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母乳に良いお茶の選び方

母乳に良いお茶の選び方

お茶なら全て母乳に良いとは限らない?

母乳にお茶が良いと思っている方は多いと思います。それは、母乳の主成分が水分だからではないでしょうか。
確かにママの水分不足で母乳の出が悪くなる事もあり、注意しなければなりません。
もちろん水分だけでなく、母乳には他にもタンパク質、脂肪、ミネラル、炭水化物、ビタミン類といった栄養素が含まれていますが、水分は何よりも欠かせないものなので、授乳中は栄養をとる事の倍くらい水分補給を意識しなければならないのです

 

ただ、授乳期にはコーヒーやアルコールは避けるよう言われますし、ジュース類も砂糖や添加物が多いためあまりおすすめできません。
そうなると、水分補給として飲める飲み物が限定されてしまいます。

 

水が一番良いのですが、味のないもの以外もたまには飲みたくなりますよね。
そんな時におすすめなのが、お茶なのです。
1つ注意しなければならないのが、お茶とひとくちにいっても、種類によっては赤ちゃんに良くないものもあることです。知識を持った上で取り入れましょう。

母乳にNGなお茶の成分

母乳に良くないとされるお茶の成分は、カフェインです。
コーヒーがだめなのも、カフェインが入っているからなのです。
カフェインは周知されている通り、眠気を覚ますなどの覚醒作用を持っています。
その他には、解熱鎮痛作用や利尿作用も期待できます。

 

ドライバーが眠らない様にカフェイン入りの飲料水が販売されていますが、飲む人の状態によってメリットが大きく変わります。
授乳中のママがカフェインを摂取する事で、ママが夜に十分な睡眠が取れなくなるケースも考えられます。
そうなると、体の機能が回復せず、母乳にも影響します。

 

その上、カフェインを多く摂りすぎると、母乳を飲む赤ちゃんにも悪影響になりかねません
赤ちゃんは大人と違って体が小さい為、わずかなカフェインでも反応します。
興奮状態になったり、眠れなくなるという症状が起こってしまうこともあり、また体の中で中和されていくのにも時間がかかります

 

カフェイン入りの清涼飲料水もあります。お茶以外にも、飲み物にどんな成分が含まれているか確認してみてくださいね。

 

ママがちょっと意識して気を付けることで、赤ちゃんの体への負担や心配を減らすことになります。

母乳のために良いお茶の効果

お茶を飲む事で得られる効果としては、母乳の出が良くなる事だけではありません。
温かいお茶を飲むと、血液の循環が良くなります

母乳は水分が主ですが、作る為には血液も必要です。
その血液がうまく循環していないと母乳の量も半減してしまうのです

 

また、お茶にはリラックス効果もある為、育児や産後疲れをリフレッシュするためにも有効です。
お茶の種類によって得られる効果も違うので、自分に必要なものを選んで下さいね。
授乳中におすすめのお茶には以下のようなものがあります。

 

【たんぽぽ茶】
たんぽぽ茶には身を温めてくれる作用があり、香ばしい香りも人気です。
体が冷えていると、血液循環も悪くなり、むくみにも繋がりかねません。
育児が中心の生活で、運動不足の状態になっていることで、冷え症に悩んでいるママも多いのです。

また、たんぽぽ茶には母乳の量をコントロールする作用もあります
たんぽぽ茶は母乳に良いだけでなく、体全体に好循環をもたらしてくれます。国産のものが多いのもおすすめポイントです。

 

【ハーブティー】
ハーブティーは、海外では栄養を摂取するための飲み物として愛飲されていて、体への良い効果が高いお茶です。
中でも、血液を作るのに必要な栄養素が使われている事が多く、母乳のためにも良いとされています
リラックス効果や安眠効果もあり、ストレスの軽減にも一役買ってくれますよ

 

母乳不足を解消したいなら、ミネラルが豊富なルイボスティーを選んでみて下さい

母乳の詰まりにも有効なハーブティーがあります。

・フェンネル
・レモングラス
・マリーゴールド

これらは血液循環だけでなく、むくみ改善にも役立つ為、悩みに合わせて取り入れると良いですね。

もし、母乳の状態が良くなってきたら、プラスアルファでラベンダーやローズヒップが含まれたお茶と取り入れるのもおすすめです。
美容効果や風邪の予防にもなるので、パワーアップする事ができます。

母乳は良いお茶で増やそう!

授乳中ママにとって、母乳の量や質は悩みの種ですよね。母乳の出が悪い原因は1つではありません。
中で詰まっていたり、作られている量が少なかったりと様々です。

 

1人ひとり体に合うお茶、味の好みは違うので、自分の体に合ったお茶を選びたいですね。
テレビで見た、ママ友が飲んでいるからという理由ではなく、自分のためにしっかり吟味して下さいね。

 

ママのためになる事をすれば、それが赤ちゃんのためにもなります。
特に離乳食開始前の小さな赤ちゃんは、まだ食べ物で栄養をとる事ができません。だからこそ、質の良い母乳を作って与えてあげたいですね。

この記事を書いたライター

みはる
みはる

料理が好きでブログも運営しているマルチライター。プレママやこれから妊娠を予定している方に役立つ知識を、分かりやすくお届けします!

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