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赤ちゃんのひな人形の飾り方を知ろう

赤ちゃんのためにひな人形を飾ろう

赤ちゃんが生まれて初めてやってくるひな祭りに向け、ママも準備を進めていることでしょう。

ひな人形を用意したのはいいのですが、飾り方についてはあまり詳しく知らないというママもいるかと思います。

 

ひな人形を飾ることには明確な決まりなどはないのですが、大事な赤ちゃんのひな人形です。

飾り方にも気を付け、大事に扱ってあげたいですよね。

初節句がやってくる前に、ひな人形の飾り方で気を付けたいポイントなどを押さえておきましょう。

 

【赤ちゃんのひな人形】飾る期間は?

節分が終わった立春ごろからひな人形を飾り始め、ひな祭りが終わった翌日か、それ以降になってもなるべく早めに片づけるのが望ましいです。

ひな祭りの前日に飾る「一夜飾り」は縁起が悪いと言われているため、気を付けましょう。

 

 

【赤ちゃんのひな人形】飾る場所は?

ひな人形を飾る場所には必ずここに飾るという決まりはありません。

お家の中で飾りやすい場所に出してあげましょう。

しかし、どこでも大丈夫と言われても、用意したひな人形をどこに飾るのが適切なのか、悩むということもあるかと思います。

おすすめの場所や注意点も押さえつつ、お家の中の飾りやすい場所を探してみましょう。

 

【床の間】

一軒家や日本の古い家庭には、和室の一角に畳よりも少しだけ高くなっているスペースがあり、そこを「床の間」と言います。

床とは、文字通り座る場所や眠る場所を指し、本来は身分が高い人が座るために高く設けたスペースと言われています。

現代では掛け軸や壺などを飾るためのスペースとして使われており、神聖なひな人形を飾るのにも適している場所です。

 

 

【和室】

床の間がなくても、和室があるというご家庭や、部屋の一部を畳にしているご家庭もあるかと思います。

ひな人形の和の雰囲気に合うだけでなく、畳には調湿効果もありますので、湿度に敏感なひな人形を飾るのに適している場所と言えます。

 

 

【リビング】

家族が普段過ごすリビング。

ひな祭りの日まで毎日ひな人形と同じ空間で生活できるので、赤ちゃんもきっと喜んでくれることでしょう。

リビングは赤ちゃんの目に触れる機会が多くなる分、興味を持ってひな人形に触ろうとしてしまうことが予想されます。

 

赤ちゃんのずりばいが始まる前の月齢でしたら大丈夫でしょう。

しかし、ずりばいが始まっている月齢でしたら、赤ちゃんの手が触れないような工夫が必要になります。

 

例えば、ケース入りのひな人形でしたら棚の上に飾るのはいかがでしょうか。

段飾りでしたら、赤ちゃんから見えにくくなってしまうのは残念ですが、柵や仕切りになるものを置いて、赤ちゃんとひな人形のスペースを分けるなど、工夫をしましょう。

 

 

【寝室】

寝室に雛人形を飾るのもおすすめです。

毎日赤ちゃんが見られる場所ですし、赤ちゃんが頻繁にひな人形に触るのを予防することもできるためです。

 

 

【玄関】

玄関も、ひな人形を飾ってあげれば毎日目に入る場所ですし、赤ちゃんの手が触れにくい場所でもあります。

お家に来たお客さんにも見てもらえますよ。

ただし、玄関は電気を付けないと暗いご家庭もあるかと思います。

せっかくひな人形を飾るのですから、玄関が暗いお家では、光が入る明るい別の場所に飾ってあげるのがいいですね。

 

【赤ちゃんのひな人形】飾り方の注意点

ひな人形を飾る時には、以下のことにも気を付けて飾りましょう。

 

【ひな人形の並べ方に注意】

ひな人形には飾り方や並べ方の順番があります。

お雛様は向かって右側、お内裏様は左側など。(一部地域では逆になる所もあります。)

段飾りの場合ですと、下段の人形や小物もそれぞれ位置が決まっているため、付属の説明書をしっかり確認しながら並べていきましょう。

分かりにくかったり、来年には忘れそうだと感じたら、飾りつけをしたひな人形の写真を残しておくことをおすすめします。

 

 

【飾る前に部屋の掃除を】

赤ちゃんの健やかな成長を願って飾るひな人形ですから、飾る場所はきれいな状態にしておきましょう。

 

ひな人形は数日間出しておくため、ホコリが溜まりやすいです。

こまめにホコリを落としてあげましょう。

 

 

【湿気に注意】
ケース入りのひな人形は、湿気が溜まりやすい状態です。

特に寝室や玄関は湿気が溜まりやすい空間ですし、リビングでも加湿器を使用していたら、湿気が溜まりやすくなります。

 

湿気が溜まってくると、ひな人形はあっという間にカビが発生してしまうこともあるのです。

ひな人形のケースが曇っているようでしたら注意が必要です。

ケース内の目立たない場所に調湿材を入れておき、ひな祭り当日には見えないように取り除いて飾るなど、湿気の対策をしておきましょう。

 

調湿剤はそのまま、ひな人形を片付ける時に使えます。

 

 

【乾燥に注意】

ひな人形は乾燥すると、人形がひび割れてしまうこともあります。

暖房の近くやクーラーの下には置かないように気を付けましょう。

ケース入りひな人形で乾燥が気になる場合でしたら、調湿材が使えます。

 

 

【直射日光は避ける】

窓の近くなど直射日光が当たる場所だと、着物が日焼けしてしまいますので避けましょう。

 

まとめ

ひな人形はデリケートですので、扱いに注意が必要です。

家庭の環境に合わせつつ、適切に管理ができるよう、ひな人形を飾っていきましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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