赤ちゃんのお七夜はどこでやるもの?
お七夜とは、赤ちゃんが産まれた日から7日目に行う初めてのお祝いのことです。
産まれてから7日目といえば、赤ちゃんもママも全力を出し切った出産からまだそれほど日が経っていません。なるべく肉体的にも精神的にも、無理がかからないように過ごしたいものですね。
ましてや出産の入院は3〜4日、ご自宅に戻ってからの日も浅いです。手術などをしていれば、まだ入院していることもあるでしょう。母子ともに体調が万全とは言えません。
お七夜も大切な行事ではありますが、ママや赤ちゃんの体調を1番に考えるのがベスト。
ですから、外食ではなく自宅で行うのがおすすめです。
とはいえ、里帰り出産やパパの実家で行いたい場合はどうしたらいいの?など疑問に思う方もいますよね。
そこで今回は、お七夜はどこでやったら良いのか?悩むママへ向けて様々なケースをご紹介します。お七夜の場所に悩む方は参考にしてくださいね。
パパの実家でお七夜をする場合
地方によっては、お七夜は父方の祖父が取り仕切るものときまっているところもあります。赤ちゃんの誕生とその名付けを、とても大切にしてくれているということですよね。
退院後のママと赤ちゃんのいる場所からパパの実家が近い場合や、パパの実家で同居している場合などは、パパの実家でお七夜をするのもいいでしょう。
もしパパの実家でお七夜をする時は、ママと赤ちゃんが休める部屋をきちんと確保すると少し負担が減ります。常に赤ちゃんとママが人の集まる場所にいては、ママも赤ちゃんも体への負担も心労もかかってしまうからです。
なるべく負担を減らしながらお七夜をパパの実家で行えるように工夫してみてください。
ただ、出産間もないママや赤ちゃんに負担のかかる距離の移動がある場合は、日程を先に伸ばし、お食い初めなどの時期にお祝いをするのがおすすめです。
里帰り先でお七夜をする場合
里帰り出産をしたママは、その後しばらく里帰り先のママの実家で暮らしますよね。当然お七夜もママの実家にいることになります。
ですから、里帰り中にお七夜を行うなら、ママの実家で行うのが1番赤ちゃんとママに負担がかかりません。
ただここで問題なのが、義両親を招くのかどうかということ。
ママの実家の両親もお客様を招く場合は準備が要りますし、両家の実家が離れている場合は難しいこともありますね。
そんなときに考えて欲しいのが「ママと赤ちゃんのこと」。
ママと赤ちゃんのことを最優先に考えつつ、双方の両親にもお七夜に対する意見を聞くことが大切です。
みんなが納得できるところで折り合いをつけるようにしましょう。
たとえば、
・ママの実家に来てもらいお七夜を行う
・ママの実家でのお七夜の義両親の参加は見送ってもらい、お食い初めなどをパパの実家で行う
・お七夜はどちらの家でもやらず、命名紙などを送付して記念にしてもらう
などがおすすめ。
ママの両親はもちろん義両親も、生後7日目の赤ちゃんがどんなに小さく体調が不安定かを知っているはずです。大切な孫を守るためなので、赤ちゃんとママの体調を最優先にしたい気持ちをきっとわかってくれます。
自宅でお七夜をする場合
ママとパパだけでお七夜を迎えるというケース。
自宅であれば気兼ねなくゆったりできるので1番負担がかからないお七夜になります。
ただし、自宅に両家の両親に来てもらうとなると、用意をママやパパがしなければならないので大きな負担となってしまうことも。
両家の両親に対しては、お七夜では体調を優先したいので静かに小さく行い、お食い初めやお宮参りで改めて赤ちゃんを披露することを伝えると良いでしょう。
両家の両親は、ママや赤ちゃんの体調を優先してくれつつも、新生児がどれほど可愛いかも知っていますしどんな名前になるのかも気になるところだと思います。
両親を招待せずママとパパだけで行う場合は、両親には感謝を伝え、可愛らしい命名紙に名前を書いて手形や足形、写真も一緒に送るなどするといいですね。
お食い初めやお宮参りに会うのが楽しみと結べばなおよしです。
お七夜は自宅でオンラインも?!
お七夜のお祝い自体は赤ちゃんの誕生を祝い無事を祈るものでありながらも、現代では形が様々変わってきています。
現代的にお七夜をお祝いするのなら、オンライン通話で自宅にいながら家族やお知らせしたい方たちに披露するのもおすすめです。自宅なので体の負担も大きくなく、バタついてきたらフレームアウトすればOKです。
ただし、あらかじめオンラインのやり方を両親に伝えておく・相手側もネット環境を整えるという必要がありますから、もともとパソコンやスマートフォンに精通している両親であることが前提かもしれません。
「オンラインでやってみたい!」という方は、一度提案してみてはいかがでしょうか。
まとめ
現代ではお七夜を行わないご家庭も多くあります。
生後7日の、赤ちゃんもママも不安定な体調の時は、無理をしないことが大切です!
お七夜をどこでするにしてもまずは第一に赤ちゃんとママの体調を考えて、1番負担なく行える場所を選んでくださいね。