赤ちゃんとお花見!いつからできる?
桜の季節になると、お花見を楽しみたくなりますよね。しかし、悩むのが赤ちゃん連れでのお花見。赤ちゃんと一緒にお花見って、いつ頃からできるものなのでしょうか。
基本的には生後1ヶ月を過ぎていれば、外出もOKなので、お花見も可能です。
しかし、桜の季節はちょうど季節の変わり目。暖かい日もありますが、寒の戻りで肌寒い日もありますね。また、混雑しているところへ連れていくのにも不安があるでしょう。
そこで今回は赤ちゃんとお花見を楽しむために、お花見をする際の注意したいポイントをまとめました。
赤ちゃんとのお花見の注意ポイント
赤ちゃんと一緒にお花見を楽しむためには、注意しておきたいポイントがあります。
ポイントをおさえ、十分に準備してからお花見へ出かけましょう。
【①暖かく天候のいい日を選ぶ】
先述したように、桜の咲く時期は季節の変わり目でもあるので、まだ体力のない赤ちゃんは体調を崩しやすい季節でもあります。
できるだけ前々から天候をチェックし、気温も穏やかで暖かい日にお花見にでかけるようにしましょう。夜桜も素敵ではありますが、赤ちゃんと一緒に行くなら日中を選ぶのがおすすめです。
ただ、パパの仕事やママの用事などの関係上または桜の時期も短いですので、「天候は崩れるかもしれないけれど、この日しか行けない」「夕方以降しか無理」ということもありますよね。
その場合はさっと短時間お散歩するだけにしておく、車の中から観賞するなど、赤ちゃんの体調を第一に考えたお花見の仕方を考えましょう。
【②空いている時間を選ぶ】
生後1ヶ月過ぎていたとしても、混雑しているところへ連れていくのは不安がありますよね。
赤ちゃんも一緒の場合はできる限り、人気のスポットを避け、おうちの近くの穴場スポットを狙うのがおすすめです。また、昼食や夕方以降は混みやすいので、その時間を避けるのもいいですよ。
【③寒さ・暑さ対策は十分すぎるほどに】
天候のいい日を選んでも急に冷えたり、暑くなりすぎたりすることもあります。汗をかいたり汚してしまったりすることもあるので、脱ぎ着しやすい服を選び、着替えも2セットくらい持っていきましょう。
寒くなってきたときのためにカーディガンなどの羽織れるものや、おくるみやバスタオルなど赤ちゃんを包んであげられるものを持っていくといいですね。
また、シートを敷いて食事などを楽しむ場合、赤ちゃんは寝かせておくこともあるでしょう。
シートを敷いただけでは地面からの冷えが伝わり、赤ちゃんの体が冷えてしまうことも考えられます。持参するシートは厚めのものを選び、さらに毛布やバスタオルなどを敷いた上に赤ちゃんを寝かせてあげるようにしましょう。
地面が凸凹している場合も、赤ちゃんは寝づらいので、段ボールを下に敷き、その上にシートを敷くようにします。
この方が温かいですし、凸凹が気にならなくなりますよ。
【④日焼けや虫刺され対策は十分に】
春は意外と紫外線が強く、日焼けをしやすい季節です。
ママの日焼け対策はもちろん、肌の弱い赤ちゃんの日焼け対策も十分にしておきましょう。
低月齢の赤ちゃんから使える日焼け止めクリームもありますので、お出かけ前に塗ってあげましょう。
また、春になって虫も活動的になってくる季節。赤ちゃんは大人よりも虫に刺されやすく、刺されてしまうと大きく腫れて重症化しまうことがあります。赤ちゃん用の虫刺されグッズも準備しておきましょう。
【⑤お世話は周りの人に配慮する】
授乳やおむつ替えなどのお世話は周りの人に配慮しながら行いましょう。
母乳を飲ませる場合は、授乳ケープを忘れずに持っていきます。
また、おむつ替えはできる限りトイレや車に戻ってするようにしましょう。お花見には周りに飲食中の方が多くいます。
その場で行うのはなるべく控えるようにしましょう。
トイレにおむつ替えができるところがない、駐車場に戻れそうにないなどの場合は必ず事前にひと声かけましょう。一言断るだけでも印象が変わります。
その他、赤ちゃんが泣いたり騒いでしまったりすることもあるでしょう。
周りの方がお酒が入るなど盛り上がっている場合、気分を害し、トラブルに発展してしまうこともあります。
赤ちゃんのお気に入りのおもちゃやおやつを持参しておいたり、場合によっては早めに切り上げることを考えましょう。
【⑥お酒は控えて】
お花見ではお酒を楽しみたい!と考える方もいるとは思いますが、赤ちゃんと一緒のお花見では飲みすぎは厳禁。もし、赤ちゃんが体調を崩したり、ケガをしてしまったりなど、何かあったときに困りますよね。
お友達やおじいちゃんおばあちゃんなどと楽しんでいる場であっても、ママとパパのうちどちらかはお酒を控えるなど、赤ちゃんを第一に考えたお花見を楽しみましょう。
まとめ
満開に咲いた桜は本当にきれいで、見ているだけでも癒されますよね。
赤ちゃんに美しく咲いたお花を見せてあげたり、季節の移り変わりを見せてあげるのはとてもいいことです。
しかし、体調を崩しやすい季節でもあるので、赤ちゃんの体調を第一に考え、無理なく楽しむようにしましょう。