
ママやパパは運転に集中できなくなることもあるでしょう。
しかし、どんなにグズって嫌がったとしても、6歳未満の子どもにはチャイルドシートが義務付けられています。(※)
たとえ激しく嫌がったとしても、ママの抱っこではなく必ずチャイルドシートに乗せるようにしましょう。
長時間移動する場合は、余計に赤ちゃんが退屈し、チャイルドシートから抜け出ようと暴れることがありますから、慣れるまではママと赤ちゃん2人での外出は避け、パパと3人で外出するようにしましょう。
※出典元:国土交通省HP「自動車総合安全情報」より
【注意点②無理のないスケジュールを立てる】
赤ちゃんを乗せての運転は安全第一!
急いでいると急ブレーキをかけたり、スピードを上げたりして運転してしまうので、必ず赤ちゃんと車を使って外出する際は、時間に余裕を持ち、無理のないスケジュールを組むようにしましょう。
長時間の移動になる場合は、必ず休憩をはさみ、赤ちゃんの様子もこまめにチェックしながら行くといいですね。
【注意点③グズったときの対策を講じておく】
車で外出する際、移動時間が長くなればなるほど赤ちゃんはグズりやすくなります。
おとなしく寝てくれるタイプの子であればいいのですが、そうもいかないことも…。
万が一、赤ちゃんがグズったときのためにあらかじめ好きな絵本や音楽を用意しておき、気を紛らわせるような対策を講じておきましょう。
チャイルドシートに取り付けられるような、おもちゃ用のミラーなどもおすすめです。
鏡に興味津々の月齢の赤ちゃんには、意外と効果的ですよ。
まとめ
赤ちゃんと車で外出するのは荷物の負担が軽くなるだけでなく、周りに気を遣わずに安心して外出できるというメリットがあるため、自家用車のある方にはおすすめです。
ただし、赤ちゃんを乗せて運転する際は様々な注意点があります。
赤ちゃんの体に負担をかけず外出することをポイントに、安全第一でお出かけを楽しみましょう。
慣れないうちは、赤ちゃんの体調をこまめにチェックしてあげることも忘れないようにしてくださいね。