離乳食でブロッコリーはいつから使える?
様々な料理に使用できるブロッコリー。冷凍のものも販売されているので、1年中手に入りやすい食材ですよね。
そんなブロッコリーは、いつから離乳食として使用できるのかご存じですか?
ブロッコリーを離乳食として使用できる時期は、離乳食初期からです。しかし、茎など硬い部分はどうすれば離乳食に使用できるのか悩むこともあるでしょう。
今回は、離乳食にブロッコリーを取り入れる際の注意点や、離乳食期別のレシピを紹介するので参考にしてみてください。
離乳食でブロッコリーを使用する際のポイント
ブロッコリーには、ビタミンCやβカロテン、葉酸や鉄分などたくさんの栄養が含まれています。
離乳食初期からブロッコリーを使用することはできます。しかし、月齢によって与え方が異なるのでブロッコリーを使用する際のポイントを詳しく見ていきましょう。
【①購入する際のポイント】
ブロッコリーを購入する際は、蕾が盛り上がっていて色が濃いものを選びましょう。保存する時は、ビニール袋に入れて野菜室に入れるか、早めに食べきれない時は茹でて冷凍保存するのがおすすめです。
【②離乳食初期の与え方】
離乳食初期は、ブロッコリーの穂先のみを使います。穂先を柔らかく茹でてすり潰し、お湯でのばし、ペースト状にしてあげましょう。
【③離乳食中期、後期の与え方】
離乳食中期以降は、穂先だけでなく、茎も食べられるようになります。穂先と茎も柔らかく茹で、赤ちゃんに合わせた大きさに刻んであげましょう。
離乳食期別おすすめのブロッコリーレシピ
離乳食の時期別におすすめのブロッコリーレシピを紹介します。
【離乳食初期:白身魚の雑炊】
彩りも鮮やかになり、魚の良質なたんぱく質、ブロッコリーの栄養素も摂れるのでおすすめのレシピです。
1.白身魚、ブロッコリーの穂先を茹でてほぐし、すり潰しておく
2.鍋に10倍粥、白身魚、ブロッコリー、昆布だしを入れて弱火で煮込む
3.食べやすい硬さになれば盛り付ける
離乳食初期は量をたくさん食べないので、こちらのレシピに使用する白身魚は刺身を使用するのがおすすめ。骨抜きの作業がなくなり簡単ですよ。
【離乳食初期:ポタージュスープ】
炭水化物やビタミンが摂れ、ミルクベースの味で離乳食を始めたばかりでも飲みやすいスープです。
1.じゃがいもを加熱して、潰しておく
2.玉ねぎ、ブロッコリーを柔らかく加熱し、すりつぶす
3.じゃがいも、玉ねぎ、野菜スープ、粉ミルクを入れてトロトロになるまで煮込む
4.3にブロッコリーをトッピングして盛り付ける
ミルクが甘く、洋風の味で、とろりと食べやすいスープですよ。
【離乳食中期:鮭のミルク粥】
妊娠中気のレシピとしておすすめなのが、鮭とブロッコリーを使用したミルク粥です。
1.昆布だしで鮭を湯通しして、骨を取り除きほぐす
2.ブロッコリーを柔らかく茹でて穂先をみじん切りにする
3.粉ミルク、コンソメをお湯で溶きおかゆと1、2を耐熱容器に入れる
4.600wで30秒ほどレンジでチンする
ブロッコリーだけでなく、人参や玉ねぎなど他の野菜も入れてアレンジしてみるのもいいですね。
【離乳食中期:かぼちゃの白和え】
色々な食材が入っており、見た目も鮮やかなレシピです。
1.かぼちゃのワタを取り、レンジで柔らかくなるまで加熱する
2.ブロッコリーを柔らかく茹で、みじん切りにする
3.かぼちゃ、ブロッコリー、豆腐を耐熱容器に入れて混ぜる
4.600wで30秒ほど加熱する
香りづけに粉チーズを振りかけたり、コーンなどを入れてアレンジするのもおすすめです。
【離乳食後期:豆乳ホワイトソース】
野菜がたくさん入っているレシピです。豆乳を使うので、牛乳アレルギーのある子も安心。小麦も使っていないホワイトソースのレシピです。
1.人参、大根、ブロッコリー、じゃがいもを下茹でして小さく切る
2.刻んだ野菜と無添加ブイヨンを加えて野菜が柔らかくなるまで煮詰める
3.2に豆乳を加え、豆乳が少し少なくなるまで煮詰める
4.火を止め、水溶き片栗粉を加えてとろみがつくまで煮詰める
ごはんやパンにかけるなど、いろいろなアレンジができます。小分けにして冷凍保存ができるようなので、たくさん作って冷凍もおすすめです。
【離乳食後期:豆腐ハンバーグ】
たくさんの野菜が入っており、手づかみ食べにもおすすめのレシピです。
1.玉ねぎ、人参、ブロッコリー、椎茸、れんこん、小松菜をみじん切りにする
2.1の野菜を柔らかくなるまで炒めてコンソメで下味をつけ、冷ましておく
3.豆腐をレンジで水切りして冷ましておく
4.ボウルに豚ひき肉、3を入れて滑らかになるまでこねる
5.4に2を入れて水分の状態を見ながら溶き卵を入れる
6.5を形成し、フライパンで焼く
このまま食べても美味しいですが、餡掛けをかけてアレンジもできますね。冷凍保存もできるのでおすすめです。
まとめ
ブロッコリーには、ビタミンCやβカロテンや鉄分などが含まれている栄養たっぷりの野菜です。手に入りやすく、アレンジもたくさんできるので離乳食に取り入れたい野菜ですね。
穂先は離乳食初期から食べられるので、レシピを参考に赤ちゃんに食べさせてあげてください。