離乳食でもおせち料理を
お正月は家族や親戚みんなで集まる方が多いのではないでしょうか?
そんな時に話題になるのが「おせち料理」ですよね。 おせち料理は家内安全や子孫繁栄などを願って作られる縁起の良い料理です。 たくさんおかずがあって、お正月のメインとも言えるごちそうではないでしょうか。
大人には嬉しいおせち料理ですが、赤ちゃんが食べられるものって少ないですよね。 どれも味が濃く、大人好みの味なので赤ちゃんに食べさせるにはちょっとおすすめはできません。
そこで、離乳食中の赤ちゃんでも食べやすいおすすめのおせち料理レシピをご紹介いたします。 せっかくのお正月なので、赤ちゃんも一緒にみんなと食卓を囲みたいですよね。 お正月気分をもっと楽しめるレシピをみていきましょう!
離乳食初期におすすめのおせちレシピ
まだまだ食べられるものが少ない離乳食初期。 おせち料理でイメージするようなものは固くて大きさもあるので、離乳食初期では難しいかもしれません。
そこで、おせち料理の色味に着目して、離乳食初期でも食べられるレシピをご紹介いたします。
【紅白のにんじんがゆ】
この時期の赤ちゃんが食べられるのは10倍がゆですよね。
おせち料理といえば、「紅白」です。 紅白という色が意味するのは「お祝い」なので、色味だけでも十分、赤ちゃんのおせち料理としてふさわしいでしょう。
<材料>
・10倍がゆ
・にんじん
・白湯またはだし汁
<作り方>
①普段食べている量の10倍がゆを作る
②すり鉢でにんじんをすりつぶし白湯またはだし汁でのばす
③お茶碗におかゆを入れ上にすりつぶしたにんじんをのせる
【さつまいもスープ】
さつまいもは皮は紫色ですが、剥くととても綺麗な黄金色ですよね。 「黄色」や「金色」はおせち料理では金運を意味します。 その色味を生かし、にんじんがゆと合わせておせち料理として準備してあげるのはいかがでしょうか。
<材料>
・さつまいも
・白湯
・粉ミルク
<作り方>
①さつまいもの皮をむき柔らかくなるまで茹でる
②さつまいもをつぶす
③白湯とミルクと合わせて完成
離乳食中期におすすめのおせちレシピ
離乳食中期もまだそこまで食べられるものは少ないですが、盛り付け方や色味を工夫しておせち料理風にしてみましょう。
【さつまいものミルクあんかけ】
離乳食初期のレシピでも登場したさつまいも。 今度はスープからあんかけに変身!赤ちゃんの離乳食の進具合に合わせて作りましょう。
<材料>
・さつまいも
・粉ミルク
・片栗粉
<作り方>
①さつまいもの皮をむいて柔らかくなるまで茹でる
②茹でたらフォークでつぶす
③ミルク餡を作ってさつまいもと混ぜてペースト状になったら完成
【白身魚の黄身あんかけ】
白身魚の「白」はおせち料理の中で「清浄」という意味があります。 そして、卵の黄身は黄色なので「金運」を意味します。 その2種類の意味をもつおせち料理をぜひ作ってみてはいかがでしょう。
<材料>
・白身魚
・卵の黄身
・片栗粉
・お湯
<作り方>
①白身魚を茹でて食べやすい大きさにする
②ゆで卵を作り茶漉しで漉す
③ゆで卵にお湯と片栗粉を混ぜてとろみを出す
④白身魚に黄身あんかけをかけたら完成
離乳食後期におすすめのおせちレシピ
離乳食後期になると、今までよりもかなり食べられる食材が増えているのではないでしょうか。 大人もですが、ついつい食べ過ぎてしまうお正月料理。 離乳食期の赤ちゃんは、大人がしっかり量を管理してあげましょう。
【松風焼き】
青のりの風味が食欲をそそる松風焼き。大人と同じ材料で作ることができます。 また、手づかみ食べの赤ちゃんにもぴったりのメニューですよ。
<材料>
・鶏ミンチ
・豆腐
・卵
・味噌
・青のり
<作り方>
①青のり以外の材料をボウルに入れて混ぜる
②アルミホイルを四角に形を作り混ぜた材料を流し入れる
③青のりをふりかけてトースターで焼く
④鶏ミンチがしっかり焼けたら完成
【紅白なます】
そのままだとちょっと酸っぱい紅白なます。まだ酸っぱいものは赤ちゃんには無理なので、離乳食用に少しアレンジをしましょう。
<材料>
・にんじん
・大根
・プレーンヨーグルト
<作り方>
①大根とにんじんを食べやすい大きさに角切りにする
②角切りした材料を茹でる
③柔らかくなったら取り出して冷ます
④冷めたらヨーグルトであえて盛り付けて完成
まとめ
赤ちゃんと迎える初めてのお正月。 お正月はおいしいごちそうやお年玉など、嬉しいことがたくさんありますよね。 子どもだけではなく大人も楽しみなお正月。
そんな楽しそうな雰囲気を、ぜひ赤ちゃんにも味わってもらいたいですよね。
おせち料理はお正月を代表する食事です。 小さい赤ちゃんにはまだ意味などが分からなくても、将来写真で振り返った時に、「お正月の楽しい思い出」として残っているかもしれません。
赤ちゃんもみんなと同じように、お正月の食事を楽しんでもらいたいですよね。 ぜひ、おすすめのレシピを参考にして、初めてのお正月を楽しんでくださいね。