ベビーのチェアベルトはどんなもの?
食事中に椅子から赤ちゃんがずり落ちそうになった事はありませんか?
お尻にフィットしていなかったり、大人と同じ椅子に座っているときなど、バランスを崩して転倒する危険性があります。
そんなときに役立つのがベビー用のチェアベルトです。ベルトと言っても、チャイルドシートやベビーカーのベルトのように赤ちゃんの両足を左右の穴に通して通してバックルで留めるものです。肩ベルトがあるものもあります。椅子やママの体に取り付けられる様になっているので、赤ちゃんが椅子からずり落ちることを防いでくれます。
外食などで子ども用の椅子が無く大人用の椅子に座るとき、お店の子ども用椅子にベルトが無いときなど、幅広い場面で活躍します。まだ持っていない、というママはぜひ購入を検討してみてください。使える時期や選び方のポイントについてご紹介していきたいと思います。
ベビーのチェアベルトが使える期間は?
【ベビーのチェアベルトはいつから?】
チェアベルトが使える期間としては、赤ちゃんがひとり座りができる様になった頃が目安です。発達や離乳食の開始時期には個人差がありますが、一般には生後6ヶ月以降くらいからというのが目安です。
また、注意してほしいのはベビーのチェアベルトは赤ちゃんを座らせる為に固定するものではないということです。固定できる機能があるといっても、座っている姿勢を固定する為のものではないのです。
まだ大人の支えがないと上手に座れない場合では、ベビーチェアベルトをしていても椅子から転倒する事もあります。安全のためにも、赤ちゃんが自分で座れるようになってから使用するようにしてくださいね。
【ベビーのチェアベルトはいつまで?】
チェアベルトは、ママやパパからご飯を食べさせてもらっている間は使用できます。自分で食べ物を掴んでみたり、スプーンを使う仕草を見せ始めたら、ベビーチェアベルトを卒業してもいいタイミングかもしれません。
ベビーチェアベルトを付けていると、どうしても姿勢が固定されてしまう為、イスとテーブルに間があいてしまいます。この為、せっかく自分で食べようとしているのにベビーチェアベルトがあると食べづらいことがあります。
赤ちゃんの成長を妨げない為にも、ベビーチェアベルトを使う時期は、ママやパパがしっかりと見極めてあげてください。
【種類別】ベビーチェアベルトの選び方
ベビーチェアベルトは種類が豊富にあります。特に自宅で使っている椅子に合わせて選ぶと、活用の場面も多くなりますよ。
【ベルトタイプのベビーチェアベルト】
ベルトタイプになっているベビーチェアベルトは、椅子の背もたれ部分に巻いて簡単に取り外しできるものです。ある程度の大きさまでならばベルトで調整ができる為、椅子の大きさを選ばないところがメリットです。
また、ママやパパの膝の上に座る際に、腰にベルトを巻いておくと転倒防止になります。椅子に限らず使用できると、使える幅が広がりますね。
ベルトタイプはビニールコーティングがされて水をはじく素材が多いので、拭き取ってお手入れができるのも良いですね。
【椅子にかぶせるタイプのベビーチェアベルト】
椅子の背もたれにかぶせて使うベビーチェアベルトは、背中からしっかり固定できる為、安全性が高いといえます。赤ちゃんの好みが出てきている場合には、好きな色や柄などを考慮してデザインを選ぶのもおすすめです。食事の際に毎日使うと考えると、派手なものよりもシンプルなデザインの方が飽きがこずに使い続けられます。
また、お手入れのしやすさも大切なポイントです。どうしても汚れてしまうものなので、汚れた場合にすぐに洗濯ができる素材を選びましょう。速乾性もあれば洗い替えがなくても同じものが使用できるので便利です。
【パンツタイプのベビーチェアベルト】
お腹からお尻まで包み込んでくれるパンツタイプは、締め付けを感じて嫌がる赤ちゃんもいます。その点、このタイプのベルトは赤ちゃんの腰回りをしっかり包み込んでくれるので、サポート力は抜群です。
食事中によく動いてしまう赤ちゃんには安心ですね。足を穴に通して座らせて固定する為、着脱に少し時間がかかる事を頭に入れておきましょう。コンパクトに畳んで持ち運べるのはとても便利です。
ベビーチェアベルトの相場は?
ベビーチェアベルトは、どんな種類のものでもブランド物でない限りは1,500~2,000円程度で購入できます。
そこまで高いものではありませんが、買うからには後悔しないものを選びたいですよね。
その為には、実際にお店で見て選んだ方が失敗が少ないと思います。種類別の特徴も考慮して選んでみてくださいね。
中には手作りするママやパパもいるので、世界に1つだけのベビーチェアベルトを作るのもおすすめです。
まとめ
ベビーチェアベルトは必ず使わなければいけないものではありませんが、上手に使うと大活躍してくれるアイテムです。
家での食事や外出先で座るときなど、赤ちゃんが椅子から転げ落ちるなど、もしもの事故の確率は少しでも減らしたいものです。ベビーチェアベルトの種類と使い方を知って、適切なものを選んで、赤ちゃんの転落の危険が少しでも減るといいですね。