離乳食の相談は誰にすればいい?
子育てには悩みはつきもの、と言われますが、多くの赤ちゃんのママが抱きやすい悩みの1つに”離乳食について”があります。
離乳食と一言で言っても、離乳食を始めるタイミング、柔らかさや量、食材の取り入れ方、進め方、メニューから始まり、食べない、食べ過ぎる、好き嫌いがあるなど…
赤ちゃんによって全く進み具合も違いますし、好みも違うため、ママは悩んでしまいやすいものです。
こんな離乳食についての悩みは、誰に、どこで相談するといいのでしょうか。
今はインターネットサイトを見れば、様々な情報を家に居ながらも調べることはできますし、ママ友や先輩ママに相談するのもいいですが、やはり赤ちゃんや家庭によってそれぞれ状況や環境は異なります。
そのため、離乳食の悩みを解決するためには、個別で、かつ専門家に相談ができるのが理想的ですよね。
今回はそんな専門家への離乳食個別相談はどのようなところで、誰にできるのかをまとめました。
専門家への離乳食相談の窓口は?
離乳食の専門家というと、管理栄養士、栄養士が思い浮かぶと思います。
その他にも小児科医や看護師、保健師も専門的な立場からアドバイスをしてくれますし、離乳食アドバイザー、乳幼児食指導士などの民間資格を持っている方も離乳食の相談に乗ってくれます。
このような専門家の方には、どこで相談に乗ってもらえるでしょうか。
【かかりつけの小児科】
小児科は病気にかかったときや健診の時に行くイメージが強い方も多いですが、育児全般の相談に乗ってくれる病院もあります。
離乳食相談もそのひとつ。
いつからスタートさせるといいのか、アレルギーの心配があるときなどは相談に乗ってくれますよ。
【地域の保健センター】
地域の保健センター・保健所には、管理栄養士、栄養士、保健師などがいます。
自治体が主体となった離乳食教室が開かれている場合、この保健センターや保健所が開催していることが多いです。
離乳食教室とは別に、個別の離乳食相談、電話相談を行っている地域も多いので、問い合わせてみましょう。
【保育園・子育て支援センターなどの離乳食教室】
保育園やこども園では給食として栄養士が離乳食を作っています。
その栄養士が主体となって、保育園などでも離乳食教室を開催しているところもあります。
また、子育て支援センターでも、地域の栄養士や離乳食アドバイザーや乳幼児食指導士などが離乳食教室を開催していることも。
これらの教室の内容も参考になると思いますし、終わった後に個別の相談時間を設けている場合もあります。
個別の悩みに対しても相談できるか聞いてみましょう。
【ベビー用品店・ドラッグストアなどの離乳食相談会】
ベビー用品店やドラッグストアなどでも、離乳食相談会を行っていることがあります。
離乳食メーカーの栄養士などが直接相談に乗ってくれたり、レトルトの離乳食の試食ができることも。
【ミルクや離乳食メーカーの電話・オンライン相談】
対面で話すのは赤ちゃんがぐずってしまわないか心配、時間に都合がつきにくいという場合は、電話・オンライン相談もおすすめです。
ミルクや離乳食メーカーでは離乳食について、管理栄養士や栄養士が相談に乗ってくれるところもあります。
時間を気にせず好きな時に相談できるところもあるので、気軽に相談してみましょう。
離乳食相談をする際の準備
離乳食について相談をする際には時間に制限がある場合もありますし、赤ちゃんの生活リズムもあるので、できるだけスムーズに相談を進めたいですよね。
そのために以下のことを事前に準備しておきましょう。
【相談内容はまとめておく】
相談したいことを、まず箇条書きでもいいのでまとめておきましょう。
その中で一番悩んでいること、すぐに解決したいことを先に相談できるよう、優先順位を付けておくのもいいですね。
一番相談したかった事を相談し忘れた、聞きそびれたということがないようにしましょう。
【体重などの成長もメモしておく】
赤ちゃんの体重などの成長は、離乳食のアドバイスをもらう上で参考になることがあります。
母子手帳を相談に持っていく、電話相談の場合は近くに用意しておくといいでしょう。
【納得のいくアドバイスがもらえないときは…】
相談に行ったけれど、自分の悩みが解決できるようなアドバイスをもらえなかった、相談に乗ってもらった方と相性が良いと思えなかった…などの場合は、他の窓口へも相談へ行ってみましょう。
相手が離乳食における専門家であっても、その人の意見が絶対に正しいわけではありませんし、人間同士なので相性もあります。
ママやパパ自身の考え方、環境、赤ちゃんの個性などによって、解決方法は異なります。
いろんな方の意見を参考に、ママやパパ、何より赤ちゃんに合った方法で離乳食を進めていきましょう。
まとめ
離乳食は多くのママが悩むもの。
だからこそ、インターネット上にもいろんな解決策が載っていますが、それが赤ちゃんに合っているのかの判断は付けづらいですよね。
そんな時は今回紹介した相談先で、気軽に聞いてみるのがおすすめです。
悩んでいることを一つ一つ解決していきながら、離乳食を進めていきましょう。