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高野豆腐で離乳食を作る時のポイント

離乳食の高野豆腐はいつから食べられる?

栄養価が高いことで知られる高野豆腐。

木綿豆腐を乾燥させて作られているので、豆腐よりもたんぱく質・鉄分・カルシウムが多く含まれています。

乾燥したまますりつぶしたり、他の食材と混ぜて使うこともできるので、とても便利な食材です。

 

そんな高野豆腐ですが、赤ちゃんに与えるなら離乳食中期からが良いでしょう。

豆よりも食感があるので、すりおろしたり細かく刻んで作るようにしましょう。

 

それでは、高野豆腐で離乳食を作る時のポイントと離乳食期別のレシピをご紹介いたします。

 

高野豆腐で離乳食を作る時のポイント

【ポイント①アレルギーに注意】

高野豆腐は木綿豆腐から作られているので、原料は大豆です。

大豆アレルギーの可能性がある赤ちゃんには食べさせないようにしましょう。

大豆のアレルギーがあるかどうかわからない場合は、最初は加熱したお豆腐をあげてみると良いでしょう。

 

【ポイント②シンプルな原材料のものを選ぶ】

たくさんの種類の市販品がありますが、できるだけシンプルな原料の高野豆腐を選びましょう。

産地も気になる方は、国産大豆使用と書かれているものを選ぶと良いでしょう。

 

【ポイント③まずは乾燥したまますりおろす】

最初に食べさせる時は、水に戻して作るのではなく、乾燥した状態ですりつぶしましょう。

食べ慣れてきたら、水で戻し細かく刻んで作る方法も試してみましょう。

 

【ポイント④冷凍保存を活用する】

離乳食では一度に使う量が少ないので、水を含ませて戻し切り刻み、よく水気を切ってから少量ずつ冷凍保存すると便利です。

ただし、冷凍保存していても劣化は進むので、1週間以内に食べきるようにしましょう。

 

【ポイント⑤食べさせる量】

豆腐の目安量が離乳食中期で30〜40g、離乳食後期で45gです。

ただし、この量はタンパク質を豆腐のみから摂る場合なので、魚や乳製品などと組み合わせる際はトータルで考えるようにしましょう。

 

【離乳食期別】高野豆腐を使ったレシピ

それでは、離乳食期別におすすめのレシピをご紹介いたします。

 

【離乳食中期】

食べ始めるなら離乳食中期から。

普通の豆腐よりも食感があるので、まずはすりつぶして作りましょう。

 

#1:高野豆腐とにんじんのスープ

材料:高野豆腐 5g、にんじん 15g、かつお昆布だし 150ml

<作り方>

①高野豆腐を乾物のままおろし金ですりおろす

②にんじんを細かく切る

③かつお昆布だしでにんじんを柔らかくなるまで煮る

④高野豆腐を入れて弱火で煮る

 

#2: 高野豆腐と野菜のお粥

材料:お粥 大さじ4、だし汁 大さじ4、乾燥した高野豆腐 大さじ1、にんじんやほうれん草など 大さじ1、味噌 小さじ半分より少なめ

<作り方>

①野菜を柔らかくゆでてみじん切りにする

②高野豆腐をおろし金ですりおろす

③鍋に全て入れて煮込み、最後に味噌で少し味付けをする

 

【離乳食後期】

少し食べ慣れてくる離乳食後期。

すりつぶした高野豆腐から、今度はそのものの形を生かして作ってみましょう。

 

#1:高野豆腐の煮物

材料:高野豆腐 1/3枚、にんじん 5gくらい、ささみ 3gくらい、和風だし 大さじ3

 

<作り方>

①高野豆腐を水に入れて戻し小さめの角切りにする

②にんじんも角切り、ささみはみじん切りにする

③全ての材料を鍋に入れて煮込む

 

#2:高野豆腐のフレンチトースト

材料:高野豆腐 10g、牛乳 50cc、溶き卵 1個分、バター5g

 

<作り方>

①高野豆腐を食べやすい大きさに切りぬるま湯で戻す

②よく絞り砂糖を入れた牛乳に浸しレンジで30秒ほど加熱する

③溶いた卵にくぐらせる

④フライパンで両面焼く

 

【離乳食完了期】

離乳食完了期になると、食べられる食材も増えている頃でしょう。

和風の味付けだけではなく、洋食メニューにもアレンジしてレパートリーを増やすのもおすすめです。

この時期は大人のメニューの取り分けを始める方も多いかもしれません。

味付けが濃くなりすぎないように注意しましょう。

 

#1:高野豆腐のグラタン

材料:高野豆腐 2個、ブロッコリー 10g、にんじん 5g、しめじ 5g、粉チーズ 少々、ホワイトソース 大さじ2

 

<作り方>

①高野豆腐をお湯で戻し食べやすい大きさに切る

②ブロッコリー、にんじん、しめじを細かく切って茹でる

③ホワイトソースで和える

④粉チーズをかけてオーブントースターで焼き色が付くまで焼く

 

#2:高野豆腐のハンバーグ

材料:高野豆腐 1個、にんじん 2cm程度、玉ねぎ 1/8個、片栗粉 小さじ1、パン粉 適量

 

<作り方>

①高野豆腐をお湯で戻しておく

②みじん切りにしたにんじんと玉ねぎを柔らかくなるまでレンジで加熱する

③高野豆腐の水をよく絞りフードプロセッサーでペースト状にする

④ボウルに全て合わせ食べやすい大きさに成形する

⑤フライパンで両面焼く

 

まとめ

栄養価が高く保存にも便利な高野豆腐。

赤ちゃんにも積極的に食べさせたいですよね。

高野豆腐といえば煮物ですが、そのままの形を生かしたメニューだけではなく、すりつぶして作るなどアレンジも豊富。

和風の献立にはもちろん、洋食のメニューにもぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

食べ始める時期は離乳食中期を目安にして、離乳食の進み具合に応じて形や大きさなども変えていきましょう。

この記事を書いたライター

おがわ みなみ
おがわ みなみ

関西在住で一児の母です。 子育てをしながら仕事も両立したいと思い、在宅ライターを始めました。 日々、子供と楽しく暮らせるよう工夫することが大好きです。 新米ママやプレママさんのお役に立てるような記事をお届けします。よろしくお願いします。

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