離乳食の「困った」にエプロンが活躍!
赤ちゃんが離乳食を始める頃は、想像以上に洋服が汚れてしまいます。ママが口に入れてあげた離乳食が、上手に飲み込めずに口からはみ出したり、味が気に入らずに吐き出したり、手づかみ食べを始めたりするため、毎回離乳食の食事は、とにかく洋服が汚れ、床が汚れることになります。
離乳食のときにエプロンがあると、そんな「困った」の強い味方になってくれます。少しでも、片付けや洗濯の手間が減れば助かりますね。
赤ちゃんに離乳食エプロンが必要なのはいつからで、どんなものを選べば良いか、赤ちゃんが嫌がる時の対処法まで、ママが興味のあることをまとめてみました。
離乳食エプロンはいつからどんなもの?
エプロンは離乳食スタートと同時に使えますが、月齢によって離乳食の内容が変わるため、時期に合わせたエプロンを選ぶのがコツです。
【ごっくん期】
生後5~6ヶ月頃のごっくん期はまだ離乳食を始めたばかりで、裏ごししたポタージュ状のものを、ママがおさじでひと口ふた口赤ちゃんの口に運んで食べさせます。
あまりこぼすこともないため、やわらかい布製の小さめのエプロンで良いでしょう。大きめのハンドタオルでも代用できます。
【もぐもぐ期】
舌でつぶせるくらいの固さの離乳食になる生後7~8ヶ月のもぐもぐ期は、口からポロポロこぼすほどの形がないため、服の襟元汚れの防止がメインのエプロンをします。
防水性のあるビニール製のエプロンがおすすめです。
【カミカミ期】
生後9~11ヶ月になるカミカミ期の離乳食は、手づかみ食べをする時期で、服の袖が汚れやすくなるため、長袖のスモックタイプのエプロンがおすすめです。
【パクパク期】
生後12ヶ月からのパクパク期では、歯茎でつぶせる肉団子くらいの固さの離乳食を一口大や1cm角の大きさにして食べさせるため、よく食べこぼすようになります。手づかみ食べもするため、こぼす量も多くなりますね。
食べこぼしをしっかりキャッチする、大きなポケットがついたエプロンを用意しましょう。服の袖汚れが気になるママは、長袖のエプロンも良いですよ。
どのエプロンにも共通することですが、ザブザブ気兼ねなく洗えて乾きやすく、清潔に保てるものを選びましょう。
離乳食エプロンを選ぶポイントは?
いざ、実際に離乳食用のエプロンを購入。そんなときは、以下のようなポイントを押さえた離乳食エプロンを選んでみてください。
・防水になっている
・広い範囲をカバーできる
・洗ってもすぐ乾くか拭くだけでキレイになる
・食器乾燥機で洗える
・洗濯機や洗濯乾燥機が使用できる
・ポケットが閉じない
・ポケットが大きい
・袖までカバー
赤ちゃんが着けるエプロンは清潔なものが良いですよね。食事の度にどんなに汚れても、サッと洗えることは必須条件です。
離乳食用のエプロンは毎日赤ちゃんが食事の時に必要なものですから、洗ってすぐに乾くと替えの用意も少なくて済み、ママも助かります。
ポケットがいくら大きい作りでも、赤ちゃんの体にサイズが合わず使っているときに閉じてしまうようでは、食べこぼしをキャッチしてくれません。
赤ちゃんが使ったときにポケットが閉じないような作りや素材になっているかをしっかりチェックして購入しましょう。
おすすめの離乳食エプロンの素材は、洗って拭けばすぐ使えるシリコンやプラスチック素材です。これなら、使って汚れても、洗って拭くだけで次の離乳食に間に合いますね。
ウェットスーツ素材などでできているエプロンは、防水性に優れているのにやわらかく、くるくる巻いてマザーズバッグに入れて持ち歩くことができるので、外出用に人気があります。
シリコンやプラスチックでできた、かっちりしたエプロンが気に入らず、すぐに外そうとするような赤ちゃんなら、ソフトなウェットスーツ素材を試してみてください。
家で使うときは、ポケットが大きめのしっかり食べこぼしをキャッチできるエプロン、外出時には、かさばらずにマザーズバッグに入れて持ち歩けるような、やわらかい防水加工されたエプロンにするなど、何枚か揃えて使い分けるのもおすすめですよ。
赤ちゃんがエプロンを嫌がることも…
赤ちゃんがエプロンを嫌がって自分で外すため、毎回床掃除や洗濯が大変というママもいます。
赤ちゃんがエプロンを嫌がるのは、着けている首にエプロンのパーツが当たって痛かったり、着け外しの時の音が嫌だったり、色々赤ちゃんなりの理由があるようです。
どうしても嫌がる時は、布製の柔らかいエプロンにしたり、使い捨ての紙のエプロンを使うなど、赤ちゃんの好みに合わせてあげましょう。
一度だめでも、時間をおくと受け入れてくれることもありますよ。
まとめ
離乳食エプロンを身に着け、離乳食を食べる赤ちゃんの洋服の汚れや食べこぼしが気にならないと、ママも赤ちゃんに気持ちよく食べさせてあげられます。
毎日の育児は大変ですからママの負担が少しでも軽くなると嬉しいですよね。
便利な道具は上手に使うと、毎日の離乳食作りや食事の時間を快適に過ごせるようになるのではないでしょうか。
離乳食を食べることを、赤ちゃんもママも楽しめると良いですね。