赤ちゃんの服を行事に応じて選ぶには?
赤ちゃんが生まれてから1歳のお誕生日を迎えるまで、色々な行事がありますよね。
具体的には、お七夜・お宮参り・お食い初め・初節句・誕生日などが挙げられます。
どれも赤ちゃんの成長を感じる大切な行事なので、しっかり準備してあげたい、と思う方も多いのではないでしょうか。
初めての方は特に、何を準備したらいいのか悩みますよね。
このコラムでは、行事別におすすめの赤ちゃんの服をご紹介いたしますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。
行事別の赤ちゃんの服①お七夜
【どんな行事?】
赤ちゃんの最初のお祝いの行事で、生まれてから7日目に行うお祝いです。赤ちゃんのお披露目や命名式として、昔から行う習慣があるようです。
ですが、誕生して7日目だとまだ入院している場合もありますよね。その場合は無理に行わず、退院しママと赤ちゃんの体調が落ち着いてからでも問題ありません。
また、大勢を呼ぶのではなく家族だけでお祝いし写真や手形や足型を残すだけ、という方やお宮参りと一緒に行う、という方も増えています。
【お七夜の赤ちゃんの服】
セレモニードレスやお祝い用のきれいめなロンパースを着せてあげると良いでしょう。
赤ちゃんの機嫌や睡眠時間の確保で着替えることが難しい場合も。そんな時はお祝い用のおくるみで抱っこだけでも十分です。
行事別の赤ちゃんの服②お宮参り
【どんな行事?】
赤ちゃんの行事と聞いてまず思い浮かぶのが「お宮参り」ではないでしょうか。生後一ヶ月前後を目安に、生まれた土地の神社に行って参拝するという行事です。
その土地の神様に、無事に誕生したことへの感謝や成長を見守っていただく、という意味があります。赤ちゃんの両親、両家か片方の祖父母で執り行います。
初めての外出先でのお祝いなので、ママや赤ちゃんの体調を優先し季節によっては先延ばしにしても問題ありません。
【お宮参りの赤ちゃんの服】
神社にふさわしい正式なお祝い着としては和装が一般的ですが、ベビードレスやセレモニードレスに白い帽子や靴下を着せた略式でも大丈夫です。
また、季節に合わせて、例えば夏だと和装では暑すぎる場合は略式にしたり、冬の寒い日はケープを羽織るなどの対応をしましょう。
行事別の赤ちゃんの服③お食い初め
【どんな行事?】
赤ちゃんの生後100日をお祝いする行事です。赤ちゃんが食べ物に困らないように、健康に育ってくれますように、という願いを込めて行います。
お食い初めではお祝い膳を用意したり、歯固めの石に箸をつけて、その箸を赤ちゃんの口につけるという儀式があります。
100日目にぴったりと行わないといけない、というわけではありません。生後100日頃で土日など家族が集まりやすい日を選ぶと良いでしょう。
【お食い初めの赤ちゃんの服】
和装と洋装どちらでも大丈夫です。和装の場合は小袖や袴があります。
食べる仕草をするので汚れるのが心配な方は、和装に見えるロンパースなどを着る方が最近では多いので、検討してみてはいかがでしょうか。
行事別の赤ちゃんの服④初節句
【どんな行事?】
初節句は赤ちゃんの成長を祝い、これからの健康と成長、厄除けを願う行事です。
女の子は3月3日の桃の節句(ひな祭り)、男の子は5月5日の端午の節句(こどもの日)に行います。
いつもとは少し違う特別な離乳食や、赤ちゃんでも食べられるケーキを用意してパーティーを開く方が多いようです。
【初節句の赤ちゃんの服】
〈桃の節句〉
魔除けの赤い色として「赤い被布」を着せてお祝いをします。
〈端午の節句〉
「陣羽織」を着せて兜をかぶったりハチマキを巻くことも。
いずれも和装だと伝統的でフォーマルな印象になりますが、最近では軽装で行う方も増えています。
普通のベビー服に可愛いスタイをつけたり、袴風のロンパースが動き回る赤ちゃんには便利です。
行事別の赤ちゃんの服⑤誕生日
【初めての誕生日は何をする?】
赤ちゃんの1歳の誕生日。家族にとって、とても特別な日ではないでしょうか。
1歳の誕生日では、一升餅を背負わせたり、選び取り、誕生日ケーキでお祝い、プレゼントを渡したりと盛りだくさんです。
赤ちゃんにとって負担のないように、どこまでするかを決めておきたいですね。
【誕生日の赤ちゃんの服】
特に決まりはありませんが、もう1歳になると色々な服を選ぶことができますよね。
誕生日パーティーとして写真に残す方が多いので、写真に映える服を選んでみてはいかがでしょうか。
女の子ならフリルのついたかわいい服、男の子なら蝶ネクタイなどをつけてかっこよさを重視してあげましょう。
まとめ
赤ちゃんが誕生してから1歳まで、たくさんの行事がありますね。どれも主役はもちろん赤ちゃんで、成長と健康を祈ることが目的です。
行事にふさわしい正式な服を着せるのか、それとも略式にするのか悩むところですよね。
生後すぐの行事などは特に、ママや赤ちゃんの体調を優先にして、無理に行う必要はありません。
また、まだ寝る時間の多い赤ちゃんに、和装を着せるのは難しい場合もあります。
暑い日だと汗をかいてしまうため、不快に感じてしまうこともあるかもしれません。
季節に応じて軽装を選ぶなど、赤ちゃんの負担にならないように選んであげてくださいね。