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赤ちゃんと過ごす「こどもの日」
「こどもの日」といえば、5月5日。
毎年この日が近づくと、春の空で元気に泳ぐ「鯉のぼり」を見ることができますよね。
もともと「こどもの日」とは、1984年に制定された国民の祝日の1つ。
「子どもの人格を重んじ、幸福をはかるとともに、母に感謝をする日」という趣旨で始まったものでした。
こどもの日=子どもが主役の日と思われがちですが、意外にもお母さんに感謝する日でもあったんですね。
そんな日本独自の文化である「こどもの日」。
赤ちゃんと過ごす際は、どのようにして過ごせば良いのでしょうか?
今回は、赤ちゃんと過ごすこどもの日についてご紹介します。
こどもの日は女の子も祝っていいの?
5月5日は、こどもの日でもありますが、「端午の節句」でもありますよね。
端午の節句とは、男の子の健やかな成長を願う大切な日として知られています。
鎧兜を飾ったり、かしわ餅を食べてお祝いをするのが一般的です。
このことから5月5日は、女の子のお祝いはしてはいけないと思われがちですが、実は冒頭でご紹介したとおり、5月5日は「こどもの日」でもあるので、女の子のお祝いをしても良い日なんですよ。
ただし、男の子のように高価な鎧兜を準備する必要はありません。
女の子の場合は、小さめの鯉のぼりを飾るなどして楽しむと良いでしょう。
こどもの日の過ごし方①お部屋を飾る
男の子の赤ちゃんでも女の子の赤ちゃんでも共通の過ごし方として挙げられるのが「鯉のぼり」をお部屋に飾るということ。
鯉のぼりは、歌の歌詞にもあるとおり、
1番大きい鯉=真鯉(まごい)と言って黒い色の鯉
2番目に大きい鯉=緋鯉(ひごい)と言って赤い色の鯉
最も小さい鯉=子鯉(こごい)と言って青い色の鯉
で構成されています。
子どもの健やかな成長を願って飾る意味があるので、こどもの日に飾ってあげましょう。
最近では、集合住宅のご家庭用に小さめの鯉のぼりや、室内用の鯉のぼりも多く出回っています。
無理のない範囲で飾り付けをし、こどもの日の気分を盛り上げましょう。
こどもの日の過ごし方②お昼寝アート
本格的な鯉のぼりを飾るにはスペースがない…というご家庭は、お昼寝アートを撮影して、赤ちゃんとの思い出を作るのもおすすめです。
タオルやお昼寝マットなどを用いて写真映えする大きな鯉のぼりを作って赤ちゃんの横に並べたり、大きめ模造紙で作った兜を赤ちゃんにかぶせたりして、思い思いのお昼寝アートを作りましょう。
ママのアイデア次第で素敵なお昼寝アートが完成するはずです。
撮影時は、真上から撮ることを心がければ、誰でも簡単に撮影することができますよ。
お昼寝アートは、赤ちゃんの時期でしか楽しめないので、思い出作りにぜひチャレンジしてみてください。
こどもの日の過ごし方③鯉のぼり作り
ママと一緒に鯉のぼり作りにチャレンジしてみるのもおすすめです。
月齢に応じて、無理のないやり方で赤ちゃんと一緒に鯉のぼりを作ってみてくださいね。
【低月齢の赤ちゃんと作る鯉のぼり】
まだお座りができない赤ちゃんと作る鯉のぼりは、手形・足形アートがおすすめです。
額縁に飾れば、立派なアート作品になりますよ。
《やり方》
①画用紙にマスキングテープなどを使い、鯉のぼりを飾るポールをイメージして作る
②好みの色の絵の具を用意し、赤ちゃんの手や足の裏に色をつける
③①で作ったポールの横に、赤ちゃんの手足をぺったん
④手形や足形が作れたら、鯉のぼりの目を折り紙やシールを使って作る
⑤鯉のぼりのウロコをイメージしながら、体となる部分にシールやマスキングテープを貼って完成!
【ひとり座りができる赤ちゃんと作る鯉のぼり】
ある程度安定してひとり座りをしてくれるようになったら、赤ちゃんと一緒にフィンガーペイントで鯉のぼりを作りましょう。
《やり方》
①あらかじめママが画用紙などで鯉のぼりを型取っておく
②①で型取りした鯉のぼりの体の部分に、赤ちゃん指に絵の具をつけて、ウロコを描いていく
③最後に鯉のぼりの目をつけて完成!
フィンガーペイントが難しかったら、指先でポンポンとスタンプの要領で色をつけていくだけでも構いません。
完成した鯉のぼりは、額縁に入れて飾ってもいいですし、紐をつけてガーランドのように壁に飾ってもいいですね。
ただし、赤ちゃんが絵の具を口にしてしまわないよう、製作遊びをする際は、必ず赤ちゃんから目を離さないよう注意してください。
赤ちゃんとこどもの日を過ごす際の注意点
生後間もない時期にこどもの日を迎える場合は、無理に赤ちゃんと記念日を過ごそうとしなくても大丈夫です。
赤ちゃんとママの体調を優先させ、疲れている・寝不足などの際は、無理せずゆっくり過ごすようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんと過ごす「こどもの日」。
男の子の赤ちゃんであれば、初節句を迎えることになるわけですが、もちろん女の子の赤ちゃんでも、鯉のぼりを飾ったり、大きな画用紙や新聞紙で兜を折ったりして「こどもの日」のお祝いをして構いません。
まだ一緒に柏餅やちまきを食べることはできませんが、離乳食期の赤ちゃんであれば、鯉のぼりを模った特別メニューを作ってあげてもいいかもしれませんね。
無理せず、赤ちゃんと一緒にこどもの日の素敵な思い出を作ってみてください。