離乳食できのこはいつから使える?
1年中ほとんど同じ金額で購入することができるきのこ。
そんなきのこは、離乳食でいつから使用できるのかご存じですか?
しいたけなどのきのこでとる”だし汁”は離乳食初期から、細かく刻んだきのこは離乳食中期から使用することが可能です。
しかし、きのこをどうやって離乳食に取り入れるのか悩むこともあるでしょう。
そこで今回は、きのこを離乳食に取り入れる際の注意点や離乳食期別のレシピを紹介するので参考にしてくださいね。
離乳食できのこを使用する際のポイント
きのこには、食物繊維、ビタミンB1、B2やビタミンDなどの栄養素が豊富に含まれています。
離乳食中期から使用することができますが、月齢によって与え方が異なるので注意点などを見ていきましょう。
【①購入する際のポイント・保存方法】
傘の部分が肉厚で、触るとパリッと折れそうなものを選ぶといいでしょう。また、柄が白く弾力があるものもおすすめです。
きのこは、冷蔵庫でも比較的長く保存することができます。が
冷凍することによって旨味が増すので、冷凍保存するのがおすすめです。
【離乳食時のきのこの与え方】
きのこは、火を通しても柔らかくならないのでペースト状にするのは大変です。ハンドブレンダーなど用いると良いでしょう。
きのこを煮ただし汁は、初期から与えることができますが、きのこ自体を使用する場合は離乳食中期から、細かく刻んで与えるのがいいでしょう。
離乳食期別おすすめのきのこレシピ
離乳食の時期別におすすめのきのこレシピを紹介します。
【離乳食中期:しめじと鶏のおじや】
野菜がたくさん入って栄養満点のレシピです。
1.さつまいも、にんじん、きゃべつ、しめじを細かくみじん切りにする
2.だし汁と1、鶏ひき肉を入れて野菜が柔らかくなるまで煮る
3.2ご飯を入れて水分がなくなるまで煮る
ご飯を入れる前に取り分けると、冷凍保存も可能です。小分けに冷凍保存をしているとうどんなどにかけてアレンジも楽しめそうですね。
【離乳食中期:椎茸としめじの野菜スープ】
野菜がたっぷりでいろいろなアレンジが楽しめるレシピです。
1.にんじん、かぶ、大根、長芋は月齢に合わせた大きさに切る
2.玉ねぎは粗みじん切り、キャベツと白菜は葉の部分を細かく切る
3.かぼちゃ、ほうれん草は下茹でして細かく切る
4.椎茸、しめじは細かくみじん切りにする
5.1~4とだし汁を鍋に入れて具材が柔らかくなるまで煮る
6.5に水溶き片栗粉を加えてとろみをつける
たくさん作っても冷凍保存が可能です。お湯で粉ミルクを溶いて入れてミルクスープやうどんやご飯にかけて食べるのもおいしそうですね。
【離乳食中期:きのこのポタージュ】
大人もおいしく食べられるレシピです。赤ちゃんと一緒に食べてみてはいかがですか。
1.えのき、椎茸の石づきを取ってえのきは三等分、しいたけと玉ねぎは薄くスライス
2.フライパンにオリーブオイルをひき、玉ねぎがしんなりするまで炒める
3.2に1のえのきと椎茸を入れてしんなりするまで炒める
4.3に水とかつおだしを入れて15分ぐらい煮る
5.4をミキサーなどに入れて形がなくなるまで混ぜる
6.5を鍋に戻し、豆乳を加えて沸騰しないように煮る
7.6に味噌を溶かしいれる
大人の分は、お皿に盛り付けてから塩コショウを振りかけるとおいしく頂けます。
塩分が気になる方は、味噌を入れる前に赤ちゃんの分を取り分けてあげるのもいいですね。
【離乳食後期:しめじときゃべつのおやき】
野菜の種類を変えてアレンジもおすすめです。手づかみ食べの練習にいかがですか。
1.しめじ、キャベツをみじん切りにする
2.1を50秒ほどレンジでチンする
3.ツナを油切りか塩抜きをしておく
4.軟飯、2と3、鰹節、青のりを入れてよく混ぜる
5.4をフライパンで両面焼く
たくさん作って冷凍保存も可能です。お出掛けのおやつに持って行くのもおすすめですよ。
【離乳食後期:きのこハンバーグ】
卵不使用で大人もおいしく食べられるレシピです。
1.玉ねぎ、しめじをみじん切りにしてレンジで少しチンする
2.豆腐を水切りする
3.ボウルにひき肉、1と2、味噌を入れてよく混ぜる
4.スプーンなどを使用して丸く成形する
5.フライパンで両面焼く
大きさを変えると大人もおいしく食べられますよ。手づかみ食べの練習にもおすすめです。
【離乳食後期:鮭ときのこの炊き込みご飯】
たくさん作って冷凍保存もできるレシピです。
1.鮭は、骨と皮を取り除いておく
2.しめじと舞茸、えのきの石づきを取ってみじん切りにする
3.にんじんもみじん切りにしておく
4.お米にだしと2、3を入れて1を乗せて炊飯器で炊く
5.炊きあがったらバター、小ねぎ、白ごまを入れて混ぜる
赤ちゃんの分を取り分けたあとに、醤油を入れて混ぜると大人もおいしく食べられますよ。
乳製品のアレルギーの心配がある方は、バターは入れずに作ってみてください。バターがなくても、おいしく頂けます。
まとめ
きのこには、食物繊維やビタミンDなどの栄養素が豊富に含まれています。
手に入りやすく、1年中購入できる食材なのでアレンジしながら離乳食に取り入れてみてくださいね。