毎日の離乳食作りは大変!
毎日パパとママの料理に加えて離乳食も作るのは大変ですよね。
離乳食は特に、アレルギーや栄養バランス、月齢に合った食べ物など気にかけなければならないことが多いものです。
離乳食後期は、1日に3食の食事をきちんととり始める時期でもあり、毎日似たような味では飽きてしまいます。
そこで、この時期の離乳食におすすめしたいのが、だしを使ったスープです。
手作りのだしを使うことで、赤ちゃんの体にも良く、素材の旨味を舌が覚えたり、嫌いなものが食べやすくなることもあります。
離乳食後期におすすめの手作りのだしを使ったスープのレシピを詳しく見ていきましょう。
だしを活かしたスープを作るときのコツ
離乳食後期は、調味料も少量であれば使えるようになる時期ですが、塩分や添加物が含まれていると、赤ちゃんの体にはやはり良くありません。
さらに、濃い調味料の味に慣れてしまうと薄い味の料理を食べなくなってしまう可能性もあります。
そのため、スープを作るときはだしの味を活かして、調味料は少量で抑えるようにしましょう。
だしに合わせたスープレシピ
今回は、6種類のだしを使ったスープレシピをご紹介します。
レシピは、離乳食後期の1色あたりの食材の量を参考にしています。
レシピの野菜は量を記載していませんが、1食あたり野菜類を合わせて40gになるように用意してください。
また、野菜などの食材は食べやすい大きさとして5~8㎜角に切って使いましょう。
多めに作って冷凍したり、味付けなどは別にしてパパやママの分にもアレンジすると便利です。
【昆布だしを使ったスープレシピ】
<ささみと野菜のスープ>
材料
・たまねぎ
・にんじん
・じゃがいも
・ささみ 15g
・昆布だし 150ml
作り方
①野菜とささみを食べやすい大きさに切ります。
②昆布だしを入れた鍋に野菜と鶏ひき肉を入れて沸騰させます。
③中火にして野菜が柔らかくなるまで煮てできあがりです。
季節に合わせて野菜を変えて作ってみてください。
離乳食後期から、ブロッコリーの芯などが食べられるので入れてみても良いでしょう。
【かつお昆布だしを使ったスープレシピ】
<たらと野菜のスープ>
材料
・たまねぎ
・にんじん
・だいこん
・たら 15g
・かつお昆布だし 150ml
作り方
①野菜とたらを食べやすい大きさに切ります。たらは骨を取り除いてください。
②かつお昆布だしと野菜を鍋に入れて沸騰させます。
③中火にしてたらを入れて、野菜が柔らかくなるまで煮てできあがりです。
たらをかれいやひらめなど他の白身魚に変えても良いです。
多めに作って、次の日はそうめんを入れて、にゅうめんにアレンジするのもおすすめです。
【干し椎茸だしを使ったスープ】
<五目野菜スープ>
材料
・白菜
・にんじん
・長ねぎ
・なす
・だしに使った干ししいたけ
・干し椎茸だし 150ml
作り方
①野菜を食べやすい大きさに切ります。
②だしを取った干し椎茸と長ねぎは小さく刻んでください。
③干し椎茸だしと野菜を鍋に入れて沸騰させます。
④中火にして野菜が柔らかくなるまで煮てできあがりです。
多めに作って、次の日にはうどんを入れてアレンジすることもできます。
【野菜だしを使ったスープ】
<中華スープ>
材料
・春雨 4g
・ほうれん草
・たまねぎ
・しいたけ
・卵 1/2個
・野菜だし 150ml
・ごま油 少々
作り方
①野菜を食べやすい大きさに切ります。しいたけは刻んでください。
②春雨をゆでて小さく切ります。
③野菜だしと野菜、春雨を入れて沸騰させます。
④中火にして野菜が柔らかくなるまで煮ます。
⑤溶き卵を入れて少し煮て、ごま油を入れたらできあがりです。
【鶏野菜だしを使ったスープレシピ】
<トマトスープ>
材料
・トマト
・大根
・ひき肉 15g
・鶏野菜だし 150ml
作り方
①トマトは皮をむいて種をとってください。
②野菜を食べやすい大きさに切ります。
③鍋に野菜とひき肉を入れて炒めます。
④ひき肉の色が変わったら、鍋に鶏野菜だしを入れます。
⑤野菜が柔らかくなるまで煮込んだらできあがりです。
多めに作って、次の日は少量のチーズとご飯を入れてリゾット風にアレンジするのもおすすです。
【煮干しだしを使ったスープレシピ】
<味噌汁>
材料
・にんじん
・たまねぎ
・白菜
・わかめ 3g
・豆腐 40g
・煮干しだし 150ml
・味噌 少々
作り方
①野菜を食べやすい大きさに切ります。
②豆腐はつぶして、わかめは刻みます。
③鍋に煮干し出しを入れて沸騰させます。
④野菜を入れ、野菜が柔らかくなるまで煮ます。
⑤火を止める少し前に豆腐とわかめを入れます。
⑥火を止めて味噌を入れて、ひと煮立ちさせたらできあがりです。
わかめは、より柔らかくなる生わかめを使いましょう。
まとめ
離乳食後期は、食べられる食材が増える時期です。
いろんな食材を使っただしで、アレルギーに気を付けながら、体に良いバラエティー豊かなスープを作ってください。