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小松菜を離乳食で使えるのはいつから?
小松菜といえば、1年中お手軽価格で購入できる緑黄色野菜ですよね。
免疫力が高まるβカロテンが豊富で、赤ちゃんの成長に欠かせないカルシウムや鉄分なども含まれています。
いつでも購入できる栄養満点の小松菜は、ぜひ離乳食に取り入れたいものです。
小松菜が離乳食に使えるのは、離乳食初期から。最初の野菜としても最適なので、積極的に離乳食に取り入れてみましょう。
では、これから小松菜を使う時のポイントや、おすすめのレシピを離乳食の時期別にご紹介していきます。
離乳食に小松菜を使う時のポイント
では、離乳食に小松菜を使う時のポイントを4つご紹介します。
【ポイント①】葉先から与える
まず初めは、小松菜を始めるときは葉先から始めることです。
茎は繊維が多いため、まだ歯が生えそろっていない赤ちゃんには、食べにくい部分です。そのため、初めは葉先をペーストしたものから与えましょう。
ちなみに、茎を食べられるようになるのは、離乳食後期に入ってからです。
【ポイント②】しっかり茹でてあく抜き
2つ目のポイントは、初めて小松菜を使う際にはしっかりと茹でることです。
小松菜はほうれん草よりも、えぐみのもととなるシュウ酸は少なめです。しかし、初めのうちは茹でてあく抜きしてあげると、より食べやすくなりますよ。
【ポイント③】緑色が濃いものを選ぶ
最後に紹介するポイントは、新鮮な小松菜の選び方についてです。赤ちゃんが食べるものなので、よりおいしくて新鮮なものを選びたいですよね。
小松菜は葉っぱの色が濃くてハリがあり、茎が太いものが新鮮なのでおすすめ。
ちなみに小松菜の旬は冬なので、冬のものはより一層美味しいものが手に入りますよ。
【離乳食初期】さつまいもと小松菜のペースト
小松菜は味に少しクセが合って、苦手な赤ちゃんもいます。そういう時は、甘みのあるさつまいもと合わせて、食べやすくしてみましょう。
~作り方~
1.さつまいもは皮をむいて輪切りにし、柔らかくなるまで茹でます。柔らかくなったさつまいもを潰し、裏ごしします。
2.小松菜の葉先を茹で、水にさらしてから水気を切ります。こまかく刻んだ後に、すりつぶしましょう。
3.それぞれのペーストを小さじ1ずつお皿に入れて、混ぜて完成。
【離乳食中期】小松菜がゆ
小松菜とおかゆを合わせると、栄養満点なごはんものが完成します。作り方も簡単なので、気軽に作れます。
~作り方~
1.小松菜の葉先を茹でて、こまかく刻んでからすりつぶします。
2.鍋にだし汁にごはんを入れ、柔らかくなるまで煮ます。
3.2.の鍋にすりつぶした小松菜を入れ、ひと煮したら完成。
【離乳食後期】豚肉と小松菜のうどん
肉と野菜をうどんに加えることで、赤ちゃんも食べやすい1品料理になりますよ。小松菜以外の野菜も入れると、ボリュームも栄養もたっぷりなうどんになります。
~作り方~
1.うどんを茹でて、食べやすい大きさに切ります。
2.小松菜の葉先を茹でて、粗みじん切りにします。
3.豚ひき肉15gと片栗粉と水を耐熱容器に入れて、よく混ぜます。ふんわりラップをして、電子レンジで40秒加熱して、水気を切りましょう。
4.上記のものを全て混ぜ合わせて、めんつゆを薄めたものを加えて味を調整して完成。
【離乳食完了期】小松菜のとバナナの蒸しパン
朝ごはんやおやつになる蒸しパンに小松菜を入れてみるのはいかがでしょうか?なかなか野菜を食べてくれないという子でも、食べやすい野菜入りのおやつになりますよ。
~作り方~
1.小松菜を茹でて、粗みじん切りにして水気を切ります。
2.バナナ15gをつぶして、小松菜・ホットケーキミックス大さじ3・牛乳25mlを混ぜ合わせます。
3.耐熱容器に2.を入れて、ラップをかけずに1分電子レンジで加熱します。輪切りのバナナを蒸しパンの上に飾って完成。
まとめ
今回は小松菜を離乳食に取り入れるポイントについて、ご紹介しました。小松菜は気軽に買える野菜ですが、独特のクセが苦手になってしまう赤ちゃんもいます。
小松菜のえぐみはしっかりと茹でてあく抜きすることで、ある程度抑えることができるので、面倒でも丁寧に下ごしらえをしましょう。
栄養満点の緑黄色野菜である小松菜を、離乳食にたくさん取り入れて、赤ちゃんに美味しく食べてもらいましょう。