赤ちゃんとお宮参りに行く場所はどこ?
生後1ヶ月を目途に行うお宮参り。
神様に赤ちゃんの誕生を報告しつつ、これからの健やかな成長を祈る行事です。
お宮参りに行く場所は、神社。
昔は、生まれた土地の”氏神様”にお参りに行くことから、地元の馴染みのある神社に参拝することが多かったようですよ。
しかし現在では、あまりこだわりを持たないママやパパもいますよね。
どこにお参りに行くか?ということよりも、お宮参りの参拝に行くことそのものを重んじる方が増えていますから、あまり難しく考えずにお宮参りの参拝場所を決めるといいでしょう。
とはいえ、神社にお参りに行く機会が普段から少ない場合は、どこに行けばよいのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、お宮参りの参拝場所を選ぶポイントをご紹介。
なかなか場所が決まらないという場合は、ぜひ参考にしてください。
お宮参りの参拝場所を選ぶポイント
では赤ちゃんのお宮参りを行う場所はどのようにして決めたらいいでしょうか。
ここではお宮参りの参拝場所を選ぶポイントについてご紹介します。
【①ママと赤ちゃんが行きやすい場所にする】
お宮参りの主役となるのは赤ちゃんですから、赤ちゃんが無理なく参拝できるような場所にするのがポイントです。
お宮参りをするのは生後1ヶ月前後が多いでしょうから、産後のママの状態と赤ちゃんの様子を見ながら負担のかからない、自宅から近い場所にするなど配慮も必要ですね。
【②設備が整っている場所にする】
お宮参りは、神社でご祈祷や写真撮影をしたりしますから、混雑具合によっては長時間の外出になってしまうことも。
おむつ替えや授乳が必要になったときのために、専用の設備が整っていると安心ですね。
ほかにも写真撮影のための写真館や、掛け着や晴れ着をレンタルしてくれる貸衣装店などが併設されている神社もあります。
このように設備が充実している場所であれば、ママも準備を最小限に済ませることができるため便利かもしれません。
【③ママとパパにとって思い入れのある場所にする】
氏神様のように、昔からママが七五三や成人式のお祝いで利用した神社など、古くからゆかりのある場所を選ぶのも良いでしょう。
ママやパパの成長をずっと見守り続けてくれた神様へ、赤ちゃん誕生の報告をするというのも素敵ですね。
縁起を担ぐという意味でも、思い入れの深い場所でお宮参りをするといいと思います。
【④有名な神社にする】
最近ではパワースポットなど、神秘的な力が働くと信じられている神社もありますよね。
また、良縁成就、健康成就、子宝に恵まれるなど様々なご利益を得られるという有名な場所もあります。
もしママやパパの自宅近くに、そんな有名な神社があったらお宮参りに行ってみてもいいかもしれません。
ご挨拶も兼ねて、赤ちゃんの健やかな成長を祈ってもらいましょう。
お宮参りの場所を決める際の注意点
お宮参りの場所を決める際は以下の点にも注意しましょう。
赤ちゃんにとっての大事なイベントです。当日もトラブルのないように、事前に準備をしておくといいですね。
【注意点①予約が必要か確認しておく】
お宮参りの参拝は、大安などお日柄の良いタイミングで行く方が大勢いますから、人気の神社・有名な神社の場合は、混雑が予想されるでしょう。
また、神社のご祈祷は、お宮参りに限らず七五三のお祝いなども受け付けていますから、11月は非常に混雑することがあります。
神社によっては混雑による混乱を避けるため、事前予約制をとっているところもありますので、事前に確認し、早めに予約を入れておくと安心です。
混雑している中で参拝すると、赤ちゃんもママも慣れない場所で疲れてしまうので、なるべくタイミングをずらして参拝すると良いでしょう。
【注意点②おじいちゃんおばあちゃんにも確認する】
冒頭でもお伝えしたとおり、基本的にはママやパパが行きたい場所にお宮参りに行くのが良いですが、そうは言っても古くからのしきたりや慣習を大事にしているおじいちゃんおばあちゃんにとっては、「どこの場所でも良い」とは考えていない場合もあります。
もし、お宮参りの参拝におじいちゃんおばあちゃんも招待したい場合は、事前にお宮参りの場所について一言伝えておくようにしましょう。
特に両家のおじいちゃんおばあちゃんを招待する場合は、場所決めにもめてしまうこともあるようです。
お祝いごとでトラブルに発展するのは避けなければなりませんから、事前に相談して決めた方が安心ですよ。
まとめ
お宮参りの場所に対する考えは、各家庭によって様々。
地元の氏神様に参拝に行くなどこだわりのある方もいれば、ママと赤ちゃんの負担を考え、なるべく近場で済ませる方もいるでしょう。
どちらが正解と言うわけではありませんから、ママとパパ、おじいちゃんおばあちゃんに相談しながら、ベストなお宮参りの参拝場所を決めるようにしてくださいね。
お宮参りの場所が重要なのではなく、参拝に行き、神様に赤ちゃんの健康をお祈りするという気持ちが大切ですよ。