赤ちゃんのニューボーンフォトとは?
日本でもSNSを中心に人気となっている「ニューボーンフォト」。
ニューボーンフォトはオーストラリアやアメリカが発祥と言われています。アメリカでは赤ちゃんが生まれたことをカードでお知らせする文化があるため、そのカードにニューボーンフォトを使うことから文化として根付いています。
日本ではまだまだ文化として根付くところまで来ていませんが、多くのママたちに人気が高まってきています。
新生児期は瞬く間に過ぎ去ってしまうので、二度と見れない生まれたばかりの赤ちゃんの姿を写真に残せるニューボーンフォトはおすすめです。
一般的に生後7日頃から〜14日頃の時期に撮影するのが良いと言われていますが、生まれた週数などにもよって変わりますので、赤ちゃんやママの体調に合わせて撮影をすると良いでしょう。
ニューボーンフォトは自宅で撮れる?
ニューボーンフォトというと一般的にはカメラマンやフォトスタジオで撮影するイメージが強いですが、自宅でママやパパが撮影することももちろん撮影可能です。
特に産後間もないママの体の負担を考えると、自宅で自分で撮影出来たら助かりますね。どんな写真を撮りたいか、どんな衣装を着せたいかなどを考えながら、赤ちゃんにも負担のない範囲で撮影しましょう。
ニューボーンフォトは赤ちゃんの柔らかい雰囲気を表現するとよりそれらしくなるので、フラッシュや照明の光ではなく、自然光を上手に使って撮影するのがおすすめです。
撮影機材は、一眼レフカメラでもデジカメでも、スマホでもOKです。
スマホの場合は加工アプリなどを上手く使うと簡単におしゃれでかわいい写真が撮れます。
二眼カメラや三眼カメラが搭載されているスマホの場合は、赤ちゃんにピントを合わせて背景をぼかすことで、一気にプロっぽい素敵な写真が撮れます。
お兄ちゃんやお姉ちゃん、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に撮影したり、ペットと一緒に撮影するのも良い思い出になります。
赤ちゃんの小ささが分かるよう、アップでの撮影だけでなく物や人と対比できるように撮影したり、手や足といったパーツを撮影するのもおすすめです。
自宅撮影で気を付けたい事
ニューボーンフォトに対応しているフォトスタジオは、生まれたばかりの赤ちゃんを撮影する場合に気をつけなくてはならないことを熟知しているスタッフが行いますので、比較的安全です。
自宅でニューボーンフォトは、生まれたばかりの赤ちゃんに負担をかけないように気を付けながら撮影する必要があります。
ニューボーンフォトを自宅で、自分で撮影する際に最低限気を付けたいことをご紹介します。
【室温に気を付ける】
自宅でニューボーンフォトを撮影する場合は、撮影するお部屋の室温に注意しましょう。
生まれたばかりの赤ちゃんは体温調節もうまくできませんので、オムツ一枚または裸で撮影する場合は特に赤ちゃんの体に無理のない温度設定にしましょう。
撮影するお部屋が人の出入りの激しいリビングなどで合った場合は、せっかく室温を高くしてもすぐに下がってしまう恐れがあるので、その点についてもしっかり配慮してあげましょう。
【撮影時間に気を付ける】
赤ちゃんは時間ごとに違う表情を見せてくれます。
ただ眠っているだけでもかわいらしく、目を開けたりあくびをしたりと少し変化があると思わず「もう一枚!」とどんどんシャッターを切りたくなります。
しかし、撮影が長引くと赤ちゃんの体にも負担となりますので、赤ちゃんの機嫌の良いタイミングに短期集中で撮影をすることが大切です。
短い時間でも連続するのではなく、少し休憩を挟みながら撮影を行いましょう。
【赤ちゃんにとって無理なポーズはしない】
ニューボーンフォトといえば、うつ伏せの写真や頬杖をついた写真のイメージがありますが、これらのポーズは赤ちゃんにとって負担のかかるポーズです。
場合によっては窒息してしまうこともありますので、自宅でニューボーンフォト撮影を行う場合は、これらのポーズはもちろんのこと、無理なポーズでの撮影はやめましょう。
どうしてもうつ伏せや頬杖をついた写真を撮りたい場合は、フォトスタジオでの撮影を検討すると良いでしょう。
【ママや赤ちゃんの体調に注意する】
自宅でニューボーンフォトを撮影する場合、自宅ということで「多少無理しても自宅だし大丈夫」と考えるママもいます。
しかし、ニューボーンフォトを撮影する時期は、ママも赤ちゃんのお世話になれていないタイミングでもあり、体調も万全ではありません。赤ちゃんだけでなくママの体調にも気を付けながら、ママも赤ちゃんもベストなコンディションで撮影に挑みましょう。
まとめ
生後間もない赤ちゃんを外に出すのは心配!と考えるママにとっては、自宅でニューボーンフォトを撮影できるととても安心です。
赤ちゃんやママに無理のない範囲で、家族で楽しく撮影できると良いでしょう。
フォトスタジオのようにおしゃれなニューボーンフォトは撮影できないかもしれませんが、自宅ならではのあたたかみのある写真になるかもしれません。自宅撮影でNGなポーズや室温などに注意しながら、自宅でニューボーンフォト撮影を楽しんでみてください。