ハーフバースデーとは?
赤ちゃんのお祝い「ハーフバースデー」とは、赤ちゃんが生まれて半年経ったことを記念してお祝いをするイベントです。
もともと、このハーフバースデーというのは、日本ではなくアメリカやイギリス発祥の風習でした。
欧米では、赤ちゃんのものではなく、学校に通う子どもたちのための催し物だそうです。
欧米の長いバケーション中に誕生日を迎える子は、誕生日パーティーにお友達の参加が少なくなるため、かわいそうだと考えられていました。そこで、誕生日の6ヶ月前または6ヶ月後に「ハーフバースデー」としてみんなでお祝いをしようということになったのが始まりなのだそうです。
それがいつの間にか日本で広まり、日本では赤ちゃんの生後6ヶ月の誕生祝いとして行うようになりました。
お誕生日とはまた違った新しい習慣の「ハーフバースデー」。
一体どんなことをして赤ちゃんの誕生をお祝いすればよいのでしょう?
そこで今回は、赤ちゃんのハーフバースデーの祝い方についてご紹介します。
祝い方①自宅で記念撮影
1歳の誕生日とは違い、盛大に祝う…というよりは、家族だけでささやかにお祝いするご家庭が多いようです。
最近では、SNSなどに写真をアップするパパやママも増えてきました。そこで、お部屋を可愛く飾り、成長した赤ちゃんの姿を写真に残すのもおすすめ。
ベビードレスを着させるなど、赤ちゃんにおしゃれさせたり、バルーンやガーランドなどで華やかにお部屋を飾り付けるなど、自宅であっても工夫次第でとても素敵な写真が撮影できると思いますよ!
祝い方②スタジオで記念撮影
自宅での記念撮影では物足りない…という場合は、思い切ってスタジオで記念撮影をしてはいかがでしょうか?
やはりプロのカメラマンが撮影する写真は魅力的!
赤ちゃんだけでなく、パパママと一緒に家族写真を撮ることができれば、良い記念になることでしょう。
最近では、スタジオでの写真撮影も手軽になってきています。
衣装がレンタル可能だったり、撮影した写真のデータをもらえたりするところもあります。
赤ちゃんでも安心して撮影できるような配慮がされているところも多いので、気になる方は是非利用してみてください。
祝い方③近親者だけでパーティー
お宮参りやお食い初めなど、これまで様々な赤ちゃんのイベントがあったかと思いますが、それでもまだ赤ちゃんと顔を合わせていない友人や親戚もいるかもしれませんよね。
そこで、ハーフバースデーを機に、赤ちゃんのお披露目も兼ねたパーティーを開いてみてはいかがでしょうか。
ホームパーティーというと、少しママの準備の負担が重くなってしまいますが、デリバリーなどを活用して簡単に済ませるのもおすすめです。
大勢でワイワイと赤ちゃんの成長を祝えば、日ごろのママの育児ストレスも発散でき、赤ちゃん自身も楽しい雰囲気に浸って喜んでくれるかもしれません。
また、手作りが得意なママであれば、離乳食ケーキを用意してあげると良いでしょう。ただし、アレルギーなどには十分注意しましょう。
祝い方④記念品を作る
記念撮影をするだけでなく、記念品を作って残すというのも1つの方法です。
手形・足形を取って残したり、赤ちゃんの出生体重を再現したメモリアルベアなどを作ったりするのもおすすめです。
完成したら、みんながよく集まるリビングやダイニングに飾っておくといいでしょう。写真撮影とはまた違った素敵な思い出作りになりますね。
祝い方⑤イベントに参加する
赤ちゃんグッズのお店や自治体主催で、ハーフバースデーイベントを催していることがあります。時にはそのようなイベントに参加してみるというのもおすすめです。
近くに住んでいる同じ年ごろの赤ちゃんを持つママと知り合えるチャンスにもなりますね。今後一緒に遊びに行ったり、情報交換したりすることもできるようになるでしょう。
また、イベントによってはミルクやおむつなどのサンプルをもらえることもあります。
赤ちゃんが成長し、ママも育児に少し慣れてきた頃でもあるでしょうから、こうした外部のイベントに参加するというのも1つの記念になるでしょう。
祝い方⑥おもちゃをプレゼントする
赤ちゃんの成長をお祝いしておもちゃをプレゼントするのもおすすめです。
生後6ヶ月頃の赤ちゃんは、これまでよりももっと遊びの幅が広がっています。
物を両手で持ち、カチカチと打ち合わせたり、音の出るおもちゃに反応したりする時期です。
そんな6ヶ月の赤ちゃんに合った新しいおもちゃを記念にプレゼントするのもいいかもしれません。
まとめ
認知度が高くなってきたハーフバースデー。
ご家庭によってお祝いの仕方はさまざまだと思います。
パパやママが子どものころにはなかった風習なだけに、どのように祝えば良いのか悩むママも多いでしょう。
今回ご紹介した祝い方を参考にしながら、無理なく楽しいお祝いをしてくださいね。
ハーフバースデーは、赤ちゃんの健やかな成長を祝うと同時に、家族にとっても赤ちゃんと過ごした日々を振り返る良い機会でもあります。
そして、それだけではなく、育児に忙しく過ごしてきたママやパパが、お互いをねぎらえる機会でもあるのです。
必ずやらなければならないイベントではありませんが、前向きに捉え、楽しい気持ちで過ごしてみてください。